どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

梅雨明けした途端に激しく不安定な天気になってしまい皆さん仕事の都合や家庭の都合と天気の折り合いをどうつけるかで釣行に悩まれているのではないだろうか。

ようやく忙しい仕事がひと段落して時間ができ、ワクワク楽しみにしていた釣りに行こう!と思った矢先に雷雨で釣行中止などとなってしまうとどうにもこうにもやり場のない気持ちになってしまう。

雨雲レーダーを見なかったがためにたった10分と言う短時間釣行を強いられてしまった先日の釣行を教訓に雲の行方をチェック。激しい雷雨が日中にあったが、釣行時間は雨雲がいない事を確認し、いつものようにワタシは荒川へと向かった。

8月2日 火曜日

19時過ぎ〜21時。のはずが今回も22時

大潮下げ始め付近

少し風が強く不安定な空

 

7月最後の土曜日にこどもたちを木場公園のじゃぶじゃぶ池に連れて行き散々遊びに遊んで夕方前、車に乗せると目論見通りにお昼寝タイムへと突入。木場公園を選んだのも葛西臨海公園で釣りをすると言う企みのためだ。

ワタシは釣りのPDCAの天才かもしれない。

釣りをするためなら努力は惜しまない。知恵を絞りまくるのだ。できない理由を述べるのではなく、できる方法を考えるのだ。その先には必ず光明がある。

そのまま葛西臨海公園へと行き妻とこどもたちを車に残し、1時間の約束で渚の水路から荒川までをランガンしたのだが、トップでモジリが発生したのみでタイムリミットとなってしまった。

前回のような巨大ボラの大群やマイクロベイトの塊が見られず、もしかしたら海の中は本格的な酸欠状態なのではないだろうか。

そうなれば酸素を求めて河川に逃げ込んだ勢いでベイトを追っかけてシーバスが遡上する可能性がありそうだ。

葛西釣行から三日後のこの日、トップウォーターの水しぶきを期待して猫ポイントからエントリーしたのだが、2メートル間隔、5人ぐらいで並んでルアーを投げている若者たちがいたので、彼らが抜けるまで秘密のトップポイントへ移動ししばらく探ることにした。

風もぶつからず、ベイトっ気はすごいことになっている。パカーン!とライズもしているが、ワタシはあまり好きではない大潮の下げ始め。とにかく浮遊ゴミとの戦いである。

しまいにはライズしているところでゴミに引っかかりどうにもこうにもならなくなってしまった。

魚を散らしてしまうが仕方なく川岸へと近づきルアーを外す。が、誰かの切れたPEラインの塊にフックが絡まりぜんぜん外れない。

イライライライライライライラ

イライライライライライライラ

ポケモン風に言うと、

イライラゲットだぜ!

アナゴさん風に言うと、

いそのくぅーん、イライラするじゃぁないかぁ

もしこの時に背後から釣れますか?などと話しかけられたら八つ当たりすること間違いなしだ。

やっとの思いでルアーが外れ、イライラをモンスターボールに納めた頃にはすっかり魚は散ってしまった。

そんなことをしているうちに釣りに爆発系の花火にと楽しんでいた若者たちはどこかへ行ったようだ。

彼らは横並びで沖目を狙っていたが、ワタシが狙うのは彼らの足下、キワッキワである。間違いなくそこにシーバスはいる。

急いで開墾ポイントへ行きトップで狙うが反応がない。少しレンジを下げて自作ルアーを通すと、ヒーット!

15センチぐらい。。。

しかし、自作ルアーで釣れたことがとても嬉しい。ずっと眺めていたいぐらいだ。

少し下流へ移動してストラクチャーキワッキワにTDソルトペンシルをチャチャチャっと通すと、

パカーン!キター!

IMG_1405

控えめの音だったが、サイズも控えめ30センチのシーバスだ。しかしながらトップで出たのだからこれはたまらない。

短時間で勝負したいためにスパンスパンとポイントを変え、シーバス快速号でストラクチャーポイント2へと移動する。そこから次のステージのためにもベイトの様子を見つつ秘密の干潟エリアの水路までを競歩なみの早足で往復ランガンするが、こちらはとても静かだ。

ベイトがいるにはいるのだが、流れが強く風があたっていたので、ベイトが沈んでいるのかもしれない。中潮以降、なんならほとんど流れのないタイミング、しかもド干潮が楽しみである。

水中観察もそこそこに、21時には引き上げて洗濯物を畳みつつ、次の洗濯をし、更には干さなければならない。と言うミッションをワタシは抱えているのだ。

スパンスパンと急いで再度ストラクチャーポイント2を探り水位が下がったところでもう一度秘密のトップポイントへ入るが、そろそろタイムリミットとなり納竿せねばならぬ気持ちと、下がった水位が魅力的でルアーを投げたい気持ちが交錯する。

水面はベイトの数が半端ではない。ガボッツが上げるスプラッシュにザワザワザワザワザワ〜っとベイトが逃げ惑う。クモの子を散らすと言う表現がピッタリだ。クモじゃないけど。

気持ち悪いほどだ。

あちこち歩ける範囲でランガンしながらガボッツをポッピングさせていると、パッ!と小さく水柱を立ててシーバスが一瞬ヒットするが、外れてしまった。

サイズは15センチ〜20センチ程度だが、もうこうなったら延長決定である。ワタシの釣りPDCAは完全に崩壊した。しかし時には臨機応変に目の前の事態に対応する事も大切であり、次回のPDCAに盛り込む課題となる。

しかしながらその勢いも虚しく22時となり、後ろ髪引かれる思いで納竿となった。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/08/IMG_1405-768x1024.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/08/IMG_1405-150x150.jpgtsuri-ba荒川のシーバスフィッシングシーバス,トップウォーター,ルアー,荒川どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 梅雨明けした途端に激しく不安定な天気になってしまい皆さん仕事の都合や家庭の都合と天気の折り合いをどうつけるかで釣行に悩まれているのではないだろうか。 ようやく忙しい仕事がひと段落して時間ができ、ワクワク楽しみにしていた釣りに行こう!と思った矢先に雷雨で釣行中止などとなってしまうとどうにもこうにもやり場のない気持ちになってしまう。 雨雲レーダーを見なかったがためにたった10分と言う短時間釣行を強いられてしまった先日の釣行を教訓に雲の行方をチェック。激しい雷雨が日中にあったが、釣行時間は雨雲がいない事を確認し、いつものようにワタシは荒川へと向かった。 8月2日 火曜日 19時過ぎ〜21時。のはずが今回も22時 大潮下げ始め付近 少し風が強く不安定な空   7月最後の土曜日にこどもたちを木場公園のじゃぶじゃぶ池に連れて行き散々遊びに遊んで夕方前、車に乗せると目論見通りにお昼寝タイムへと突入。木場公園を選んだのも葛西臨海公園で釣りをすると言う企みのためだ。 ワタシは釣りのPDCAの天才かもしれない。 釣りをするためなら努力は惜しまない。知恵を絞りまくるのだ。できない理由を述べるのではなく、できる方法を考えるのだ。その先には必ず光明がある。 そのまま葛西臨海公園へと行き妻とこどもたちを車に残し、1時間の約束で渚の水路から荒川までをランガンしたのだが、トップでモジリが発生したのみでタイムリミットとなってしまった。 前回のような巨大ボラの大群やマイクロベイトの塊が見られず、もしかしたら海の中は本格的な酸欠状態なのではないだろうか。 そうなれば酸素を求めて河川に逃げ込んだ勢いでベイトを追っかけてシーバスが遡上する可能性がありそうだ。 葛西釣行から三日後のこの日、トップウォーターの水しぶきを期待して猫ポイントからエントリーしたのだが、2メートル間隔、5人ぐらいで並んでルアーを投げている若者たちがいたので、彼らが抜けるまで秘密のトップポイントへ移動ししばらく探ることにした。 風もぶつからず、ベイトっ気はすごいことになっている。パカーン!とライズもしているが、ワタシはあまり好きではない大潮の下げ始め。とにかく浮遊ゴミとの戦いである。 しまいにはライズしているところでゴミに引っかかりどうにもこうにもならなくなってしまった。 魚を散らしてしまうが仕方なく川岸へと近づきルアーを外す。が、誰かの切れたPEラインの塊にフックが絡まりぜんぜん外れない。 イライライライライライライラ イライライライライライライラ ポケモン風に言うと、 イライラゲットだぜ! アナゴさん風に言うと、 いそのくぅーん、イライラするじゃぁないかぁ もしこの時に背後から釣れますか?などと話しかけられたら八つ当たりすること間違いなしだ。 やっとの思いでルアーが外れ、イライラをモンスターボールに納めた頃にはすっかり魚は散ってしまった。 そんなことをしているうちに釣りに爆発系の花火にと楽しんでいた若者たちはどこかへ行ったようだ。 彼らは横並びで沖目を狙っていたが、ワタシが狙うのは彼らの足下、キワッキワである。間違いなくそこにシーバスはいる。 急いで開墾ポイントへ行きトップで狙うが反応がない。少しレンジを下げて自作ルアーを通すと、ヒーット! 15センチぐらい。。。 しかし、自作ルアーで釣れたことがとても嬉しい。ずっと眺めていたいぐらいだ。 少し下流へ移動してストラクチャーキワッキワにTDソルトペンシルをチャチャチャっと通すと、 パカーン!キター! 控えめの音だったが、サイズも控えめ30センチのシーバスだ。しかしながらトップで出たのだからこれはたまらない。 短時間で勝負したいためにスパンスパンとポイントを変え、シーバス快速号でストラクチャーポイント2へと移動する。そこから次のステージのためにもベイトの様子を見つつ秘密の干潟エリアの水路までを競歩なみの早足で往復ランガンするが、こちらはとても静かだ。 ベイトがいるにはいるのだが、流れが強く風があたっていたので、ベイトが沈んでいるのかもしれない。中潮以降、なんならほとんど流れのないタイミング、しかもド干潮が楽しみである。 水中観察もそこそこに、21時には引き上げて洗濯物を畳みつつ、次の洗濯をし、更には干さなければならない。と言うミッションをワタシは抱えているのだ。 スパンスパンと急いで再度ストラクチャーポイント2を探り水位が下がったところでもう一度秘密のトップポイントへ入るが、そろそろタイムリミットとなり納竿せねばならぬ気持ちと、下がった水位が魅力的でルアーを投げたい気持ちが交錯する。 水面はベイトの数が半端ではない。ガボッツが上げるスプラッシュにザワザワザワザワザワ〜っとベイトが逃げ惑う。クモの子を散らすと言う表現がピッタリだ。クモじゃないけど。 気持ち悪いほどだ。 あちこち歩ける範囲でランガンしながらガボッツをポッピングさせていると、パッ!と小さく水柱を立ててシーバスが一瞬ヒットするが、外れてしまった。 サイズは15センチ〜20センチ程度だが、もうこうなったら延長決定である。ワタシの釣りPDCAは完全に崩壊した。しかし時には臨機応変に目の前の事態に対応する事も大切であり、次回のPDCAに盛り込む課題となる。 しかしながらその勢いも虚しく22時となり、後ろ髪引かれる思いで納竿となった。 それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン