どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

横浜で開催された国際フィッシングショーへ2年ぶりにでかけてきた。入場総数は3万人を超えたとの事で、既存の釣り好き、新規の釣りファンの取り込みと、明るい兆しなのかもしれない。

個人的には大手メーカーのリールとか、ロッドはお腹いっぱい感が否めなく、どちらかと言うと日頃見ることが少ないけどとても興味のある和竿のブースや海外の釣りのブース、釣りビジョンのブースでいつもテレビで見ているわかなちゃんとか、カオリンさんとか、さちよちゃんとか見ている方が楽しく、混雑していたのもあり今回も巨大ブースには立ち寄らずであった。

帰りに扇島でメバル釣りができればと思っていたのだが、この日は首都高の運転が怖いほどの大変な強風で釣りどころではなく、まっすぐに帰宅する予定であったのだが、ワタシ以外の家族全員がインフルエンザだから帰ってくるとなと言う熱烈な命令が。。。

とは言え帰らない訳にも行かないので、どうするか考えるため近所のキャスティングへ行きエリア10のグローカラーをポイントを使ってワンコイン以下で入手、取りあえずマスクを付けて一旦帰宅すると寝室におればいいものを全員がリビングにいる。。。

上の子においては本当にインフルエンザなのかと疑うほど元気でとても寝室でおとなしくしいるような気配はない。

インフルエンザの家庭内パンデミック防止は可能であれば隔離、極力接点を持たないのが一番だが子であればそういうわけにもいかない。かと言って夫婦共倒れとなれば子の世話も辛くなる上に仕事は5日間は休むことになってしまう。

お前は大丈夫なのか?と思われた方もいると思うのだが、幸か不幸か、ここのところ家族と顔を合わせるタイミングがなく、ワタシは無事であったと言うわけだ。

これはヤバいと言う事で、すぐに家を出て一週間前に根掛かりさせてしまったテイルスラップを回収すべく、家族が寝静まる頃まで今回ばかりはイヤイヤ荒川へと行くことになった。

ビール飲みたい。。。

1月21日 16時30分~21時30分(諸事情で延長)

小潮下げ8分ぐらい

晴れ

ポイントによって少々強風、夜は微風へ

 

夕方以降、特に夜には風が弱くなるとの予報を信じ、まずはテイルスラップの位置を確認するため猫ポイントからエントリー、テイルスラップ沈没位置までランガンすることした。

入手したエリア10、自作フローティングミノーをさっそく広い範囲に通してみるが、反応はない。

ルアーを投げつつテイルスラップの姿を探すが、まだ若干水位が高いようで姿は見えず、そのままランガンを続けストラクチャーポイント1、2、さらにその先へと入ってみる。

雰囲気や緩い流れはいいのだが、こちらもまったく反応がない。

遠くから見ると水面がザワザワして見えるので期待していたのだが、猫ポイントとは違いロッドが煽られるほどの強い風が思いっきり吹き付けて水面がザワザワしているだけであった。

復路を狙いつつ、水位も若干下がり、そろそろテイルスラップの姿が見えるのではないかと思い沈没付近をヘッドライトで照らしてみると、白く光るものが。。。

あった!

一週間も冷たい水の中で過ごしたテイルスラップさんが生きていた!

とは言え完全に露出しているわけではなく、この日の潮回りでは水深がまだ20センチぐらいはある。完全に手を入れようと思えばイージスオーシャンの袖が濡れてしまうので、エリア10のフックでひっぱってみる事にすると、なんと根掛かりの相手は埋まったズタ袋である。

フロント、リアともにフックが刺さっている。しかもスナップはレスキューロボで引っ張った影響で開いてしまっているようだ。

道理で一度レスキューロボにガッチリとかかったものの、どんなに引っ張っても取れなかったわけだ。指が切れるほど引っ張ったのだから、そりゃスナップも開くでしょってもんだ。

もはや、あれをやるしかない。

色々脱いでは本末転倒になりかねないので、袖を極限までめくって手を気色悪い荒川へと突っ込む。

冷たい。。。気持ち悪い。。。

結局袖がビショビショになりつつ、無事に救出!

そんな事をやっていると20時となり、そろそろ家族も寝静まったのではないかと思いつつも、心霊開墾ポイント、心霊岬付近か、狩猟ポイント、はたまた下流のランガン岬ポイントへ移動しようかなぁと自転車に戻ると、

怪しげなヘッドライトが近づいてくる。

先日の怪しい外国人の件もあり警戒して振り向かないでいると、なんとオヤジZさんであった。

焦った。

オヤジZさんも12月に良型をかけてからと言うもの、悶絶する日々を過ごしているとのこと。

うまくいけば今月の大潮周辺、後中潮で少し好転するかもしれない。所謂バチ抜けが多く発生する可能性がある。シーバスがそこにいるかどうかは神のみぞ知るではあるが。

去年のようにボラベイトがワラワラといれば立ち寄っているシーバスがバチ抜けモードにそのまま移行していくとは思うのだが、今の調子のままだとすればエントリーのタイミングさえ合えばバチ抜けシーバスが楽しめるかな?と言った印象だ。

仕事だったり家庭だったり、ファーザーズアングラーにはちょっと厳しい条件かもしれないが、やってみなけりゃわからないのが釣りである。

上げバチ、見えないバチ、埋まっているバチ、見えないだけで多毛類は一年中いるのだ。

そんな立ち話をしてからワタシは一旦心霊開墾ポイントへ、オヤジZさんはMMMポイントの様子だけ見て、習い事をしているお子さんのお迎えに行くとのこと。

荒川ダンディズム、みな大変である。

もはや干潟出現ギリギリの水位なので、できる限り前へ出て水深の残っている部分にエリア10を通してくる。

晩秋ならねぇ~、トップでズパーン!って出る条件なんだけど、この時季はとにかくスローなのでワタシのテンポも上がらない。

一番流れを感じるところを大仏のような表情で超デッドスローで通してくると、ドドっとした手ごたえのアタリで一瞬重さを感じるがすぐに外れてしまった。

今週2回の目の前バラシ、1回のアタリ、全て同じ場所、同じルアーだ。もしかしたら同じ魚か?本当にそうだとしたら面白いのだが。

シーバスだと悔しいから、

ゴイニーであれ!ゴイニーであれ!ゴイニーであれ!ゴイニーであってくれ。。。なんならマルタウグイであってくれ・・・

実際のところ、ゴイニーパイセン、マルタウグイパイセンがよく釣れているそうだ。

今回もまた、このたった一度のアタリがよくなかった。

固定砲台で時間を費やす事はなかったが、帰ってもよかったはずなのに、上流の狩猟ポイントへ大きく移動し、ポイントの半分ほど、片道300メートルを往復ランガンするも、まったく反応なし。アタリのアの字もなし。

ウォーキングデッドのウォーカーよろしくボロボロになりながらランガンし、磯ブーツだけがただただドロ塗れになっただけであった。

テイルスラップを救出できただけでも、収穫があったと言うものだ。できれば先日なくしたヒビヤクラフトのハンドメイドルアー、シャローAR Sペンシルも救出したいところだ。が、踏み出せば物凄く埋まるポイントなので、諦めた方が身のためかもしれない。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/01/IMG_2201.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/01/IMG_2201-150x150.jpgtsuri-ba荒川のシーバスフィッシングシーバス,テイルスラップ,バチ抜け,冬,自作ルアー,荒川どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 横浜で開催された国際フィッシングショーへ2年ぶりにでかけてきた。入場総数は3万人を超えたとの事で、既存の釣り好き、新規の釣りファンの取り込みと、明るい兆しなのかもしれない。 個人的には大手メーカーのリールとか、ロッドはお腹いっぱい感が否めなく、どちらかと言うと日頃見ることが少ないけどとても興味のある和竿のブースや海外の釣りのブース、釣りビジョンのブースでいつもテレビで見ているわかなちゃんとか、カオリンさんとか、さちよちゃんとか見ている方が楽しく、混雑していたのもあり今回も巨大ブースには立ち寄らずであった。 帰りに扇島でメバル釣りができればと思っていたのだが、この日は首都高の運転が怖いほどの大変な強風で釣りどころではなく、まっすぐに帰宅する予定であったのだが、ワタシ以外の家族全員がインフルエンザだから帰ってくるとなと言う熱烈な命令が。。。 とは言え帰らない訳にも行かないので、どうするか考えるため近所のキャスティングへ行きエリア10のグローカラーをポイントを使ってワンコイン以下で入手、取りあえずマスクを付けて一旦帰宅すると寝室におればいいものを全員がリビングにいる。。。 上の子においては本当にインフルエンザなのかと疑うほど元気でとても寝室でおとなしくしいるような気配はない。 インフルエンザの家庭内パンデミック防止は可能であれば隔離、極力接点を持たないのが一番だが子であればそういうわけにもいかない。かと言って夫婦共倒れとなれば子の世話も辛くなる上に仕事は5日間は休むことになってしまう。 お前は大丈夫なのか?と思われた方もいると思うのだが、幸か不幸か、ここのところ家族と顔を合わせるタイミングがなく、ワタシは無事であったと言うわけだ。 これはヤバいと言う事で、すぐに家を出て一週間前に根掛かりさせてしまったテイルスラップを回収すべく、家族が寝静まる頃まで今回ばかりはイヤイヤ荒川へと行くことになった。 ビール飲みたい。。。 1月21日 16時30分~21時30分(諸事情で延長) 小潮下げ8分ぐらい 晴れ ポイントによって少々強風、夜は微風へ   夕方以降、特に夜には風が弱くなるとの予報を信じ、まずはテイルスラップの位置を確認するため猫ポイントからエントリー、テイルスラップ沈没位置までランガンすることした。 入手したエリア10、自作フローティングミノーをさっそく広い範囲に通してみるが、反応はない。 ルアーを投げつつテイルスラップの姿を探すが、まだ若干水位が高いようで姿は見えず、そのままランガンを続けストラクチャーポイント1、2、さらにその先へと入ってみる。 雰囲気や緩い流れはいいのだが、こちらもまったく反応がない。 遠くから見ると水面がザワザワして見えるので期待していたのだが、猫ポイントとは違いロッドが煽られるほどの強い風が思いっきり吹き付けて水面がザワザワしているだけであった。 復路を狙いつつ、水位も若干下がり、そろそろテイルスラップの姿が見えるのではないかと思い沈没付近をヘッドライトで照らしてみると、白く光るものが。。。 あった! 一週間も冷たい水の中で過ごしたテイルスラップさんが生きていた! とは言え完全に露出しているわけではなく、この日の潮回りでは水深がまだ20センチぐらいはある。完全に手を入れようと思えばイージスオーシャンの袖が濡れてしまうので、エリア10のフックでひっぱってみる事にすると、なんと根掛かりの相手は埋まったズタ袋である。 フロント、リアともにフックが刺さっている。しかもスナップはレスキューロボで引っ張った影響で開いてしまっているようだ。 道理で一度レスキューロボにガッチリとかかったものの、どんなに引っ張っても取れなかったわけだ。指が切れるほど引っ張ったのだから、そりゃスナップも開くでしょってもんだ。 もはや、あれをやるしかない。 色々脱いでは本末転倒になりかねないので、袖を極限までめくって手を気色悪い荒川へと突っ込む。 冷たい。。。気持ち悪い。。。 結局袖がビショビショになりつつ、無事に救出! そんな事をやっていると20時となり、そろそろ家族も寝静まったのではないかと思いつつも、心霊開墾ポイント、心霊岬付近か、狩猟ポイント、はたまた下流のランガン岬ポイントへ移動しようかなぁと自転車に戻ると、 怪しげなヘッドライトが近づいてくる。 先日の怪しい外国人の件もあり警戒して振り向かないでいると、なんとオヤジZさんであった。 焦った。 オヤジZさんも12月に良型をかけてからと言うもの、悶絶する日々を過ごしているとのこと。 うまくいけば今月の大潮周辺、後中潮で少し好転するかもしれない。所謂バチ抜けが多く発生する可能性がある。シーバスがそこにいるかどうかは神のみぞ知るではあるが。 去年のようにボラベイトがワラワラといれば立ち寄っているシーバスがバチ抜けモードにそのまま移行していくとは思うのだが、今の調子のままだとすればエントリーのタイミングさえ合えばバチ抜けシーバスが楽しめるかな?と言った印象だ。 仕事だったり家庭だったり、ファーザーズアングラーにはちょっと厳しい条件かもしれないが、やってみなけりゃわからないのが釣りである。 上げバチ、見えないバチ、埋まっているバチ、見えないだけで多毛類は一年中いるのだ。 そんな立ち話をしてからワタシは一旦心霊開墾ポイントへ、オヤジZさんはMMMポイントの様子だけ見て、習い事をしているお子さんのお迎えに行くとのこと。 荒川ダンディズム、みな大変である。 もはや干潟出現ギリギリの水位なので、できる限り前へ出て水深の残っている部分にエリア10を通してくる。 晩秋ならねぇ~、トップでズパーン!って出る条件なんだけど、この時季はとにかくスローなのでワタシのテンポも上がらない。 一番流れを感じるところを大仏のような表情で超デッドスローで通してくると、ドドっとした手ごたえのアタリで一瞬重さを感じるがすぐに外れてしまった。 今週2回の目の前バラシ、1回のアタリ、全て同じ場所、同じルアーだ。もしかしたら同じ魚か?本当にそうだとしたら面白いのだが。 シーバスだと悔しいから、 ゴイニーであれ!ゴイニーであれ!ゴイニーであれ!ゴイニーであってくれ。。。なんならマルタウグイであってくれ・・・ 実際のところ、ゴイニーパイセン、マルタウグイパイセンがよく釣れているそうだ。 今回もまた、このたった一度のアタリがよくなかった。 固定砲台で時間を費やす事はなかったが、帰ってもよかったはずなのに、上流の狩猟ポイントへ大きく移動し、ポイントの半分ほど、片道300メートルを往復ランガンするも、まったく反応なし。アタリのアの字もなし。 ウォーキングデッドのウォーカーよろしくボロボロになりながらランガンし、磯ブーツだけがただただドロ塗れになっただけであった。 テイルスラップを救出できただけでも、収穫があったと言うものだ。できれば先日なくしたヒビヤクラフトのハンドメイドルアー、シャローAR Sペンシルも救出したいところだ。が、踏み出せば物凄く埋まるポイントなので、諦めた方が身のためかもしれない。 それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン