どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

我々ファーザーズアングラーの週末とは主に家族によってコントロールされる事も多いと思うのだが、そんな時に臨時収入的に降ってきたフリータイム!

ママ友が遊びに来るから釣りにでも行ってこい!

と妻より命令があり、

はい!喜んで!

と富津へ行こうと企んだのだが、GWに源流のイワナか、はたまた新潟の青物か、毎年恒例のキャンプへとでかけるので無駄遣いするなとの条件付きであった。

天気予報を見ても爆風である事を理由に富津は諦め、それであれば自転車で行けるところまで行ってみようと、快速シーバス号に荷物を満載し、シーバスを探す釣りロマンへとでかける事にした。

4月15日 14時~20時30分

上げ始め1分ぐらい

晴れたり雨降ったり晴れたり

暴風のち微風

 

出発したのがド干潮タイムと言う事もあり、まずは荒川河川敷内を行けるところまで行こうと、パンク修理道具も持ち走り始めたのは良いものの、河川敷内は爆風である。

子どもの頃に友達を召喚し、自転車で東京湾を見に行こうと無邪気に往路は追い風に乗り、途中でおやつのフライドポテトを食べつつ、自分たちの力で海を見に行くことへの希望とワクワク感で大はしゃぎしたのだが、復路は打って変って爆風の向かい風となり、みな無口のまま必死にペダルをこいだ思い出が蘇る。

行きはヨイヨイ帰りはなんとやらだ。

これは、

楽して上流へ向かってはあかんやつや!

と言う事で、下流へとひたすら爆風に向かって走り出した。上流が好転しているようなのでできれば上流へと行ってみたかったのだが。

川の色は茶色く濁り、ザッパンザッパンしているのが遠目に見える。

まずは様子見と言う言い訳でヒーヒーしながら下流秘密ランガンポイントでロッドが煽られる爆風の中バイブをメインにあらゆる角度、レンジへとキャストするが反応はない。

このポイントも水位が高いか低いかのどちらかの方がやりやすく、中途半端な状態が一番よくないポイントだ。ド干潮のいま、長大なランガンポイントとなり狙いどころは無数にあるのだが、端から端まで全く反応がない。

とても暖かく感じていたのだが、爆風が体を冷やしていく。

そこへ今度は雨が降り始めてきたが、そんな事もあろうと持ってきたレインウェアを着込むと雨は止んだ。。。

なんなんだ!

再び快速シーバス号にまたがり爆風の中えっちらおっちらとさらに下流へと走り、怖いので数年間避けていたとあるポイント、黒いポリ袋に包まれた惨殺死体の発見現場となったポイント周辺の様子を見てみる。

久しぶりに来たこのポイント、ド干潮で手前が極端に浅くなっているポイントなのでフローティングミノーを投げてみるが季節的に当然と言えば当然かもしれないが反応はなく、シャローランナーでもボトムをゴリゴリと触ってしまう。この水位ではバイブを投げるのはメンドクサイことになりそうな予感しかしないので、次回水位の高い時に来る事を誓い、再び爆風の中快速シーバス号で走り出す。

さすがにこれ以上下流へ進むのはしんどいと判断し、夕マズメのホームエリアを目指すと追い風で今度はペダルをこがなくてもゆっくりと進むほどに楽ちんだ。

神出鬼没ポイントへと入ると上げへと転じた流れが水位を押し上げている。ガボッツを使いポコンポコンやりつつ、早巻で泡を発生させながら潜らせてストップ。

すると浮きあがったルアーのすぐ脇にボワンっと大きなモジリが発生した!

これは!

しかしそれ以上ガボッツでは反応が出ないので、次にX-80でジャークジャーク、

ジャーク&ジャーク。

ルアーが表層でピュンっとなった時にまたもやすぐ横で大きなモジリがボワンっと発生した。

これは!

シーバスなのか、別の魚かは定かではないが、ルアーに反応した事は間違いないようだ。しかしながらこれ以上の反応もなく、爆風がだいぶ和らいだところで暗くなったストラクチャーポイント2へと入り昨夜のズパーン!を待ってみるが出てこない。

普段は不意に出てくるのに、ソルトペンシルを付けて待ち構えている時に限って出てこない。

もう!

ストラクチャーポイント1には先行者がいるので猫ポイント、心霊開墾ポイントとランガンし、最後に上流秘密ランガンポイントへと入ってみたが、全く手ごたえを感じるアタリがないまま休憩もせずに6時間以上に及ぶランガンの末、ボロ雑巾のような状態で納竿する事になってしまった。

下げが効きはじめてきたところでもあり、まだ続けたい気持ちもあったのだが、

お家でビールが飲みたい!

反応ゼロな中、

もはや精神が限界である。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/04/IMG_2560.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/04/IMG_2560-150x150.jpgtsuri-ba荒川のシーバスフィッシングシーバス,ジャークベイト,デイゲーム,トップウォーター,荒川どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 我々ファーザーズアングラーの週末とは主に家族によってコントロールされる事も多いと思うのだが、そんな時に臨時収入的に降ってきたフリータイム! ママ友が遊びに来るから釣りにでも行ってこい! と妻より命令があり、 はい!喜んで! と富津へ行こうと企んだのだが、GWに源流のイワナか、はたまた新潟の青物か、毎年恒例のキャンプへとでかけるので無駄遣いするなとの条件付きであった。 天気予報を見ても爆風である事を理由に富津は諦め、それであれば自転車で行けるところまで行ってみようと、快速シーバス号に荷物を満載し、シーバスを探す釣りロマンへとでかける事にした。 4月15日 14時~20時30分 上げ始め1分ぐらい 晴れたり雨降ったり晴れたり 暴風のち微風   出発したのがド干潮タイムと言う事もあり、まずは荒川河川敷内を行けるところまで行こうと、パンク修理道具も持ち走り始めたのは良いものの、河川敷内は爆風である。 子どもの頃に友達を召喚し、自転車で東京湾を見に行こうと無邪気に往路は追い風に乗り、途中でおやつのフライドポテトを食べつつ、自分たちの力で海を見に行くことへの希望とワクワク感で大はしゃぎしたのだが、復路は打って変って爆風の向かい風となり、みな無口のまま必死にペダルをこいだ思い出が蘇る。 行きはヨイヨイ帰りはなんとやらだ。 これは、 楽して上流へ向かってはあかんやつや! と言う事で、下流へとひたすら爆風に向かって走り出した。上流が好転しているようなのでできれば上流へと行ってみたかったのだが。 川の色は茶色く濁り、ザッパンザッパンしているのが遠目に見える。 まずは様子見と言う言い訳でヒーヒーしながら下流秘密ランガンポイントでロッドが煽られる爆風の中バイブをメインにあらゆる角度、レンジへとキャストするが反応はない。 このポイントも水位が高いか低いかのどちらかの方がやりやすく、中途半端な状態が一番よくないポイントだ。ド干潮のいま、長大なランガンポイントとなり狙いどころは無数にあるのだが、端から端まで全く反応がない。 とても暖かく感じていたのだが、爆風が体を冷やしていく。 そこへ今度は雨が降り始めてきたが、そんな事もあろうと持ってきたレインウェアを着込むと雨は止んだ。。。 なんなんだ! 再び快速シーバス号にまたがり爆風の中えっちらおっちらとさらに下流へと走り、怖いので数年間避けていたとあるポイント、黒いポリ袋に包まれた惨殺死体の発見現場となったポイント周辺の様子を見てみる。 久しぶりに来たこのポイント、ド干潮で手前が極端に浅くなっているポイントなのでフローティングミノーを投げてみるが季節的に当然と言えば当然かもしれないが反応はなく、シャローランナーでもボトムをゴリゴリと触ってしまう。この水位ではバイブを投げるのはメンドクサイことになりそうな予感しかしないので、次回水位の高い時に来る事を誓い、再び爆風の中快速シーバス号で走り出す。 さすがにこれ以上下流へ進むのはしんどいと判断し、夕マズメのホームエリアを目指すと追い風で今度はペダルをこがなくてもゆっくりと進むほどに楽ちんだ。 神出鬼没ポイントへと入ると上げへと転じた流れが水位を押し上げている。ガボッツを使いポコンポコンやりつつ、早巻で泡を発生させながら潜らせてストップ。 すると浮きあがったルアーのすぐ脇にボワンっと大きなモジリが発生した! これは! しかしそれ以上ガボッツでは反応が出ないので、次にX-80でジャークジャーク、 ジャーク&ジャーク。 ルアーが表層でピュンっとなった時にまたもやすぐ横で大きなモジリがボワンっと発生した。 これは! シーバスなのか、別の魚かは定かではないが、ルアーに反応した事は間違いないようだ。しかしながらこれ以上の反応もなく、爆風がだいぶ和らいだところで暗くなったストラクチャーポイント2へと入り昨夜のズパーン!を待ってみるが出てこない。 普段は不意に出てくるのに、ソルトペンシルを付けて待ち構えている時に限って出てこない。 もう! ストラクチャーポイント1には先行者がいるので猫ポイント、心霊開墾ポイントとランガンし、最後に上流秘密ランガンポイントへと入ってみたが、全く手ごたえを感じるアタリがないまま休憩もせずに6時間以上に及ぶランガンの末、ボロ雑巾のような状態で納竿する事になってしまった。 下げが効きはじめてきたところでもあり、まだ続けたい気持ちもあったのだが、 お家でビールが飲みたい! 反応ゼロな中、 もはや精神が限界である。 それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン