どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

さて、真偽のほどは定かではないのだが、スポーツフィッシング国際連盟が東京オリンピックの種目に「釣り」を含めようじゃないかと、申請書を提出したそうだ。

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かつて1900年のパリオリンピックでは競技種目に非公式ながら「釣り」があったそうなのだが、それ以降オリンピックで釣りが行われる事はなかった。

そう言えば以前、サカナクションの人が「オリンピックに釣りがあれば絶対に負けない」と言っていたことがあるのだが、これをきっかけにオリンピック選手になったら面白い。

個人的に2020年の東京オリンピックにはどんな釣りが向いているのか、考えてみた。

東京と言えば東京湾、と言っても、場所の問題、船の問題(基本はキャプテンが操船)などなんとなくシーバスは競技性に欠けている気がする。そもそも競技としての文化もあまりない。

そうなると特定外来種問題、リリース禁止問題など抱えてはいるが、やっぱり競技性があるのはブラックバスのトーナメント形式での釣りなんじゃないかと個人的には思う。

釣りの技術はもちろんのこと、競技としての文化、ボートの操船技術、ポイントの見極め、見た目のカッコよさ、世界的な認知度、それらを材料に想像してみても、最適なんじゃないかと思える。

場所も霞ヶ浦であれば東京からも近く、トレーラーでボートを引くカッコいい車なんかも見せられて盛り上がりそうだ。

日本らしさ、と言うところでデモンストレーションとしてヘラブナ釣りも組み込めば日本としての釣り競技も世界に広める事ができるのではないか。

いろんな問題をかかえているブラックバスではあるが、一時のブームや今でも細々と行われているトーナメントのおかげもあり、特に今から何をするでもなく、トーナメントができる環境があるのだから、是非やってもらいたいものだ。

それでまたブラックバスブームに火が付けば、当時ほどではないかもしれないが、釣り業界もまた活気が戻るかもしれない。

そういう意味で考えるとブラックバス問題を何もしらない人よりも、小池百合子氏が都知事になった事には大きな意味があるのではないか。もちろん当時とは立場が違うのでどこまで期待できるかはわからないが。

ご存知の方も多いかと思うのだが、小池氏が環境大臣時代にパブリックコメントを集めた上でブラックバスを特定外来生物に指定するのか、どうするのかを閣議決定するという話だったのだが、パブリックコメントを完全に無視した形で特定外来種に指定されてしまった。

そこにどんな圧力や物言いがあったのかはわからないが、指定されることで起こったユーザー離れ、業界の衰退、駆除にかかる費用、その問題をよく知っているご本人なのだからこそ、もし本当に釣りがオリンピック競技になった時には条件付きであれ、何かしら理解されるのではないかと言う期待を持っている。

それにしても、ブラックバス問題は根が深い。ワタシは特定外来種指定については否定も肯定もするつもりは無いのだが、ただ、水域や形状にもよるが本当にブラックバスや外来種だけが生態系に影響しているのかについては、少々懐疑的な気持ちもある。

様々な学識ある方の文献や論文を読んでもいまひとつはっきりとしたデータも事例も無いので、なんとも言えないのだが、何はともあれ、本当に釣りが東京オリンピックの正式種目になるのか、とてもワクワクする情報である。

それではNo Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/10/68588f19eb2a07e42cd249edc2cee47e_m-1024x683.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/10/68588f19eb2a07e42cd249edc2cee47e_m-150x150.jpgtsuri-ba釣りTALKオリンピック,釣りどうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 さて、真偽のほどは定かではないのだが、スポーツフィッシング国際連盟が東京オリンピックの種目に「釣り」を含めようじゃないかと、申請書を提出したそうだ。 スプートニクの記事はこちら かつて1900年のパリオリンピックでは競技種目に非公式ながら「釣り」があったそうなのだが、それ以降オリンピックで釣りが行われる事はなかった。 そう言えば以前、サカナクションの人が「オリンピックに釣りがあれば絶対に負けない」と言っていたことがあるのだが、これをきっかけにオリンピック選手になったら面白い。 個人的に2020年の東京オリンピックにはどんな釣りが向いているのか、考えてみた。 東京と言えば東京湾、と言っても、場所の問題、船の問題(基本はキャプテンが操船)などなんとなくシーバスは競技性に欠けている気がする。そもそも競技としての文化もあまりない。 そうなると特定外来種問題、リリース禁止問題など抱えてはいるが、やっぱり競技性があるのはブラックバスのトーナメント形式での釣りなんじゃないかと個人的には思う。 釣りの技術はもちろんのこと、競技としての文化、ボートの操船技術、ポイントの見極め、見た目のカッコよさ、世界的な認知度、それらを材料に想像してみても、最適なんじゃないかと思える。 場所も霞ヶ浦であれば東京からも近く、トレーラーでボートを引くカッコいい車なんかも見せられて盛り上がりそうだ。 日本らしさ、と言うところでデモンストレーションとしてヘラブナ釣りも組み込めば日本としての釣り競技も世界に広める事ができるのではないか。 いろんな問題をかかえているブラックバスではあるが、一時のブームや今でも細々と行われているトーナメントのおかげもあり、特に今から何をするでもなく、トーナメントができる環境があるのだから、是非やってもらいたいものだ。 それでまたブラックバスブームに火が付けば、当時ほどではないかもしれないが、釣り業界もまた活気が戻るかもしれない。 そういう意味で考えるとブラックバス問題を何もしらない人よりも、小池百合子氏が都知事になった事には大きな意味があるのではないか。もちろん当時とは立場が違うのでどこまで期待できるかはわからないが。 ご存知の方も多いかと思うのだが、小池氏が環境大臣時代にパブリックコメントを集めた上でブラックバスを特定外来生物に指定するのか、どうするのかを閣議決定するという話だったのだが、パブリックコメントを完全に無視した形で特定外来種に指定されてしまった。 そこにどんな圧力や物言いがあったのかはわからないが、指定されることで起こったユーザー離れ、業界の衰退、駆除にかかる費用、その問題をよく知っているご本人なのだからこそ、もし本当に釣りがオリンピック競技になった時には条件付きであれ、何かしら理解されるのではないかと言う期待を持っている。 それにしても、ブラックバス問題は根が深い。ワタシは特定外来種指定については否定も肯定もするつもりは無いのだが、ただ、水域や形状にもよるが本当にブラックバスや外来種だけが生態系に影響しているのかについては、少々懐疑的な気持ちもある。 様々な学識ある方の文献や論文を読んでもいまひとつはっきりとしたデータも事例も無いので、なんとも言えないのだが、何はともあれ、本当に釣りが東京オリンピックの正式種目になるのか、とてもワクワクする情報である。 それではNo Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン