こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです!

隅田川での第三回おっさん散歩を終え、やってきたのは錦糸町。


実はある思い出のターゲットを捕獲しにやってきたのです。
錦糸町から10分くらい歩くと猿江恩賜公園(さるえおんしこうえん)の北側エリアにたどり着く。

 

なかなかいい趣味をしている。丑の刻参りにはいささか大きすぎるサイズの藁人形が吊るされている。自分の中の黒い心に負けそうになった時はここに釘を刺しにくるのもいいかもしれない。(本当にやったら多分しょっぴかれるのでご注意を)

んー、あいつの気配はまだないが、とりあえず近くの水辺を散策。
すると、道にて重要アイテムを発見。

実は今日のターゲットはこのようにそのへんに落ちている木の棒で釣るという伝統がある。早速キーアイテムを入手し、釣行は順調に進みそうである。

散策を続けていると、公園の北側に水辺を発見。
しかし、水がクリーンすぎるし、川というより人が遊ぶことを前提とした整備された水路といった感じ。生物の気配は感じない。

案の定小さい子供とママさんグループが水辺遊びにやってきていた。服を全部脱ぎ捨て、ラブラドールレトリバーのように小川でバシャバシャ転げまわるもよし。童心を忘れないおっさんというあるべき大人の姿を子供達に見せつけるチャンスだとは思ったが、ママさん達にリンチされそうなのでやめておく。

子供たちが遊ぶ水辺のすぐ横には池。ターゲットがいそうな環境ではあるが、いかんせん視認度が悪すぎる。おそらく深さはそれほどではないと思われるが、水底が全く見えない。今回のターゲットは底生生物で、サイトフィッシングが可能である点に醍醐味がある。見えない中で探りながら釣る、ということも可能だができれば別の場所を探したい。

 

ここで釣りをしていた爺さん達に話を聞くと、公園の南側に別の水辺があるということなのでそちらに移動。

地図を確認すると、爺さん達の言う通り、確かに公園の南側に水辺があるようだ。形状から察するに野池といったところだろうか。

おっ?

素晴らしい・・・・。まさに都会の中にあるオアシス。奥には椅子に腰掛け、小物を釣る仙人が一人。

 

いやー、地元のクソ田舎にある小川を思い出しますね!東京にある公園というのは、頑張って緑を増やしてはいるのでしょうが、どうしても剪定された木の隙間からビルが見えたりってことが多いですよね。ここは木が生い茂っていて東京での日常を忘れさせてくれます。蝉も都会では味わえない声量で歌っています。

ソフトボール大のキノコ。これを持ち帰ってシェアハウスの同居人たちに振る舞うというのも面白そうではあるが、今回の目的はあくまでアイツである。

すでにターゲットがいそうな環境ではあるが、水底を見ても存在が確認できないので、目を凝らしながら上流へと進む。

ターゲットを狩りにやってきている親子を発見。数匹Getしておられましたね。手頃に釣れるので、夏休み中の子供達の格好のターゲットとなる今回の獲物。都会で暮らす子供に少しでも自然を体験させる・・・理想の形です。おっさんが一人で本腰入れて釣りに来るようなターゲットではないのですよ。本当は・・・

到着したのは上流部にある涼み台。ここから小川が流れ出し、最初の池へと繋がっています。

水の中を見てみますが・・・やはりいない。釣れるシーズンなど知らないが今の時期にとれないということはないはず。

というのは、今回のターゲットには子供の頃に少し思い出がある。ターゲットは外来種で、田舎度が高い僕の実家付近にはいなかった。が、夏休みに母の実家に帰省した時に田んぼの中に大量にいるターゲットを目の当たりにしました。初めて見る生物に興奮し、たまたま出会ったかわいい女の子と夢中で捕獲した記憶がある。嬉しくて持ち帰ったのだが、おばあちゃんに「ガサガサうるさい」とのお叱りを受け翌日には姿を消していた。甘酸っぱい思い出です。それ以来ご無沙汰で現在まで至るですが・・・この調子じゃさらにご無沙汰が続きそうです。

凉み台のある池付近を散策するもやはり見つからず・・・1匹死骸は見つけたが・・・。

   

半ば諦めムードで再び小川を下る。すると、小川の脇に重要アイテムを発見!

甘酸っぱい思い出。少年に戻ってアイツをとりに行く②」へ続く。

No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/08/IMG_6068.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/08/IMG_6068-150x150.jpgいしぽよ釣りTALKザリガニ,猿江こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです! 隅田川での第三回おっさん散歩を終え、やってきたのは錦糸町。 実はある思い出のターゲットを捕獲しにやってきたのです。 錦糸町から10分くらい歩くと猿江恩賜公園(さるえおんしこうえん)の北側エリアにたどり着く。   なかなかいい趣味をしている。丑の刻参りにはいささか大きすぎるサイズの藁人形が吊るされている。自分の中の黒い心に負けそうになった時はここに釘を刺しにくるのもいいかもしれない。(本当にやったら多分しょっぴかれるのでご注意を) んー、あいつの気配はまだないが、とりあえず近くの水辺を散策。 すると、道にて重要アイテムを発見。 実は今日のターゲットはこのようにそのへんに落ちている木の棒で釣るという伝統がある。早速キーアイテムを入手し、釣行は順調に進みそうである。 散策を続けていると、公園の北側に水辺を発見。 しかし、水がクリーンすぎるし、川というより人が遊ぶことを前提とした整備された水路といった感じ。生物の気配は感じない。 案の定小さい子供とママさんグループが水辺遊びにやってきていた。服を全部脱ぎ捨て、ラブラドールレトリバーのように小川でバシャバシャ転げまわるもよし。童心を忘れないおっさんというあるべき大人の姿を子供達に見せつけるチャンスだとは思ったが、ママさん達にリンチされそうなのでやめておく。 子供たちが遊ぶ水辺のすぐ横には池。ターゲットがいそうな環境ではあるが、いかんせん視認度が悪すぎる。おそらく深さはそれほどではないと思われるが、水底が全く見えない。今回のターゲットは底生生物で、サイトフィッシングが可能である点に醍醐味がある。見えない中で探りながら釣る、ということも可能だができれば別の場所を探したい。   ここで釣りをしていた爺さん達に話を聞くと、公園の南側に別の水辺があるということなのでそちらに移動。 地図を確認すると、爺さん達の言う通り、確かに公園の南側に水辺があるようだ。形状から察するに野池といったところだろうか。 おっ? 素晴らしい・・・・。まさに都会の中にあるオアシス。奥には椅子に腰掛け、小物を釣る仙人が一人。   いやー、地元のクソ田舎にある小川を思い出しますね!東京にある公園というのは、頑張って緑を増やしてはいるのでしょうが、どうしても剪定された木の隙間からビルが見えたりってことが多いですよね。ここは木が生い茂っていて東京での日常を忘れさせてくれます。蝉も都会では味わえない声量で歌っています。 ソフトボール大のキノコ。これを持ち帰ってシェアハウスの同居人たちに振る舞うというのも面白そうではあるが、今回の目的はあくまでアイツである。 すでにターゲットがいそうな環境ではあるが、水底を見ても存在が確認できないので、目を凝らしながら上流へと進む。 ターゲットを狩りにやってきている親子を発見。数匹Getしておられましたね。手頃に釣れるので、夏休み中の子供達の格好のターゲットとなる今回の獲物。都会で暮らす子供に少しでも自然を体験させる・・・理想の形です。おっさんが一人で本腰入れて釣りに来るようなターゲットではないのですよ。本当は・・・ 到着したのは上流部にある涼み台。ここから小川が流れ出し、最初の池へと繋がっています。 水の中を見てみますが・・・やはりいない。釣れるシーズンなど知らないが今の時期にとれないということはないはず。 というのは、今回のターゲットには子供の頃に少し思い出がある。ターゲットは外来種で、田舎度が高い僕の実家付近にはいなかった。が、夏休みに母の実家に帰省した時に田んぼの中に大量にいるターゲットを目の当たりにしました。初めて見る生物に興奮し、たまたま出会ったかわいい女の子と夢中で捕獲した記憶がある。嬉しくて持ち帰ったのだが、おばあちゃんに「ガサガサうるさい」とのお叱りを受け翌日には姿を消していた。甘酸っぱい思い出です。それ以来ご無沙汰で現在まで至るですが・・・この調子じゃさらにご無沙汰が続きそうです。 凉み台のある池付近を散策するもやはり見つからず・・・1匹死骸は見つけたが・・・。     半ば諦めムードで再び小川を下る。すると、小川の脇に重要アイテムを発見! 「甘酸っぱい思い出。少年に戻ってアイツをとりに行く②」へ続く。 No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン