こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです!

江戸川での潮干狩りは微妙な結果。マテガイ、アサリ、ホンビノス、オキシジミ、シオフキは採取できたが、潮干狩りリベンジという名目上、アナジャコの姿は是非拝みたかった・・・無念。

家に帰った後に成果を他の同居人らに披露。自分で砂抜き等行おうと思っていたのだが、同居人Bがわざわざネットで方法を調べてくれ、処理をしてくれた。

少しBについて補足しておくと、年齢についてはよく分からないがシェアハウスの中では古株で、部屋の管理人の立場にある。瘦せ型でメガネをかけ、見た目は自他共に認めるナマケモノ顔である。アニメと将棋をこよなく愛するおっさんであり、その他にも多彩な趣味を持つ。数ヶ月前には数万円かけて電子ピアノを購入、2回程演奏を披露して今は置物と化している。


カラパイア

Bによると、塩水につけるだけでは足りず、呼吸ができるように水位も貝が完全に水に浸からないように注意が必要である。また、冷暗所に置いておく必要があるとのこと。

ナマケモノには、苦労の末釣り上げたウナギをゴミ箱をポイされ、それを咎めた際にはこれ見よがしに蒲焼さん太郎をほうばり、こともあろうに「ウメェ!やっぱこれだよ」と人間とは思えぬ発言を浴びせられた恨みがる。反面、ナマケモノには普段からお世話になっており、カレーをおすそ分けしてくれたり、部屋の共用備品を自費で購入してくれたりと色々と恩があるため、恨みを面と向かってぶつけることはできない。そのため、ネット上の多数者にこうしてナマケモノの悪行を晒すことで恨みを晴らしているわけである。

だが彼もそれに反省したのか、今回はやけに協力的である。まぁ今回の功労次第ではウナギの恨みは水に流そうと思う。

 

帰宅から約5時間後の19時、泥抜きを完了し(完了したことにする)、調理を開始。一回目の水換えの時の写真を撮るのを忘れたが、思った以上に泥が出ている。一回目はもっと水が汚れていたし、二回目段階でも結構な量が出ている。

あと、基本的に泥臭がハンパなく漂ってきます。水を変えども相変わらずの江戸川臭。
台所で貝の世話をしていると、なぜかナマケモノが顔をのぞかせてくる。
僕:どうしました?
ナ:くっさいなぁ!
僕:これが自然の臭いですよ!
ナ:ちゃんと処理しとるんか?
僕;大丈夫ですって!ご心配なく
ナ:俺は食わんからな。

・・・・

・・・・

彼はこういう人間なのである。てっきり今回は砂抜きの末に喜んで食べてくれると思い込んでいたのだが、どうやら砂抜きに協力すれば実食を免除されるだろうという思考らしい。
・・・・彼とはそういう人間である。

だがしかし、確かに初めの頃に比べて江戸川の泥臭に加えて、貝の出汁というよりは「体液の臭い」というか生々しい臭いがたちこめる。

正体はどれだ・・・と貝を一つ一つクンクンしていると・・・・

オエッェエェェェェェェェ!くっっっっっさ!

臭いの正体はマテガイ。実はすべての貝を一つのケースに入れて持って帰ってきたのだが、他の貝と衝突したのか、マテガイの半数はバッキバキに割れて死んでいたのだ。それを一緒に突っ込んでしまっていたので、マテガイの腐敗臭が増加。江戸川の泥臭+マテガイの腐敗臭のタッグは臭いだけで吐き気を及ぼすほどに強烈なものだった。

マテ穴師匠の同居人Cに確認してもらうと、やはり異常な状態らしく、彼も荒川のウナギのキモ試食の際と同様に異常な拒否反応を示していた。

でも・・・せっかくとってきたし・・・

喰うしかない。

幸いにも、マテガイの異常状態を知っているのは僕と同居人Cのみである。他の同居人には知られていないので臭いさえ消せばなんとかなるはず。
臭いが消えるかどうかが問題だが・・・・

死ぬほど洗えばなんとかなるっしょ

そう考えて、実食を決意。
些細な問題として明日以降の同居人らの体調というものがあるが、

知らん。

なんとかなるでしょう。明日は明日の風が吹くさ。彼らは丈夫なのだ。

 

まず水で死ぬほどシコシコして表面に付着する悪臭物質を落とす。その後、同居人Hから頂いたお疲れチューハイと牛乳につけて悪臭物質を退治。

臭いが消えているかはさだかではないが、もうこれ以降は心配になるだけなので臭いは嗅がないことに。

味付けに用意したのはバターとニンニクチューブ。ガーリックバターソテーはマテガイ料理としては鉄板で、臭いを消しにかかるにはうってつけの調理法である。残っていたニンニクを全て投入して万全を帰す。(cookpad

とにかく長時間かけて焼く。これは香ばしさと熱を加えればなんとかなるだろうという医学的根拠のない安心感をスパイスとして加えるため。割れて死んだ貝は当然もう開いた状態なので変化がないが、他の無事だったマテガイは竹を割ったときのように綺麗に二つに割れていく。

一応見た目はおいしそうな仕上がりに。下が無事だったマテガイ。上がバッキバキで悪臭を放っていたマテガイ。

続いて他の貝達を調理&実食(続く)

No Tsuri-ba No Life

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/08/IMG_6622.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/08/IMG_6622-150x150.jpgいしぽよ釣りTALKマテガイ,料理,江戸川こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです! 江戸川での潮干狩りは微妙な結果。マテガイ、アサリ、ホンビノス、オキシジミ、シオフキは採取できたが、潮干狩りリベンジという名目上、アナジャコの姿は是非拝みたかった・・・無念。 家に帰った後に成果を他の同居人らに披露。自分で砂抜き等行おうと思っていたのだが、同居人Bがわざわざネットで方法を調べてくれ、処理をしてくれた。 少しBについて補足しておくと、年齢についてはよく分からないがシェアハウスの中では古株で、部屋の管理人の立場にある。瘦せ型でメガネをかけ、見た目は自他共に認めるナマケモノ顔である。アニメと将棋をこよなく愛するおっさんであり、その他にも多彩な趣味を持つ。数ヶ月前には数万円かけて電子ピアノを購入、2回程演奏を披露して今は置物と化している。 カラパイア Bによると、塩水につけるだけでは足りず、呼吸ができるように水位も貝が完全に水に浸からないように注意が必要である。また、冷暗所に置いておく必要があるとのこと。 ナマケモノには、苦労の末釣り上げたウナギをゴミ箱をポイされ、それを咎めた際にはこれ見よがしに蒲焼さん太郎をほうばり、こともあろうに「ウメェ!やっぱこれだよ」と人間とは思えぬ発言を浴びせられた恨みがる。反面、ナマケモノには普段からお世話になっており、カレーをおすそ分けしてくれたり、部屋の共用備品を自費で購入してくれたりと色々と恩があるため、恨みを面と向かってぶつけることはできない。そのため、ネット上の多数者にこうしてナマケモノの悪行を晒すことで恨みを晴らしているわけである。 だが彼もそれに反省したのか、今回はやけに協力的である。まぁ今回の功労次第ではウナギの恨みは水に流そうと思う。   帰宅から約5時間後の19時、泥抜きを完了し(完了したことにする)、調理を開始。一回目の水換えの時の写真を撮るのを忘れたが、思った以上に泥が出ている。一回目はもっと水が汚れていたし、二回目段階でも結構な量が出ている。 あと、基本的に泥臭がハンパなく漂ってきます。水を変えども相変わらずの江戸川臭。 台所で貝の世話をしていると、なぜかナマケモノが顔をのぞかせてくる。 僕:どうしました? ナ:くっさいなぁ! 僕:これが自然の臭いですよ! ナ:ちゃんと処理しとるんか? 僕;大丈夫ですって!ご心配なく ナ:俺は食わんからな。 ・・・・ ・・・・ 彼はこういう人間なのである。てっきり今回は砂抜きの末に喜んで食べてくれると思い込んでいたのだが、どうやら砂抜きに協力すれば実食を免除されるだろうという思考らしい。 ・・・・彼とはそういう人間である。 だがしかし、確かに初めの頃に比べて江戸川の泥臭に加えて、貝の出汁というよりは「体液の臭い」というか生々しい臭いがたちこめる。 正体はどれだ・・・と貝を一つ一つクンクンしていると・・・・ オエッェエェェェェェェェ!くっっっっっさ! 臭いの正体はマテガイ。実はすべての貝を一つのケースに入れて持って帰ってきたのだが、他の貝と衝突したのか、マテガイの半数はバッキバキに割れて死んでいたのだ。それを一緒に突っ込んでしまっていたので、マテガイの腐敗臭が増加。江戸川の泥臭+マテガイの腐敗臭のタッグは臭いだけで吐き気を及ぼすほどに強烈なものだった。 マテ穴師匠の同居人Cに確認してもらうと、やはり異常な状態らしく、彼も荒川のウナギのキモ試食の際と同様に異常な拒否反応を示していた。 でも・・・せっかくとってきたし・・・ 喰うしかない。 幸いにも、マテガイの異常状態を知っているのは僕と同居人Cのみである。他の同居人には知られていないので臭いさえ消せばなんとかなるはず。 臭いが消えるかどうかが問題だが・・・・ 死ぬほど洗えばなんとかなるっしょ。 そう考えて、実食を決意。 些細な問題として明日以降の同居人らの体調というものがあるが、 知らん。 なんとかなるでしょう。明日は明日の風が吹くさ。彼らは丈夫なのだ。   まず水で死ぬほどシコシコして表面に付着する悪臭物質を落とす。その後、同居人Hから頂いたお疲れチューハイと牛乳につけて悪臭物質を退治。 臭いが消えているかはさだかではないが、もうこれ以降は心配になるだけなので臭いは嗅がないことに。 味付けに用意したのはバターとニンニクチューブ。ガーリックバターソテーはマテガイ料理としては鉄板で、臭いを消しにかかるにはうってつけの調理法である。残っていたニンニクを全て投入して万全を帰す。(cookpad) とにかく長時間かけて焼く。これは香ばしさと熱を加えればなんとかなるだろうという医学的根拠のない安心感をスパイスとして加えるため。割れて死んだ貝は当然もう開いた状態なので変化がないが、他の無事だったマテガイは竹を割ったときのように綺麗に二つに割れていく。 一応見た目はおいしそうな仕上がりに。下が無事だったマテガイ。上がバッキバキで悪臭を放っていたマテガイ。 続いて他の貝達を調理&実食(続く)。 No Tsuri-ba No Life手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン