どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

さて、前回の記事で闇に紛れてご近所の目をごまかす話を書いたが、読者のみなさん、特にファーザーズアングラーの皆様においては日頃いかに釣りをするか試行錯誤し、苦労されていることだろう。

残業であると家族に虚偽報告をし、スーツのままパックロッドで1時間だけ往復ランガンし、かなりの釣果を出しているワタシが尊敬する荒川アングラーさんがいる。

※新橋サラリーマンオヤジXとは別人

最近は忙しくて釣りができない状況のようであるが、その努力に脱帽である。

この方が凄いのはそれだけではない。

すぐ目の前でルアーが根掛かりした時などは革靴を脱いで入水しルアーを回収するのだ。

つまり、革靴でしかエントリーできない護岸でも往復ランガンすることで釣果を上げている。

この季節、そこに大きなヒントがあるのではないだろうか。

6月3日

19時15分〜21時

中潮 下げ五分ぐらい

晴れ

そこそこ強風

 

ようやく荒川が次のステージ、ワタシが一番好きな季節に移行したようである。まだ油断はできぬが。

すくなくともワタシがホームとしている2.3kmほどの区間はようやく去年の5月頃と同じような状況となってきた。

とは言えこの季節、このエリア、ボコスカ釣れるワケではないから難しい。ただし、そこに魚がいれば一投目で食ってくる可能性が高い。サイズはともかくだが。

一投目で食ってくるやる気シーバスを足で探してこちらから積極的に釣っていくのがこれからの季節のシーバスフィッシングだ。そして、積極的なルアー操作が好釣果へと結びつく事もあり、この釣りの最大の醍醐味シーズンである。

まぁこれまでも積極的なランガンやルアー操作はしてはいたが、5月はアタリすらなく本当に厳しい日々が続いていたのだ。

これは言い訳ではない。

やる気シーバスを探す為に必要な3点セットは潮位、潮流、ポイントである。

我々隙間時間に生きるファーザーズアングラーは時間、潮位を選べないと思いがちだが、悲観する事なかれ。必ず、この条件ならココ!と言うポイントがあるのだ。それを探して見つけるのがまた楽しい。

ハイシーズンであればそんなに悩まなくともどこでも釣れていたシーバスであるが、これからはそうはいかない。ならばとっておきの自分だけの秘密ポイントを見つけようじゃないか!

この季節のシーバスフィッシングは朝起きたときから脳内で始まる。

今日の天気は?気温は?風向きは?風速は?潮汐、潮流は?日没時間は?それらの条件によって最初に入るポイントが変わってくる。具体的にはみなさんご自分の目と足と勘で探すと楽しさ倍増だろう。

上述したココ!と言うポイントは毎日変わるのだ。もはや仕事どころではない。上司の小言、部下の悩み、そんな事はどうでもいい。今大事なのはどのようにその日の釣りプランを組み立てるかなのだ!

さて、どこのポイントからエントリーしようかと様々な条件から勘案し、朝から頭が発熱するほど考え抜き、前回「トップウォータープラグ」に反応のあった狩猟ポイントからエントリーする事にした。

そして、このエリアでまだ釣果が出せていない場所があり、そこがどうしても気になる。それなら今日はこのエリアを徹底的に探ってみようではないか!

まだトップウォーターには季節が早い感じだが実験はしたい、でも確実に釣りたい!そんな助平心丸出しな今回はいきなりトップウォーターは使わずにローリングベイトSSSで水面直下をクリクリと狙う作戦である。

ワタシの思惑が間違っていなければ数投のうちに答えは出るはずだ。

前回ほどでは無いが今日もそこそこ強風である。天気予報ではそんなはずじゃなかったはずなのにだ。

悟空風に言うと、

オラ、イライラすっぞ!

である。

穂先のライン絡み、ルアーフックへのライン絡み、思わぬラインの放出、イライライライライライライライラ!

イライライライライライライライラ!

飛距離の出ないローリングベイトSSSを風に逆らってここぞ!と言うポイントを上流から下流方向へと一投ずつキャストし、潮流に逆らってルアーを引いてくる段になると、ゴツン!と下から食い上げてきた!

ゴゴゴ!バシャ!

なぜかこちらに向かって全力で突進してくるシーバス。引きを大して味わう事なく陸揚げとなってしまった。

元気がよすぎてフィッシュグリップをかける時に危うくまたフッキングパパになるかと思ったが、流血だけで済んだのは幸いである。

今回も40センチの銀ピカシーバス。同じシーバスが食ってきているのではないかと思うほどサイズがいつも同じである。

IMG_1149

開始早々のヒットとなり、次を狙って上流へ、下流へと往復1.2kmほどをランガンするがシーバスの反応はない。

この日も回し蹴りオジサンがいたのだが、なんと上半身裸でファイティングポーズからの回し蹴りである。いつ見てもあの鋭い回し蹴りは美しい。

そして強風。

イライライライライライライライラ!

残り30分でなんとかシーバスを出すべくMMM(マイナーポイントのメジャーポイントのマイナーポイント)へと小移動し、トップを中心に探るが、やはり反応はない。

ただの荒川のようだ。

多少風はおさまったような気はするが、それでもあまり心地の良い風ではないため、ここを最後とし、この日は納竿することにした。

サイズはともかく、今回も狙い通りに出せた事がとても嬉しい。

荒川の神様、ありがとう♪

荒川の神様、次も宜しくお願いします!

最後に、この日はトップウォーターには全く反応がなかった事を付け加えておこう。

これは言い訳ではない。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/06/IMG_1149.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/06/IMG_1149-150x150.jpgtsuri-ba荒川のシーバスフィッシングシーバス,トップウォーター,荒川どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 さて、前回の記事で闇に紛れてご近所の目をごまかす話を書いたが、読者のみなさん、特にファーザーズアングラーの皆様においては日頃いかに釣りをするか試行錯誤し、苦労されていることだろう。 残業であると家族に虚偽報告をし、スーツのままパックロッドで1時間だけ往復ランガンし、かなりの釣果を出しているワタシが尊敬する荒川アングラーさんがいる。 ※新橋サラリーマンオヤジXとは別人 最近は忙しくて釣りができない状況のようであるが、その努力に脱帽である。 この方が凄いのはそれだけではない。 すぐ目の前でルアーが根掛かりした時などは革靴を脱いで入水しルアーを回収するのだ。 つまり、革靴でしかエントリーできない護岸でも往復ランガンすることで釣果を上げている。 この季節、そこに大きなヒントがあるのではないだろうか。 6月3日 19時15分〜21時 中潮 下げ五分ぐらい 晴れ そこそこ強風   ようやく荒川が次のステージ、ワタシが一番好きな季節に移行したようである。まだ油断はできぬが。 すくなくともワタシがホームとしている2.3kmほどの区間はようやく去年の5月頃と同じような状況となってきた。 とは言えこの季節、このエリア、ボコスカ釣れるワケではないから難しい。ただし、そこに魚がいれば一投目で食ってくる可能性が高い。サイズはともかくだが。 一投目で食ってくるやる気シーバスを足で探してこちらから積極的に釣っていくのがこれからの季節のシーバスフィッシングだ。そして、積極的なルアー操作が好釣果へと結びつく事もあり、この釣りの最大の醍醐味シーズンである。 まぁこれまでも積極的なランガンやルアー操作はしてはいたが、5月はアタリすらなく本当に厳しい日々が続いていたのだ。 これは言い訳ではない。 やる気シーバスを探す為に必要な3点セットは潮位、潮流、ポイントである。 我々隙間時間に生きるファーザーズアングラーは時間、潮位を選べないと思いがちだが、悲観する事なかれ。必ず、この条件ならココ!と言うポイントがあるのだ。それを探して見つけるのがまた楽しい。 ハイシーズンであればそんなに悩まなくともどこでも釣れていたシーバスであるが、これからはそうはいかない。ならばとっておきの自分だけの秘密ポイントを見つけようじゃないか! この季節のシーバスフィッシングは朝起きたときから脳内で始まる。 今日の天気は?気温は?風向きは?風速は?潮汐、潮流は?日没時間は?それらの条件によって最初に入るポイントが変わってくる。具体的にはみなさんご自分の目と足と勘で探すと楽しさ倍増だろう。 上述したココ!と言うポイントは毎日変わるのだ。もはや仕事どころではない。上司の小言、部下の悩み、そんな事はどうでもいい。今大事なのはどのようにその日の釣りプランを組み立てるかなのだ! さて、どこのポイントからエントリーしようかと様々な条件から勘案し、朝から頭が発熱するほど考え抜き、前回「トップウォータープラグ」に反応のあった狩猟ポイントからエントリーする事にした。 そして、このエリアでまだ釣果が出せていない場所があり、そこがどうしても気になる。それなら今日はこのエリアを徹底的に探ってみようではないか! まだトップウォーターには季節が早い感じだが実験はしたい、でも確実に釣りたい!そんな助平心丸出しな今回はいきなりトップウォーターは使わずにローリングベイトSSSで水面直下をクリクリと狙う作戦である。 ワタシの思惑が間違っていなければ数投のうちに答えは出るはずだ。 前回ほどでは無いが今日もそこそこ強風である。天気予報ではそんなはずじゃなかったはずなのにだ。 悟空風に言うと、 オラ、イライラすっぞ! である。 穂先のライン絡み、ルアーフックへのライン絡み、思わぬラインの放出、イライライライライライライライラ! イライライライライライライライラ! 飛距離の出ないローリングベイトSSSを風に逆らってここぞ!と言うポイントを上流から下流方向へと一投ずつキャストし、潮流に逆らってルアーを引いてくる段になると、ゴツン!と下から食い上げてきた! ゴゴゴ!バシャ! なぜかこちらに向かって全力で突進してくるシーバス。引きを大して味わう事なく陸揚げとなってしまった。 元気がよすぎてフィッシュグリップをかける時に危うくまたフッキングパパになるかと思ったが、流血だけで済んだのは幸いである。 今回も40センチの銀ピカシーバス。同じシーバスが食ってきているのではないかと思うほどサイズがいつも同じである。 開始早々のヒットとなり、次を狙って上流へ、下流へと往復1.2kmほどをランガンするがシーバスの反応はない。 この日も回し蹴りオジサンがいたのだが、なんと上半身裸でファイティングポーズからの回し蹴りである。いつ見てもあの鋭い回し蹴りは美しい。 そして強風。 イライライライライライライライラ! 残り30分でなんとかシーバスを出すべくMMM(マイナーポイントのメジャーポイントのマイナーポイント)へと小移動し、トップを中心に探るが、やはり反応はない。 ただの荒川のようだ。 多少風はおさまったような気はするが、それでもあまり心地の良い風ではないため、ここを最後とし、この日は納竿することにした。 サイズはともかく、今回も狙い通りに出せた事がとても嬉しい。 荒川の神様、ありがとう♪ 荒川の神様、次も宜しくお願いします! 最後に、この日はトップウォーターには全く反応がなかった事を付け加えておこう。 これは言い訳ではない。 それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン