どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

再び急激に冷え込み、地域によっては積雪もあったようだ。確かに今夜は寒い。

若潮ではあるが時間帯さえよければ水位の高い時間もあるのだが、ワタシが行けるタイミングはちょうどソコリタイムからの上げ始めとなる。

ならばそのタイミングを狙ってみようじゃないかと、今夜も期待感の薄い面持のまま、ワタシは荒川へと向かった。

3月8日 20時30分~22時

若潮下げ止まり寸前ド干潮

晴れ

無風
水位が極端に低く、入れるポイントはピンポイントに限られてくるが日頃あちこち観察をしていればそんな状況であろうとも入れる場所は複数ある事がわかってくる。ただし、ヌルヌルズルズルなので足元には注意が必要だ。

トップウォーターの季節なら最高の水位なのだが。。。

ワタシがホームとしている荒川放水路はその名からもわかる通り明治から昭和初期にかけて開削された人工河川である。

それがゆえ基本的には全体がシャローだ。

後の工事などにより岸ジギなんかができる場所もなくは無いのだが、本当に限られてくる。

そんな河川、ド干潮ともなれば使えるルアーもかなり限られてくる。

根掛かりした?めんどくせー!買ってこいよ!

と言うお金に余裕のある方であれば問題はないのだが、ルアー一つを大切にしている我々ファーザーズアングラーにとってはルアーロストは心のロストと同等だ。

それともう一つの問題が大型淡水魚の存在。

今年はなんだか少ないような気がするが超絶巨大なコイやハクレンがウロウロとしており、あまり引き抵抗のあるルアーを使うと大変な事になってしまうので、彼らが浮いてくる夜はバイブやローリングベイト、ジャークベイトなど極力避けたいところではある。

ポイントが限られるとは言え短い距離の間にもいくつかあるので、様子を見ながら快速シーバス号で走っていると心霊開墾ポイントの根本にヘッドライトが見える。すでに干潟モロ出し状態のはずなのでこの周辺は取りあえずパスし、ストラクチャーポイント1よりエントリーする。

アップ、ダウン、それぞれクロス、ディープポイント、シャローと表層からボトムまで一通り探ってみるが、反応はない。時折何かのライズは起きているが、何者かは不明だ。ただ、コイのようにバチャ、ドパンとはならないので、ゴイニーパイセンの可能性は捨てきれないが、もしかしたらシーバスかもしれない。

しかし見えるバチは無く、小魚たちがいるのでマイクロベイトパターンになっているのかもしれない。

先ほど見えたヘッドライトのアングラーだろうか、そちら方面からアングラーがやってきたので、中間は叩かれている可能性が高いだろうと読み心霊岬まで一気に移動する。

超ソコリの心霊岬。

超絶気色悪い。。。

超絶不気味だ。。。

ヌルヌル、ドロドロ。。。

もはやフェルトスパイクなどなんの効果もない。

早めに引き上げてニューロッドを眺めていじくりまわしたいし、ビールも飲みたいし、って事で21時30分には引き上げようと決める。

時計を見るとあと少しでタイムリミットだ。それと同時に上げが少し効きはじめてきたようだ。

すると、少しライズなのか波紋が出始めてくる。

なんでこのタイミングで。。。やめるにやめられないじゃないか!

結局22時までドシャロー向けルアーのローテーションで投げてみたが、

ノーフィッシュでフィニッシュです!

後ろで眺めている猫に小一時間、お前がそこにいるからだ!と八つ当たりをしたい気持ちを抑えて泣きながら納竿する事とした。

奇跡のように調子のよかった去年も3月に入ってからガクっと釣れなくなったのだが、逆にここから盛り上がるなんて奇跡が起きないものだろうか。

夜のファーザーズタイムに荒川が満水状態になる時に改めて期待したい。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/03/a1b01aadcc4116e070298427b8c6421c_s.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/03/a1b01aadcc4116e070298427b8c6421c_s-150x150.jpgtsuri-ba荒川のシーバスフィッシングシーバス,バチ抜け,ルアー,冬,荒川,釣れないどうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 再び急激に冷え込み、地域によっては積雪もあったようだ。確かに今夜は寒い。 若潮ではあるが時間帯さえよければ水位の高い時間もあるのだが、ワタシが行けるタイミングはちょうどソコリタイムからの上げ始めとなる。 ならばそのタイミングを狙ってみようじゃないかと、今夜も期待感の薄い面持のまま、ワタシは荒川へと向かった。 3月8日 20時30分~22時 若潮下げ止まり寸前ド干潮 晴れ 無風 水位が極端に低く、入れるポイントはピンポイントに限られてくるが日頃あちこち観察をしていればそんな状況であろうとも入れる場所は複数ある事がわかってくる。ただし、ヌルヌルズルズルなので足元には注意が必要だ。 トップウォーターの季節なら最高の水位なのだが。。。 ワタシがホームとしている荒川放水路はその名からもわかる通り明治から昭和初期にかけて開削された人工河川である。 それがゆえ基本的には全体がシャローだ。 後の工事などにより岸ジギなんかができる場所もなくは無いのだが、本当に限られてくる。 そんな河川、ド干潮ともなれば使えるルアーもかなり限られてくる。 根掛かりした?めんどくせー!買ってこいよ! と言うお金に余裕のある方であれば問題はないのだが、ルアー一つを大切にしている我々ファーザーズアングラーにとってはルアーロストは心のロストと同等だ。 それともう一つの問題が大型淡水魚の存在。 今年はなんだか少ないような気がするが超絶巨大なコイやハクレンがウロウロとしており、あまり引き抵抗のあるルアーを使うと大変な事になってしまうので、彼らが浮いてくる夜はバイブやローリングベイト、ジャークベイトなど極力避けたいところではある。 ポイントが限られるとは言え短い距離の間にもいくつかあるので、様子を見ながら快速シーバス号で走っていると心霊開墾ポイントの根本にヘッドライトが見える。すでに干潟モロ出し状態のはずなのでこの周辺は取りあえずパスし、ストラクチャーポイント1よりエントリーする。 アップ、ダウン、それぞれクロス、ディープポイント、シャローと表層からボトムまで一通り探ってみるが、反応はない。時折何かのライズは起きているが、何者かは不明だ。ただ、コイのようにバチャ、ドパンとはならないので、ゴイニーパイセンの可能性は捨てきれないが、もしかしたらシーバスかもしれない。 しかし見えるバチは無く、小魚たちがいるのでマイクロベイトパターンになっているのかもしれない。 先ほど見えたヘッドライトのアングラーだろうか、そちら方面からアングラーがやってきたので、中間は叩かれている可能性が高いだろうと読み心霊岬まで一気に移動する。 超ソコリの心霊岬。 超絶気色悪い。。。 超絶不気味だ。。。 ヌルヌル、ドロドロ。。。 もはやフェルトスパイクなどなんの効果もない。 早めに引き上げてニューロッドを眺めていじくりまわしたいし、ビールも飲みたいし、って事で21時30分には引き上げようと決める。 時計を見るとあと少しでタイムリミットだ。それと同時に上げが少し効きはじめてきたようだ。 すると、少しライズなのか波紋が出始めてくる。 なんでこのタイミングで。。。やめるにやめられないじゃないか! 結局22時までドシャロー向けルアーのローテーションで投げてみたが、 ノーフィッシュでフィニッシュです! 後ろで眺めている猫に小一時間、お前がそこにいるからだ!と八つ当たりをしたい気持ちを抑えて泣きながら納竿する事とした。 奇跡のように調子のよかった去年も3月に入ってからガクっと釣れなくなったのだが、逆にここから盛り上がるなんて奇跡が起きないものだろうか。 夜のファーザーズタイムに荒川が満水状態になる時に改めて期待したい。 それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン