どうもこんにちは。ツリーバ編集長のヒビヤです。

ソーラス条約とは、外国の船が行き交う地域で釣りをする人は知っている方も多いと思いますが、ざっくり言うと2001年のテロをきっかけに港湾の立ち入りを厳しく制限しようと言うのがソーラス条約の大枠。

詳細は以下wikipediaより抜粋

1912年のタイタニック号海難事故を契機として、船舶の安全確保のため救命艇や無線装置の装備等の規則を定める条約が1914年に締結された。これが初のSOLAS条約であるが、第一次世界大戦の影響で発効には至らなかった。

1914年条約に新たな安全規制を追加するなどの修正を加えた条約が1929年に締結され、1933年に発効した。その後も1948年および1960年に改正条約が結ばれた。

現在最新のSOLAS条約は技術革新に対応するための迅速な改正を可能とするなどの修正を加えた1974年条約であり、日本は1980年5月15日に加入した。

その後30回以上にわたり改正を経ているが、最近では2001年アメリカ同時多発テロを契機に2002年に改正が行われ(改正SOLAS条約)、テロ対策として港湾関連施設についても侵入防止等の保安対策を強化することが義務付けられた。また、改正SOLAS条約に基づき、外航船と国際港湾が順守すべき国際規則=ISPSコードが2004年7月1日付けで発効。外航コンテナ定期船業界でも、ISPSコードに適応し、船舶・貨物の輸送途上での安全と保安確保を目指した動きが活発化したが、運送業者の費用負担が増加し、荷主に対してISPSチャージなどのコスト転嫁も行われている。

と、意外と古い条約なんですね。

これによる釣り人への影響はと言うと、釣り人の立ち入りが黙認されていたり、開放されていた港湾部への立ち入りが一切できない、つまり釣りができなくなったと言う事になるんですね。

海上からのボートによる接近もできません。

ソーラス条約が強化、適用されたのが10年ほど前ですが、それより前の20年ぐらい前に僕は江東区エリアの港湾でルアーはもちろんのこと、電気ウキのスズキ釣りやブラクリのアイナメ釣りをよくやっていました。当時は夜のシーバスタイムまでアイナメをポコポコ釣ったり、チョイ投げでカレイを釣ったり、堤防でアジ、カタクチイワシを釣ったり、本当に魚がよく釣れたエリアでした。

しかしながらソーラス条約により港湾部への立ち入りが厳重に制限され、そう言った場所での釣りは不可能となってしまいました。実際に取り締まりの対象になった人もいるようです。

こう言った状況をなんとか打破しようと釣り振興会では一部の港湾で一時的に開放してもらえるよう働きかけ実現した実績があります。

いつかまた、自由に釣りが楽しめるようになる事を我々釣り人は願うばかり。

それまでは、海釣り公園、釣りができる公園など許可された場所で釣りを楽しみましょうね!無理は禁物です。

再び自由に釣りができるようになるためにはソーラス問題だけではなく、ゴミを出さない、漁業の妨害をしない、自然・資源の保護に努める、モラルやルールを守るなど釣り人の意識改善が必須だと思われます。

とは言え、仕掛けの根掛かりや風でゴミが飛ばされたりなど意図しないゴミが発生してしまうのも事実です。

そう言った事への辻褄合わせかもしれませんが、釣り人目線での環境やゴミ問題の改善、取り組みをせねばならない時に来ているのだと実感します。

我々釣り人にできる事はなんでしょうか。

是非一緒に考え、改善し、いつまでも釣りが楽しめるフィールドを作っていきましょう!

いつかまたアイナメがポコポコ釣れる日を待ち望みながら、今日もNo Tsuri-ba! No Life!

ソーラス条約
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