どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

かれこれ6年ほど前になるだろうか、ワタシがあるインフラ系webサイトの運用に携わっていた頃にお世話になっていたゴージパイセンとお友達のwataru君、お取引先の釣り部的な方々とLTアジに挑戦してきた。

今回お世話になった船宿は「黒川分家畑中丸」さん。みなさん利用するのは初めての船宿さんとの事だ。

人数は14人で気心知れたメンバーのみの仕立て船なので気持ちも楽である。

ワタシはあまり船釣り経験はないものの、父が船釣り専門なのでタックルを借りて行こうかと思ったのだが、

なんとレンタル無料!

と言う事で荷物も減らせるので今回はレンタルタックルで挑む事にした。

よぉーし!お父さんバンバンアジ釣ってお酒を飲みながらアジ料理を楽しんじゃうぞ~!と意気込んで5時に起き、6時前には出発だ。

何も準備らしい準備もしていなかったので、父から借りたクーラーボックスを積み、バッカンに雨具やらを詰め、車に積み込みリヤハッチを閉めようとしたその時、クーラーボックスに貼られたステッカーが目に入った。

太幸丸

違う船宿さんの馬鹿でかいステッカーが貼ってある!

まぁいい。見えないように運べばいいだろう。

車を走らせ荒川沿いの見慣れた首都高ICの料金所をくぐるとすぐに渋滞が始まる。この時間にここが渋滞しているのは珍しい。

ナビを見るとどうやら少し先で事故が発生しているようだ。

ノロノロと現場へ近づくと驚愕の事故風景が!

車が逆立ちしている!

どうやらジャンクションの中央分離帯に激突したようで、その勢いで車が逆立ちしてしまったようだ。

前方に乗用車が一台停車しているが、消防や警察はまだ到着しておらず、ドライバーが外に出ている気配もない。

恐る恐る車内を見るとエアバッグの開いた跡が見てとれる。

と言う事は。。。

車内にはまだ。。。

怖いよ怖いよ!救急車早く来てよ!

銀座経由、葛西経由、どちらでも所要時間は変わらなそうではあるが、運転が楽な葛西経由で湾岸線へ出て横羽線を経由し生麦インターで降りると目的地はすぐそこだ。

ただこの周辺、道が非常に狭くナビの案内通りに行っても過酷な道を通る事になる。もしかしたら楽な道があるのかもしれないが、道に迷うとはまるパターンな気がしたのでここはナビに従う事にし、狭い角を潜り抜けなんとか無事に船宿の駐車場に到着。

蕎麦を食べながら近づいてくるwataru君とゴージパイセンとも合流し、8時にいよいよ出船だ。

エンジン音を轟かせ船が走り出すと風が思いのほか強く冷たい。

河口周辺で他の釣り船たちが集まっている場所をグルグルと走り、魚の群れを見つけたのか、船を停止させ「どーぞー!」と船長の掛け声とともにみなカゴにコマセを詰め、船宿特製と書かれた仕掛けの針にイソメを付けるとドボンっとボトムまで一気に落とし、リールのハンドルを二回転ほどさせ竿を上下に振りコマセを散らしてアタリを待つ。

時折ロッドを立てたりサビいたり、さらにコマセを出したりしながら誘いをかける。

周囲あちこちで豆アジ混じりでポツポツと上がり始める。

ワタシとゴージパイセンは反応なし。

あってはならない船釣りあるあるである。

しばらくするとようやくワタシに良型のアジがヒット!つづいて小型のアジもヒット!

それ以降はアタリのないまま船頭さんの合図に従ってポイントを転々とする。

最初のポイントに戻り再び仕掛けを落とすと一投目ですぐにアジがヒット!巻き上げていると、

ハンドルノブが取れた!

マジか!

こんなことがあるのか?

いくらトルクのあるベイトリールとは言え、重いビシである。軸を直接持ってのリトリーブはなかなかしんどい。

なんとか良型のアジを取り込み再開するが、やっぱりハンドルノブのないリールはしんどい。

船長に聞くと代えがあるとの事でそちらに代えてもらい、ハンドルノブの折れたリールをみるなり「あれま」と一言つぶやいた。

まさしく「あれま」と言う状態である。

代替のタックルで再開し、何か重くなった気がするが明確なアタリが分からず巻き取っているとなんだか重いし、なんか走ってる?と半信半疑のまま引き上げると、なんと良型のイシモチが釣れていた。

これは嬉しい外道だ。

しかしそれ以降はまったくアタリなく、周囲でカサゴがポツポツと釣れたが、それ以外はサッパリ。船が上げるしぶきを浴びながらポイントを変えるが、そちらもサッパリ。

しかも雨具を着るタイミングを逃しビッショビショである。

そうこうしているうちにコマセが無くなり、大仏のような表情になりながらボトムで根魚を探すが14時30分、タイムリミットとなり今回の船釣りは終了となった。

釣果は今一つではあったが、嬉しい外道混じりで新鮮なお土産ができたのでこれで十分だ。

なんとなく船ならよく釣れそうなイメージはあるが、船釣り専門の父を見ていてもボーズで終了なんて事もあり、やはり釣りはこれだから面白いのだと再認識した。そして食べておいしい魚を仲間とワイワイやりながら沖合で釣るのは楽しいものだ。

船に乗る前から気になってはいたのだが、wataru君のクーラーバッグは船宿でもらった氷がピッタリ入るサイズ。

魚スペースがほとんどない!

次は父と真鯛狙いで船に乗ってみようか。父と船釣りに一度も行ったことがないワタシがそんな気持ちになった楽しい釣行であった。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/05/IMG_2747.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/05/IMG_2747-150x150.jpgtsuri-ba海釣りアジ,船釣りどうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 かれこれ6年ほど前になるだろうか、ワタシがあるインフラ系webサイトの運用に携わっていた頃にお世話になっていたゴージパイセンとお友達のwataru君、お取引先の釣り部的な方々とLTアジに挑戦してきた。 今回お世話になった船宿は「黒川分家畑中丸」さん。みなさん利用するのは初めての船宿さんとの事だ。 人数は14人で気心知れたメンバーのみの仕立て船なので気持ちも楽である。 ワタシはあまり船釣り経験はないものの、父が船釣り専門なのでタックルを借りて行こうかと思ったのだが、 なんとレンタル無料! と言う事で荷物も減らせるので今回はレンタルタックルで挑む事にした。 よぉーし!お父さんバンバンアジ釣ってお酒を飲みながらアジ料理を楽しんじゃうぞ~!と意気込んで5時に起き、6時前には出発だ。 何も準備らしい準備もしていなかったので、父から借りたクーラーボックスを積み、バッカンに雨具やらを詰め、車に積み込みリヤハッチを閉めようとしたその時、クーラーボックスに貼られたステッカーが目に入った。 太幸丸 違う船宿さんの馬鹿でかいステッカーが貼ってある! まぁいい。見えないように運べばいいだろう。 車を走らせ荒川沿いの見慣れた首都高ICの料金所をくぐるとすぐに渋滞が始まる。この時間にここが渋滞しているのは珍しい。 ナビを見るとどうやら少し先で事故が発生しているようだ。 ノロノロと現場へ近づくと驚愕の事故風景が! 車が逆立ちしている! どうやらジャンクションの中央分離帯に激突したようで、その勢いで車が逆立ちしてしまったようだ。 前方に乗用車が一台停車しているが、消防や警察はまだ到着しておらず、ドライバーが外に出ている気配もない。 恐る恐る車内を見るとエアバッグの開いた跡が見てとれる。 と言う事は。。。 車内にはまだ。。。 怖いよ怖いよ!救急車早く来てよ! 銀座経由、葛西経由、どちらでも所要時間は変わらなそうではあるが、運転が楽な葛西経由で湾岸線へ出て横羽線を経由し生麦インターで降りると目的地はすぐそこだ。 ただこの周辺、道が非常に狭くナビの案内通りに行っても過酷な道を通る事になる。もしかしたら楽な道があるのかもしれないが、道に迷うとはまるパターンな気がしたのでここはナビに従う事にし、狭い角を潜り抜けなんとか無事に船宿の駐車場に到着。 蕎麦を食べながら近づいてくるwataru君とゴージパイセンとも合流し、8時にいよいよ出船だ。 エンジン音を轟かせ船が走り出すと風が思いのほか強く冷たい。 河口周辺で他の釣り船たちが集まっている場所をグルグルと走り、魚の群れを見つけたのか、船を停止させ「どーぞー!」と船長の掛け声とともにみなカゴにコマセを詰め、船宿特製と書かれた仕掛けの針にイソメを付けるとドボンっとボトムまで一気に落とし、リールのハンドルを二回転ほどさせ竿を上下に振りコマセを散らしてアタリを待つ。 時折ロッドを立てたりサビいたり、さらにコマセを出したりしながら誘いをかける。 周囲あちこちで豆アジ混じりでポツポツと上がり始める。 ワタシとゴージパイセンは反応なし。 あってはならない船釣りあるあるである。 しばらくするとようやくワタシに良型のアジがヒット!つづいて小型のアジもヒット! それ以降はアタリのないまま船頭さんの合図に従ってポイントを転々とする。 最初のポイントに戻り再び仕掛けを落とすと一投目ですぐにアジがヒット!巻き上げていると、 ハンドルノブが取れた! マジか! こんなことがあるのか? いくらトルクのあるベイトリールとは言え、重いビシである。軸を直接持ってのリトリーブはなかなかしんどい。 なんとか良型のアジを取り込み再開するが、やっぱりハンドルノブのないリールはしんどい。 船長に聞くと代えがあるとの事でそちらに代えてもらい、ハンドルノブの折れたリールをみるなり「あれま」と一言つぶやいた。 まさしく「あれま」と言う状態である。 代替のタックルで再開し、何か重くなった気がするが明確なアタリが分からず巻き取っているとなんだか重いし、なんか走ってる?と半信半疑のまま引き上げると、なんと良型のイシモチが釣れていた。 これは嬉しい外道だ。 しかしそれ以降はまったくアタリなく、周囲でカサゴがポツポツと釣れたが、それ以外はサッパリ。船が上げるしぶきを浴びながらポイントを変えるが、そちらもサッパリ。 しかも雨具を着るタイミングを逃しビッショビショである。 そうこうしているうちにコマセが無くなり、大仏のような表情になりながらボトムで根魚を探すが14時30分、タイムリミットとなり今回の船釣りは終了となった。 釣果は今一つではあったが、嬉しい外道混じりで新鮮なお土産ができたのでこれで十分だ。 なんとなく船ならよく釣れそうなイメージはあるが、船釣り専門の父を見ていてもボーズで終了なんて事もあり、やはり釣りはこれだから面白いのだと再認識した。そして食べておいしい魚を仲間とワイワイやりながら沖合で釣るのは楽しいものだ。 船に乗る前から気になってはいたのだが、wataru君のクーラーバッグは船宿でもらった氷がピッタリ入るサイズ。 魚スペースがほとんどない! 次は父と真鯛狙いで船に乗ってみようか。父と船釣りに一度も行ったことがないワタシがそんな気持ちになった楽しい釣行であった。 それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン