どうもこんにちは!ツリーバ編集長の日比谷です。

前日ようやく納得のいく派手な出方で良型のトップシーバスを釣ったのだが、トップウォーターでパカーン!と良型がよくでる季節になったのかと言えば全くそんな事はなく、悲しいかなまだまだマイクロベイトの神経質な釣りがメインだ。

今季は今ひとつな状況はお伝えしている通りなのだが、その原因の一つは鮎の遡上がものすごく少なかった事にあるのではないかと考えている。例年であればひと月に何十万匹と言う鮎が秋ヶ瀬を超えていくのだが、今年は数百匹程度と極端に少なかったようだ。つまり、追っかけて遡上する要因がなかったという事である。

とは言え、良型の水柱パッカーン!をようやく見ることができたのだから、ここからはトップとスーサントゥイッチをメインに荒川ホームのトップ攻略、小爆発攻略をしていくのがこの季節のワタシの楽しみ方だ。

トップウォーターはやる気のない魚の活性を瞬間的に高める力は弱い、つまりリアクションバイトは極めて難しいという事だ。

それが故、ベイトの群れがシーバスの活性を高めているポイント探しがトップの釣果へと繋がる近道という事になる。

一か八かになってしまいかなり危険な技だが、人工的に活性を高めてやる方法もある。1つはベイトの近くを歩いて逃げ惑わせる、もう1つはスーサンなどを使ってベイトを散らかす。

シーバスがベイトにリアクションしたところでトップウォーターを投げ込んでやるとズパーン!と出てくる事がある。シーバスの活性はベイトによって高められている証拠でもあるわけだ。

しかし、気配を悟られたり、散らしに失敗するとスレてしまうので注意が必要だ。

正確にはスレると言うよりはルアーや気配を見抜かれてしまう。狩猟本能で生きているのだから、やつらは頭がいいのだ。それが所謂釣れないスーパーライズである。

そんな時は無理をせずトップ以外のルアーを使うのがセオリーだ。

しかし、トップウォーター中毒者のワタシには、

セオリー?そんなのかんけーねー!

7月25日 月曜日

19時30分〜21時。の予定が22時

上げ八分ぐらい

曇りまぁまぁ強風

 

昨日の水柱の興奮が忘れられない!おすぎです!

秘密トップポイントを中心にベイトを探してランガンしようかと思ったのだが、ストラクチャーポイントへ向かうと風が強く水面が波打っている。できないことはないがトップしかやるつもりがないので風裏のポイント開拓をすることにした。

数年前から気になっていて、実際にルアーを投げてみた事がある秘密の場所があり、条件さえ揃えば確実にシーバスが入ってくると読んでいたのだ。

遠くからそーっと静かに観察していると、

ズパーン!パカーン!

こ、これは。。。スーパーライズキングダム!

ここ以外は全くもって静かなのに、ここだけ大騒ぎだ。こう言うポイントが実はいくつもあり、それを探すのもトップウォーター中毒者の楽しみの一つである。活性は各ポイントで違うのだ。

ただし、このポイントへ入るためには少々コツが必要でなかなか通常は気がつかない。

ベイトが川一面にウジャウジャしていて、シーバスに追われている。これはいつもの難しいパターンの予感だ。

そうして観察している間にもパカーン!ズパーン!とライズしている。50センチ〜60センチはありそうだ。鼻息荒く興奮しながらすかさずトップウォーターを投げる。

ショートスパン、ロングスパン、ストップ、いろいろ試す。

が、予感は的中。全く反応しない。

やっぱり難しいやつや!

時計を見るとタイムリミットとしていた21時をとっくに過ぎている。

出てくれ出てくれ出てくれ出てくれ出てくれ出てくれ早く出てくれ

スーサンに手を出そうかとも思ったのだが、ここはコダワリのトップで押し切ることにする。

何が何でもトップで釣りたい!と、30分ほど粘ってみたがやはり見抜かれたのか、トップウォーターに反応する事はなかった。

なんとしてでもこの状況をトップで釣りたいのだが、水位が高い時、かつ上げでないと成立しないのが辛いところである。

もしかしたらまだ気がついてないパターンもあるのかもしれない。しばらくランガンコースに入れて様子を見てみよう。

これでまた、夏の密かな楽しみがひとつ増えた。

それでは今日も密かに、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/07/image-5.jpeghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/07/image-5-150x150.jpegtsuri-ba荒川のシーバスフィッシングシーバス,トップウォーター,夏,荒川どうもこんにちは!ツリーバ編集長の日比谷です。 前日ようやく納得のいく派手な出方で良型のトップシーバスを釣ったのだが、トップウォーターでパカーン!と良型がよくでる季節になったのかと言えば全くそんな事はなく、悲しいかなまだまだマイクロベイトの神経質な釣りがメインだ。 今季は今ひとつな状況はお伝えしている通りなのだが、その原因の一つは鮎の遡上がものすごく少なかった事にあるのではないかと考えている。例年であればひと月に何十万匹と言う鮎が秋ヶ瀬を超えていくのだが、今年は数百匹程度と極端に少なかったようだ。つまり、追っかけて遡上する要因がなかったという事である。 とは言え、良型の水柱パッカーン!をようやく見ることができたのだから、ここからはトップとスーサントゥイッチをメインに荒川ホームのトップ攻略、小爆発攻略をしていくのがこの季節のワタシの楽しみ方だ。 トップウォーターはやる気のない魚の活性を瞬間的に高める力は弱い、つまりリアクションバイトは極めて難しいという事だ。 それが故、ベイトの群れがシーバスの活性を高めているポイント探しがトップの釣果へと繋がる近道という事になる。 一か八かになってしまいかなり危険な技だが、人工的に活性を高めてやる方法もある。1つはベイトの近くを歩いて逃げ惑わせる、もう1つはスーサンなどを使ってベイトを散らかす。 シーバスがベイトにリアクションしたところでトップウォーターを投げ込んでやるとズパーン!と出てくる事がある。シーバスの活性はベイトによって高められている証拠でもあるわけだ。 しかし、気配を悟られたり、散らしに失敗するとスレてしまうので注意が必要だ。 正確にはスレると言うよりはルアーや気配を見抜かれてしまう。狩猟本能で生きているのだから、やつらは頭がいいのだ。それが所謂釣れないスーパーライズである。 そんな時は無理をせずトップ以外のルアーを使うのがセオリーだ。 しかし、トップウォーター中毒者のワタシには、 セオリー?そんなのかんけーねー! 7月25日 月曜日 19時30分〜21時。の予定が22時 上げ八分ぐらい 曇りまぁまぁ強風   昨日の水柱の興奮が忘れられない!おすぎです! 秘密トップポイントを中心にベイトを探してランガンしようかと思ったのだが、ストラクチャーポイントへ向かうと風が強く水面が波打っている。できないことはないがトップしかやるつもりがないので風裏のポイント開拓をすることにした。 数年前から気になっていて、実際にルアーを投げてみた事がある秘密の場所があり、条件さえ揃えば確実にシーバスが入ってくると読んでいたのだ。 遠くからそーっと静かに観察していると、 ズパーン!パカーン! こ、これは。。。スーパーライズキングダム! ここ以外は全くもって静かなのに、ここだけ大騒ぎだ。こう言うポイントが実はいくつもあり、それを探すのもトップウォーター中毒者の楽しみの一つである。活性は各ポイントで違うのだ。 ただし、このポイントへ入るためには少々コツが必要でなかなか通常は気がつかない。 ベイトが川一面にウジャウジャしていて、シーバスに追われている。これはいつもの難しいパターンの予感だ。 そうして観察している間にもパカーン!ズパーン!とライズしている。50センチ〜60センチはありそうだ。鼻息荒く興奮しながらすかさずトップウォーターを投げる。 ショートスパン、ロングスパン、ストップ、いろいろ試す。 が、予感は的中。全く反応しない。 やっぱり難しいやつや! 時計を見るとタイムリミットとしていた21時をとっくに過ぎている。 出てくれ出てくれ出てくれ出てくれ出てくれ出てくれ早く出てくれ スーサンに手を出そうかとも思ったのだが、ここはコダワリのトップで押し切ることにする。 何が何でもトップで釣りたい!と、30分ほど粘ってみたがやはり見抜かれたのか、トップウォーターに反応する事はなかった。 なんとしてでもこの状況をトップで釣りたいのだが、水位が高い時、かつ上げでないと成立しないのが辛いところである。 もしかしたらまだ気がついてないパターンもあるのかもしれない。しばらくランガンコースに入れて様子を見てみよう。 これでまた、夏の密かな楽しみがひとつ増えた。 それでは今日も密かに、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン