こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです!

前回行った笹目橋でのうなぎ釣り。結果は予想に反せずウナギは釣れず、いつも通り小物釣りへと走ってしまった。
何がダメなのか・・・本気で焦っている日々が続いているのです。ツリーバの一員として釣りを初めて以来、インパクトのある魚も釣れず。そこで、本日一つの決意に至ったのです。
今日から本気出す。
これです。用はやる気の問題なのです。今までは、たくさんの場所・たくさんの魚を画をお届けするという名目でだらだらと釣りを行ってきましたが、このままじゃ本当にいかん!

前回のウナギ釣り釣行で惨敗し、誰もいない三田線の車両内で考え、
何が何でもウナギを狩る!
と決めたのです。まず一つ成し遂げて次へと進もうと思います。

ウナギ釣りど素人がウナギを釣り上げるまでの過程をご覧いただければと思っています。

彼を知り、己を知れば百戦危うからず。古代中国から脈々と受け継がれる格言です。思うに今までの僕は敵も己も知らな過ぎた。まぁ反省してこうやって勉強しようと思っているのだから「己を知った」僕はすでに50戦は勝てる状況にあると仮定しよう。あとは敵を知れば、百戦は危うからず!

そこで、釣行に向けて今回はウナギを徹底解剖編しようと思う。

何が何でもうなぎを釣らねば前には進めぬ。
意地でも笹目橋付近でうなぎを釣り上げてやる。
今回は、「敵を知る」ということでうなぎの研究をしてみました。

【ながい曼】

日本においてはウナギは高級魚として知られ、世界のウナギの70%が日本で消費されていると言われる。ウナギは縄文時代の貝塚から骨が発見されていることからもわかるように、日本人は古来からウナギが大好きなのだ。歴史学的には万葉集の大友家持の歌で「武奈伎(むなぎ)」として初登場し、院政期には「うなぎ」という言葉が登場し始めた。「むなぎ」は「身(む)・長し」を表すとされ、これから転じて「うなぎ」と呼ばれ、定着したとされる。現代では魚へんに、「長い」という意味がある「曼」と書き表されるのもイメージがつきやすい。江戸時代には東京湾で漁獲が多かったため、安価な食料として親しまれていた。それに平賀源内が目をつけて「土用の丑の日」というキャンペーンを開始。本来冬が旬のうなぎが夏の元気ビンビン魚の代表格として認知されるようになったのだ。
「むなぎ」の由来には、その胴体の長さから、家の棟木に例えられたとする説や


画像元:wikipedia

胸あたりが黄色いというチャームポイントから胸黄とされたとする説もある。


画像元:#ヤザワファンmedias photos

【古参なウナギ】

生物学的にはカライワシ上目のウナギ目として分類される。カライワシ上目は他に古代魚として知られるイセゴイやターポンがおり、幼生期にはレプトケファルスという形態をとることで共通する。

生きた化石と称されるシーラカンスは人間と同じく肺で呼吸するが、カライワシ上目はアロワナ上目に次いで肺を浮き袋に進化させた種族と考えられており、魚類の中ではかなりの古参である。

ウナギ目の仲間にはアナゴ、ハモ、ウツボなどがいる。

 

【色変化するシャクレ。それがウナギ】


画像元:wikipedia

みなさんご想像に易いように、ウナギは蛇行型という細長いニョロニョロとした体型をしている。カライワシ上目ウナギ目の仲間であるアナゴ、ハモ等が上顎が突出しているのに対して、ウナギは下顎が突出していることから区別可能。


画像元:
山崎 弘也 (@Zakiyama_114) | Twitter

日本にはニホンウナギとオオウナギが生息しているが、ニホンウナギが黒く斑点がないのに対し、オオウナギは茶褐色で斑点がある。

ニホンウナギの中でも体色に個体差が見られ、汽水域や外界で捕獲された「青ウナギ」は体色が青で臭みもなく美味とされる。また、「黄金うなぎ」は黄色の体色をしており、脂が乗っていて美味とされている。産卵のために川を下る個体は銀色の体色をしており、「銀ウナギ」と呼ばれる。みなさんいろんな色のウナギ釣りを楽しんでみては?

 

【ウナギ、地球を語る】

うなぎの生態については詳しは解明されていないが、グアム沖・マリアナ諸島海域で産卵行動を行い、孵化した稚魚は黒潮に乗って日本に接岸する。ちなみに、養鰻に利用する稚魚はこのタイミングで漁獲されるらしい。稚魚が成長し、体が黒くなる頃に河川の遡上を開始するが、海水域・汽水域に残存する個体もいる。遡上する能力が非常に高く、地を這って遡上する行動も確認されているとか。

そのため、かなりの上流域や田んぼの用水路までも遡上するのが本来であるが、人間がもうけた関などにより遡上できない場合もある。遡上力が高い反面では水質に敏感という性質を持っており、人間による河川分断・水質汚染により姿を消す魚であり、「地球環境を語る魚」と形容した作家もいる。河川に遡上した個体は4歳で成熟し、体長は最大で1.3mにも達するとか。数年河川で暮らした後に「銀ウナギ」へと変身して河を下っていく。

とまぁ、ニホンウナギの基礎情報についてはある程度理解できた。
だが、まだまだ!
ウナギを狩ると決意した以上はもっと、釣りに実践的な情報へとブラッシュアップさせねばならぬ。

にしても・・・勉強疲れるわ〜。(勉強は続く

No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/07/85a9d4c1a6f66c7353539388f4f5809a.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/07/85a9d4c1a6f66c7353539388f4f5809a-150x150.jpgいしぽよ釣りTALKこんにちわ!ツリーバライターのイシザキです! 前回行った笹目橋でのうなぎ釣り。結果は予想に反せずウナギは釣れず、いつも通り小物釣りへと走ってしまった。 何がダメなのか・・・本気で焦っている日々が続いているのです。ツリーバの一員として釣りを初めて以来、インパクトのある魚も釣れず。そこで、本日一つの決意に至ったのです。 今日から本気出す。 これです。用はやる気の問題なのです。今までは、たくさんの場所・たくさんの魚を画をお届けするという名目でだらだらと釣りを行ってきましたが、このままじゃ本当にいかん! 前回のウナギ釣り釣行で惨敗し、誰もいない三田線の車両内で考え、 何が何でもウナギを狩る! と決めたのです。まず一つ成し遂げて次へと進もうと思います。 ウナギ釣りど素人がウナギを釣り上げるまでの過程をご覧いただければと思っています。 彼を知り、己を知れば百戦危うからず。古代中国から脈々と受け継がれる格言です。思うに今までの僕は敵も己も知らな過ぎた。まぁ反省してこうやって勉強しようと思っているのだから「己を知った」僕はすでに50戦は勝てる状況にあると仮定しよう。あとは敵を知れば、百戦は危うからず! そこで、釣行に向けて今回はウナギを徹底解剖編しようと思う。 何が何でもうなぎを釣らねば前には進めぬ。 意地でも笹目橋付近でうなぎを釣り上げてやる。 今回は、「敵を知る」ということでうなぎの研究をしてみました。 【ながい曼】 日本においてはウナギは高級魚として知られ、世界のウナギの70%が日本で消費されていると言われる。ウナギは縄文時代の貝塚から骨が発見されていることからもわかるように、日本人は古来からウナギが大好きなのだ。歴史学的には万葉集の大友家持の歌で「武奈伎(むなぎ)」として初登場し、院政期には「うなぎ」という言葉が登場し始めた。「むなぎ」は「身(む)・長し」を表すとされ、これから転じて「うなぎ」と呼ばれ、定着したとされる。現代では魚へんに、「長い」という意味がある「曼」と書き表されるのもイメージがつきやすい。江戸時代には東京湾で漁獲が多かったため、安価な食料として親しまれていた。それに平賀源内が目をつけて「土用の丑の日」というキャンペーンを開始。本来冬が旬のうなぎが夏の元気ビンビン魚の代表格として認知されるようになったのだ。 「むなぎ」の由来には、その胴体の長さから、家の棟木に例えられたとする説や 画像元:wikipedia 胸あたりが黄色いというチャームポイントから胸黄とされたとする説もある。 画像元:#ヤザワファンmedias photos 【古参なウナギ】 生物学的にはカライワシ上目のウナギ目として分類される。カライワシ上目は他に古代魚として知られるイセゴイやターポンがおり、幼生期にはレプトケファルスという形態をとることで共通する。 生きた化石と称されるシーラカンスは人間と同じく肺で呼吸するが、カライワシ上目はアロワナ上目に次いで肺を浮き袋に進化させた種族と考えられており、魚類の中ではかなりの古参である。 ウナギ目の仲間にはアナゴ、ハモ、ウツボなどがいる。   【色変化するシャクレ。それがウナギ】 画像元:wikipedia みなさんご想像に易いように、ウナギは蛇行型という細長いニョロニョロとした体型をしている。カライワシ上目ウナギ目の仲間であるアナゴ、ハモ等が上顎が突出しているのに対して、ウナギは下顎が突出していることから区別可能。 画像元:山崎 弘也 (@Zakiyama_114) | Twitter 日本にはニホンウナギとオオウナギが生息しているが、ニホンウナギが黒く斑点がないのに対し、オオウナギは茶褐色で斑点がある。 ニホンウナギの中でも体色に個体差が見られ、汽水域や外界で捕獲された「青ウナギ」は体色が青で臭みもなく美味とされる。また、「黄金うなぎ」は黄色の体色をしており、脂が乗っていて美味とされている。産卵のために川を下る個体は銀色の体色をしており、「銀ウナギ」と呼ばれる。みなさんいろんな色のウナギ釣りを楽しんでみては?   【ウナギ、地球を語る】 うなぎの生態については詳しは解明されていないが、グアム沖・マリアナ諸島海域で産卵行動を行い、孵化した稚魚は黒潮に乗って日本に接岸する。ちなみに、養鰻に利用する稚魚はこのタイミングで漁獲されるらしい。稚魚が成長し、体が黒くなる頃に河川の遡上を開始するが、海水域・汽水域に残存する個体もいる。遡上する能力が非常に高く、地を這って遡上する行動も確認されているとか。 そのため、かなりの上流域や田んぼの用水路までも遡上するのが本来であるが、人間がもうけた関などにより遡上できない場合もある。遡上力が高い反面では水質に敏感という性質を持っており、人間による河川分断・水質汚染により姿を消す魚であり、「地球環境を語る魚」と形容した作家もいる。河川に遡上した個体は4歳で成熟し、体長は最大で1.3mにも達するとか。数年河川で暮らした後に「銀ウナギ」へと変身して河を下っていく。 とまぁ、ニホンウナギの基礎情報についてはある程度理解できた。 だが、まだまだ! ウナギを狩ると決意した以上はもっと、釣りに実践的な情報へとブラッシュアップさせねばならぬ。 にしても・・・勉強疲れるわ〜。(勉強は続く) No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン