こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです!

先日に行った笹目橋~荒川河川敷公園でのテナガエビ釣り。東京に来てハゼ一族しか釣っていなかったところにやっとの事で到来した獲物テナガエビ。不遇の期間が長かったせいかテナガエビ釣りが楽しくてたまらなかった。やはり釣りは釣れる時が一番楽しい!

やっとの事で釣り上げた東京の獲物を「楽しいひと時をありがとう」と優しい気持ちでリリース、するわけがない!持って帰って食うでしょ。
食物への感謝の気持ちはあるが所詮この世は弱肉強食。

釣られた以上覚悟せいや。

ということで、人生初の獲物テナガエビを調理し、食べてみようというのが今回のテーマなのです。

料理男子への道という記事で、少しでも料理を嗜もうと勉強はしたもののそもそも獲物が釣れず道は塞がっていた。

が、道が開けた。

ネットで調べるとテナガエビの調理には大きく2つの工程。

①泥抜き②調理である。①泥抜きは、釣りへ行く段階でバッカンとぶくぶくを用意し、生きたまま持ち帰り、こまめに水を取り替えて2~3日かけて泥抜きする。②調理は、もちろん様々な方法があるが、料理酒で締めて素揚げにするのが一番オーソドックスな調理法みたい。

だが問題がある。僕が住むのはあくまでシェアハウスであり個人スペースが限られている。バッカンとぶくぶくをセットしてエビを短期飼育するなどということは許されないのだ。以前女子部屋にて、ある住人がベット上でヘラクレスオオカブトの幼虫をダンボール数個単位で大量に飼育、羽化させるという事件が起こり、強制退去させられた事件があった。下手をすれば僕も同じ道を辿りかねないのだ。

そこで僕が考えた策がこれ。

持参するのはペットボトルのみ。釣れなければ真夏の命の水へと変身させる二段構えだ。加えて、電車釣行である僕にとっては携帯性に優れるという点が大きい。これにエビを放り込んで持ち帰り、そのまま泥抜きへと移行するというスマートな計画。

今回はVIP待遇での泥抜きなので一匹一本。
多少かさばるがそれでもペットボトルぐらいなら個人用スペースになんとか収まる。
たとえ管理人から注意を受けたとしても
「出汁が出てうまくなるんすよ。これがうまいんす」
と、飲み物であることを断固主張すれば、憐れみは受けるだろうが強制退去は避けられるだろう。
これがヘラクレスと比較したテナガエビの優位性なのだ。

ということで、ペットでの泥抜きに入る。12時間おきに水を取り替えることにする。

12時間後、翌朝。

臨終。

VIP待遇にもかかわらず、彼らは旅立った。

ありがとう。かけがえない時間を本当にありがとう。

ということで、彼らの死を悼みつつ、改めてテナガを観察。

にしても、本当に眺めているだけで楽しい。異常なまでに長い髭とハサミ。

上から見ると何とも言えぬインパクト。荒川のテトラの隙間を覗くとコイツが歩いてるもんですから・・・もうドーパミンがドバドバです。
なんか小さい頃に全く知らない生物を草むらで見つけた感覚に似てますよね。そんな楽しさがエビ釣りにはある。

ということで、ネット記事を参考に丁寧に、慎重に、感謝の気持ちを込めて調理をしていきます。予期に反して臨終されたので、もう締めの必要はない。Let’s cook!

まず、シコシコと洗っていく。

トイレットペーパーで拭く。リビングあったやつを使う。

トイレットペーパーのカスがついているが気にしない。素揚げで物足りない場合の一工夫と捉える。

油に放り込む。温度を測るのはめんどくさいので常温からイン。

火をつける。

トイレットペーパーを皿に敷き、盛り付けの準備を整える。キッチンペーパーは断固として買いにいかない。

温度が上昇していく。赤みを帯びていくテナガ達。
ポコポコポコ、と心地よい音を立てながら揚がっていきます。
トイレットペーパーの絶大な吸水効果のおかげで跳ねたりもしません。

  

やばいですよね!ちょーうまそうじゃないですか!?

エビって熱を通すと赤くなるって共通の性質なんですかね?
いちいち楽しませてくれますね、こいつは。

トイレットペーパー皿に盛り付け、完成。
ただ、作ったのはいいが自分では食べたくないんです。
今更ですが・・・
嫌なことは積極的に他人に押し付けて行きましょう。

ということで適当な実験台を探して実食へ(実食編)。

No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/07/thumb_IMG_3810_1024.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/07/thumb_IMG_3810_1024-150x150.jpgいしぽよ釣りTALKテナガエビ,料理こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです! 先日に行った笹目橋~荒川河川敷公園でのテナガエビ釣り。東京に来てハゼ一族しか釣っていなかったところにやっとの事で到来した獲物テナガエビ。不遇の期間が長かったせいかテナガエビ釣りが楽しくてたまらなかった。やはり釣りは釣れる時が一番楽しい! やっとの事で釣り上げた東京の獲物を「楽しいひと時をありがとう」と優しい気持ちでリリース、するわけがない!持って帰って食うでしょ。 食物への感謝の気持ちはあるが所詮この世は弱肉強食。 釣られた以上覚悟せいや。 ということで、人生初の獲物テナガエビを調理し、食べてみようというのが今回のテーマなのです。 料理男子への道という記事で、少しでも料理を嗜もうと勉強はしたもののそもそも獲物が釣れず道は塞がっていた。 が、道が開けた。 ネットで調べるとテナガエビの調理には大きく2つの工程。 ①泥抜き②調理である。①泥抜きは、釣りへ行く段階でバッカンとぶくぶくを用意し、生きたまま持ち帰り、こまめに水を取り替えて2~3日かけて泥抜きする。②調理は、もちろん様々な方法があるが、料理酒で締めて素揚げにするのが一番オーソドックスな調理法みたい。 だが問題がある。僕が住むのはあくまでシェアハウスであり個人スペースが限られている。バッカンとぶくぶくをセットしてエビを短期飼育するなどということは許されないのだ。以前女子部屋にて、ある住人がベット上でヘラクレスオオカブトの幼虫をダンボール数個単位で大量に飼育、羽化させるという事件が起こり、強制退去させられた事件があった。下手をすれば僕も同じ道を辿りかねないのだ。 そこで僕が考えた策がこれ。 持参するのはペットボトルのみ。釣れなければ真夏の命の水へと変身させる二段構えだ。加えて、電車釣行である僕にとっては携帯性に優れるという点が大きい。これにエビを放り込んで持ち帰り、そのまま泥抜きへと移行するというスマートな計画。 今回はVIP待遇での泥抜きなので一匹一本。 多少かさばるがそれでもペットボトルぐらいなら個人用スペースになんとか収まる。 たとえ管理人から注意を受けたとしても 「出汁が出てうまくなるんすよ。これがうまいんす」 と、飲み物であることを断固主張すれば、憐れみは受けるだろうが強制退去は避けられるだろう。 これがヘラクレスと比較したテナガエビの優位性なのだ。 ということで、ペットでの泥抜きに入る。12時間おきに水を取り替えることにする。 12時間後、翌朝。 臨終。 VIP待遇にもかかわらず、彼らは旅立った。 ありがとう。かけがえない時間を本当にありがとう。 ということで、彼らの死を悼みつつ、改めてテナガを観察。 にしても、本当に眺めているだけで楽しい。異常なまでに長い髭とハサミ。 上から見ると何とも言えぬインパクト。荒川のテトラの隙間を覗くとコイツが歩いてるもんですから・・・もうドーパミンがドバドバです。 なんか小さい頃に全く知らない生物を草むらで見つけた感覚に似てますよね。そんな楽しさがエビ釣りにはある。 ということで、ネット記事を参考に丁寧に、慎重に、感謝の気持ちを込めて調理をしていきます。予期に反して臨終されたので、もう締めの必要はない。Let’s cook! まず、シコシコと洗っていく。 トイレットペーパーで拭く。リビングあったやつを使う。 トイレットペーパーのカスがついているが気にしない。素揚げで物足りない場合の一工夫と捉える。 油に放り込む。温度を測るのはめんどくさいので常温からイン。 火をつける。 トイレットペーパーを皿に敷き、盛り付けの準備を整える。キッチンペーパーは断固として買いにいかない。 温度が上昇していく。赤みを帯びていくテナガ達。 ポコポコポコ、と心地よい音を立てながら揚がっていきます。 トイレットペーパーの絶大な吸水効果のおかげで跳ねたりもしません。    やばいですよね!ちょーうまそうじゃないですか!? エビって熱を通すと赤くなるって共通の性質なんですかね? いちいち楽しませてくれますね、こいつは。 トイレットペーパー皿に盛り付け、完成。 ただ、作ったのはいいが自分では食べたくないんです。 今更ですが・・・ 嫌なことは積極的に他人に押し付けて行きましょう。 ということで適当な実験台を探して実食へ(実食編)。 No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン