こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです!

十六島で釣り上げた魚達です。

釣りげたらリリースもしくは食べるのが釣り人のマナー。
今回は時間がなかったので、王道の刺身で食べたんですが、刺身を食べる際に重要なことを一つ学びました。

産地への信頼は大事。


今回の一番の大物は23cmのキジハタ。普段暮らしている東京では釣れることはないでしょうから、今回の釣行で釣ろうと決めていたんです。なんとか目標達成しました。



途中割愛して4魚種の刺身の完成です。

キジハタ、カサゴ、アジ、マダイの幼魚です。マダイはリリースしようと思ったんですが、ハリを飲み込まれたんで持ち帰りしました。右から時計回りに、アジ、キジハタ、タイ、カサゴ。中央のはキジハタの皮を湯引いたものです。

感想は言わずもがな、旨い。

以前の記事でキジハタは高級魚って話をちょろっとしたんで、どんだけ旨いんだ?!って思われるかも。答えは良くわからん!の一言です。確かに4魚種でそれぞれ若干違う味と食感があるのですが、どれも「旨い」って以上の表現が見当たりません。

今回主張したいのは、「旨い」ということではなく、「普通に」旨いということ。

「普通に旨い」という表現は普段の記事でもたまに使っているんですが、今回はその「普通」度が特に高い。というのは、出来上がった刺身を箸で取り、口に運び、「うん。旨い」ゴクン・・・その流れが極めて「普通」。普段食卓に並ぶ料理を何の迷いもなく食べるように。

ここ最近食べていた刺身といえば、荒川やら東京湾で釣ったシーバス。
食べるときの行程はこうです。
①怪しい点がないか凝視
②臭いをクンクン
③念のためもう一度クンクン
④ちょびっと噛みちぎって様子を伺う
⑤咀嚼
⑥やっぱり臭うなぁ
⑦覚悟を決める
⑧ゴクン

・・・・

視覚、嗅覚、味覚、それに気合いの4段階フィルター。普段食事をする時にこんな複雑な行程を踏むだろうか・・・いや、しない。荒川やら東京湾やらで取れた魚、他にはイナダやらサヨリやらを刺身で食べてみたことがあります。これらは問題なく美味しかった。でもそれは、結果的に美味しかったというもので、食べる際の行程は基本変わらないのです。

しかし、今回十六島で釣れた魚達は違いました。

なぜなのでしょう・・・・

故郷の海とその恵みへの信頼。

故郷島根の海はゴミもない綺麗な海!というつもりはさらさらない。だが、生まれてから何度も釣りをして、何度も泳いで、取れた魚を食べてきた経験。そして健康体で無地暮らせているという結果。

他方で、

・・・もうちょっと時間を下さい。

東京の海や川が汚染された危険地帯だというつもりはさらさらない。だが、一朝一夕で出来上がるほど信頼は安いものではないのです。小さい頃からここの魚を食べていたのなら、今頃には「普通に旨い」と言って食事を楽しんでいるでしょう。だが、現時点では東京湾で釣りを始めて約半年・・・もうちょっと時間下さい。

あと10年?いやもっとかな・・・

No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2018/01/IMG_4799.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2018/01/IMG_4799-150x150.jpgいしぽよ釣りTALKアジ,キジハタ,刺身,料理こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです! 十六島で釣り上げた魚達です。 釣りげたらリリースもしくは食べるのが釣り人のマナー。 今回は時間がなかったので、王道の刺身で食べたんですが、刺身を食べる際に重要なことを一つ学びました。 産地への信頼は大事。 今回の一番の大物は23cmのキジハタ。普段暮らしている東京では釣れることはないでしょうから、今回の釣行で釣ろうと決めていたんです。なんとか目標達成しました。 途中割愛して4魚種の刺身の完成です。 キジハタ、カサゴ、アジ、マダイの幼魚です。マダイはリリースしようと思ったんですが、ハリを飲み込まれたんで持ち帰りしました。右から時計回りに、アジ、キジハタ、タイ、カサゴ。中央のはキジハタの皮を湯引いたものです。 感想は言わずもがな、旨い。 以前の記事でキジハタは高級魚って話をちょろっとしたんで、どんだけ旨いんだ?!って思われるかも。答えは良くわからん!の一言です。確かに4魚種でそれぞれ若干違う味と食感があるのですが、どれも「旨い」って以上の表現が見当たりません。 今回主張したいのは、「旨い」ということではなく、「普通に」旨いということ。 「普通に旨い」という表現は普段の記事でもたまに使っているんですが、今回はその「普通」度が特に高い。というのは、出来上がった刺身を箸で取り、口に運び、「うん。旨い」ゴクン・・・その流れが極めて「普通」。普段食卓に並ぶ料理を何の迷いもなく食べるように。 ここ最近食べていた刺身といえば、荒川やら東京湾で釣ったシーバス。 食べるときの行程はこうです。 ①怪しい点がないか凝視 ②臭いをクンクン ③念のためもう一度クンクン ④ちょびっと噛みちぎって様子を伺う ⑤咀嚼 ⑥やっぱり臭うなぁ ⑦覚悟を決める ⑧ゴクン ・・・・ 視覚、嗅覚、味覚、それに気合いの4段階フィルター。普段食事をする時にこんな複雑な行程を踏むだろうか・・・いや、しない。荒川やら東京湾やらで取れた魚、他にはイナダやらサヨリやらを刺身で食べてみたことがあります。これらは問題なく美味しかった。でもそれは、結果的に美味しかったというもので、食べる際の行程は基本変わらないのです。 しかし、今回十六島で釣れた魚達は違いました。 なぜなのでしょう・・・・ 故郷の海とその恵みへの信頼。 故郷島根の海はゴミもない綺麗な海!というつもりはさらさらない。だが、生まれてから何度も釣りをして、何度も泳いで、取れた魚を食べてきた経験。そして健康体で無地暮らせているという結果。 他方で、 ・・・もうちょっと時間を下さい。 東京の海や川が汚染された危険地帯だというつもりはさらさらない。だが、一朝一夕で出来上がるほど信頼は安いものではないのです。小さい頃からここの魚を食べていたのなら、今頃には「普通に旨い」と言って食事を楽しんでいるでしょう。だが、現時点では東京湾で釣りを始めて約半年・・・もうちょっと時間下さい。 あと10年?いやもっとかな・・・ No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン