どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

さて、いよいよ秋も深まって参りました!秋と言えばですよ、秋と言えばサンマや栗ごはんもいいけど、やっぱりハゼ!ハゼですよ!

例年ワタシはハゼ釣りは浦安の境川に行くことが恒例となっているのだが、3.11の大地震以降はしばらく間が開いて、久しぶりに境川に行ったのは実に3年ぶりとなる2014の事だった。

境川なら柵もあるし、子どもでも安心して釣りができる上に海水が思いっきり入ってくるので水も綺麗だ。当時2歳になる直前の息子も初の釣りに興奮していたのを覚えている。

ワタシが子どもの頃は一家、さらには親戚総出で当時はまだ干潟だった葛西臨海公園周辺でハゼ釣りを楽しんだものである。

ワタシ自身は荒川の河口域、場所で言うと右岸の砂町にあった干潟で3歳頃に親に連れられて行ったのが初めてのハゼ釣りで、爆釣したような気がする。

そんな誰でも釣れちゃうし、釣れれば大漁間違いなし、天ぷらで、から揚げでおいしいハゼだが、流通しないために高級料亭とか、一部のそば屋さんなどでしか食べられないのだから、つまりは高級料亭の味と言うわけだ。

ある日、子どもたちを連れてでかけた帰りに東大島を車で走っていると、右手に旧中川が見えてきた。

お?なんかトップウォーターでボッコンボッコンシーバス出そうな雰囲気じゃね?って事で調べてみると、ハゼ釣りで割と賑わっており、広くてBBQのできる公園やらアスレチックがあって駐車場からもすぐに川辺へと出られるらしい。

と言う事で、9月11日、不安定な空模様ではあったのだが、それでもハゼ釣りがしたいと言う妻の希望もあり、橋がいくつもあり雨を避けながらの釣りができるだろうと、ハゼ釣りをしに旧中川へと行ってきた。

旧中川、なぜに旧なのかと言うと、元々は一本の流れだったのだが、荒川が開削された事で中川が分断され、新中川は荒川へと接続、対岸に取り残された中川が今の旧中川になったと言うわけである。

現在は荒川ロックゲートと言う水位調整して船を通す独特な水門で荒川とはつながっている。さらには小名木川ともつながっている河川である。

河川敷はとても綺麗に整備されていて、岸際は浅く、万一こどもが転落しても杭とロープがあるので、安心の水辺だ。水は都内とは思えないほどに綺麗である。

img_1668

前述の通り、不安定な天気で釣りに行けるかどうかもわからなかったため、事前に生餌は買わずにダイワの本物のイソメを特殊加工(塩漬け?)したというものを持って現地へと行ってみた。

雨が降ったりやんだりではあるが、橋の下や雨の降っていない頃合いを見計らってハゼ釣りを楽しむ親子の姿が多くあった。

ワタシたち一家も広くて明るい橋の下を陣取りさっそくハゼ釣り開始である。

特殊加工のイソメ、すっごいハゼが寄ってくるのだが、すぐにズタボロにされてハゼが食切る前に無くなってしまう。しばらくやってみるが、こりゃダメだ。釣りにならん!

と言う事で、車で数分の場所にある、馴染みの餌勝さんへ行き300円分の青イソメを買ってきた。と、同時に雨がザーザーと降ってきた。

この300円分のイソメと言うのが絶妙で、大抵は50グラム500円とかで使いきれず、翌週もやるなら持ち帰って嫌がられながら冷蔵庫保存をするのだが、翌週に釣りの予定がなければ捨てるか近くにいる釣り人にあげる事になり、そんなにいっぱいいらないんだよなぁって言う悩みを解消してくれるのが、たぶん30グラムぐらいのほどよいボリューム感なのだ。

なんでもそうだが、ちょっと足りないぐらいがちょうどいい。

イソメで釣りを再開すると釣れる釣れる!ボコスカ釣れる!

ただ、なんでしょうね、ここ数年サイズがどこも今一つで天ぷらと言うよりは、から揚げや南蛮漬けがよろしいサイズ。

それでも2歳児と3歳児でもポコポコ釣れるのだから、これは面白い。

今年最後の桧枝岐釣行の準備をしなくてはならないので、早めに引き上げて駐車場へ向かって歩いていると一人の地元ベテラン師が話しかけてきた。

リリースするから大きいハゼあげようか?と言うので、ありがたくいただく事にして発砲ボックスをあけ、そこへドバドバとベテラン師が釣ったハゼが入っていく。

!!!!!!!!!!!!!!!!!

なんか今すごいのが入ったよね??何いまの??

長さは20センチ程度だが、超巨大頭の極太ハゼ!

img_1663

なんだか不安になってきた。

これ本当にマハゼなのか?食べられるのか?

同じような長さのハゼを釣った事はあるのだが、細くてよく見るマハゼがでかくなっただけであったが、これはなんだか顔も凄いし、歯も凄い。触った感じはイワナをつかんでいるような太さ。

けど、体の模様は濃いけどマハゼだし、やっぱりハゼなのか。いろいろとネットで調べてみたけど、マハゼ以外に該当なし。

ドロメとかチチブはもっと体がプルンプルンだし、その線でもなさそう。

なんだかよくわからないけど、食ってみましょー!

天ぷら、フワッフワでゲキウマ!ものすごくうまい!

img_1664

ほかの小さ目のハゼたちはから揚げにして、南蛮漬けに。

img_1665

これもゲキウマ!

ワタシがハゼ釣りに使っているタックルはとてもシンプル。1.8メートルの小継竿に竿の長さ分の道糸、ハリス分(10センチ程度)だけバカ(竿尻より長く出た糸)を出して3Bか4Bのがん玉をくっつければできあがり。
ほんとは針のチモト付近にがん玉を付けるのがいいと思うのだが、ハリス切れした時にがん玉まで無くなってしまうので、ワタシは道糸とハリスをチチワ同士でつなげた道糸側のコブの上に付けている。

子どもたちはこれに玉ウキを付けてやったのだが、脈釣りの方がやりやすいようだった。

まだまだしばらくはハゼ釣りが楽しめると思うので、是非行ってみてください!東京でもできる美味しい秋の釣り!ご堪能あれ!

場所は大島小松川公園の旧中川↓

公園の地図はこちら

餌は事前に家の近くで用意するか、餌勝さんが近いので道中で買う場合はこちらでどうぞ!

餌勝さんの地図はこちら

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/09/IMG_1666.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/09/IMG_1666-150x150.jpgtsuri-ba釣りTALKハゼ釣り,南蛮漬け,天ぷら,旧中川どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 さて、いよいよ秋も深まって参りました!秋と言えばですよ、秋と言えばサンマや栗ごはんもいいけど、やっぱりハゼ!ハゼですよ! 例年ワタシはハゼ釣りは浦安の境川に行くことが恒例となっているのだが、3.11の大地震以降はしばらく間が開いて、久しぶりに境川に行ったのは実に3年ぶりとなる2014の事だった。 境川なら柵もあるし、子どもでも安心して釣りができる上に海水が思いっきり入ってくるので水も綺麗だ。当時2歳になる直前の息子も初の釣りに興奮していたのを覚えている。 ワタシが子どもの頃は一家、さらには親戚総出で当時はまだ干潟だった葛西臨海公園周辺でハゼ釣りを楽しんだものである。 ワタシ自身は荒川の河口域、場所で言うと右岸の砂町にあった干潟で3歳頃に親に連れられて行ったのが初めてのハゼ釣りで、爆釣したような気がする。 そんな誰でも釣れちゃうし、釣れれば大漁間違いなし、天ぷらで、から揚げでおいしいハゼだが、流通しないために高級料亭とか、一部のそば屋さんなどでしか食べられないのだから、つまりは高級料亭の味と言うわけだ。 ある日、子どもたちを連れてでかけた帰りに東大島を車で走っていると、右手に旧中川が見えてきた。 お?なんかトップウォーターでボッコンボッコンシーバス出そうな雰囲気じゃね?って事で調べてみると、ハゼ釣りで割と賑わっており、広くてBBQのできる公園やらアスレチックがあって駐車場からもすぐに川辺へと出られるらしい。 と言う事で、9月11日、不安定な空模様ではあったのだが、それでもハゼ釣りがしたいと言う妻の希望もあり、橋がいくつもあり雨を避けながらの釣りができるだろうと、ハゼ釣りをしに旧中川へと行ってきた。 旧中川、なぜに旧なのかと言うと、元々は一本の流れだったのだが、荒川が開削された事で中川が分断され、新中川は荒川へと接続、対岸に取り残された中川が今の旧中川になったと言うわけである。 現在は荒川ロックゲートと言う水位調整して船を通す独特な水門で荒川とはつながっている。さらには小名木川ともつながっている河川である。 河川敷はとても綺麗に整備されていて、岸際は浅く、万一こどもが転落しても杭とロープがあるので、安心の水辺だ。水は都内とは思えないほどに綺麗である。 前述の通り、不安定な天気で釣りに行けるかどうかもわからなかったため、事前に生餌は買わずにダイワの本物のイソメを特殊加工(塩漬け?)したというものを持って現地へと行ってみた。 雨が降ったりやんだりではあるが、橋の下や雨の降っていない頃合いを見計らってハゼ釣りを楽しむ親子の姿が多くあった。 ワタシたち一家も広くて明るい橋の下を陣取りさっそくハゼ釣り開始である。 特殊加工のイソメ、すっごいハゼが寄ってくるのだが、すぐにズタボロにされてハゼが食切る前に無くなってしまう。しばらくやってみるが、こりゃダメだ。釣りにならん! と言う事で、車で数分の場所にある、馴染みの餌勝さんへ行き300円分の青イソメを買ってきた。と、同時に雨がザーザーと降ってきた。 この300円分のイソメと言うのが絶妙で、大抵は50グラム500円とかで使いきれず、翌週もやるなら持ち帰って嫌がられながら冷蔵庫保存をするのだが、翌週に釣りの予定がなければ捨てるか近くにいる釣り人にあげる事になり、そんなにいっぱいいらないんだよなぁって言う悩みを解消してくれるのが、たぶん30グラムぐらいのほどよいボリューム感なのだ。 なんでもそうだが、ちょっと足りないぐらいがちょうどいい。 イソメで釣りを再開すると釣れる釣れる!ボコスカ釣れる! ただ、なんでしょうね、ここ数年サイズがどこも今一つで天ぷらと言うよりは、から揚げや南蛮漬けがよろしいサイズ。 それでも2歳児と3歳児でもポコポコ釣れるのだから、これは面白い。 今年最後の桧枝岐釣行の準備をしなくてはならないので、早めに引き上げて駐車場へ向かって歩いていると一人の地元ベテラン師が話しかけてきた。 リリースするから大きいハゼあげようか?と言うので、ありがたくいただく事にして発砲ボックスをあけ、そこへドバドバとベテラン師が釣ったハゼが入っていく。 !!!!!!!!!!!!!!!!! なんか今すごいのが入ったよね??何いまの?? 長さは20センチ程度だが、超巨大頭の極太ハゼ! なんだか不安になってきた。 これ本当にマハゼなのか?食べられるのか? 同じような長さのハゼを釣った事はあるのだが、細くてよく見るマハゼがでかくなっただけであったが、これはなんだか顔も凄いし、歯も凄い。触った感じはイワナをつかんでいるような太さ。 けど、体の模様は濃いけどマハゼだし、やっぱりハゼなのか。いろいろとネットで調べてみたけど、マハゼ以外に該当なし。 ドロメとかチチブはもっと体がプルンプルンだし、その線でもなさそう。 なんだかよくわからないけど、食ってみましょー! 天ぷら、フワッフワでゲキウマ!ものすごくうまい! ほかの小さ目のハゼたちはから揚げにして、南蛮漬けに。 これもゲキウマ! ワタシがハゼ釣りに使っているタックルはとてもシンプル。1.8メートルの小継竿に竿の長さ分の道糸、ハリス分(10センチ程度)だけバカ(竿尻より長く出た糸)を出して3Bか4Bのがん玉をくっつければできあがり。 ほんとは針のチモト付近にがん玉を付けるのがいいと思うのだが、ハリス切れした時にがん玉まで無くなってしまうので、ワタシは道糸とハリスをチチワ同士でつなげた道糸側のコブの上に付けている。 子どもたちはこれに玉ウキを付けてやったのだが、脈釣りの方がやりやすいようだった。 まだまだしばらくはハゼ釣りが楽しめると思うので、是非行ってみてください!東京でもできる美味しい秋の釣り!ご堪能あれ! 場所は大島小松川公園の旧中川↓ 公園の地図はこちら 餌は事前に家の近くで用意するか、餌勝さんが近いので道中で買う場合はこちらでどうぞ! 餌勝さんの地図はこちら それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン