どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

当サイトの荒川シーバスカテゴリーでは、ツリーバオリジナルPEラインを使用しての釣果報告をお伝えしているわけだが、釣れなかったときの状況も皆さんのお役に立つのではないかなと考え、今後は釣れないレポートもお伝えしていこうと思う。

釣れない言い訳ではない。

もう一度言おう。

これは、釣れない言い訳ではない。

前シーズンはようやく1匹釣った頃合いであるが、今シーズンはすでに29匹をキャッチし、8匹をファイト中またはランディング寸前にバラしている。

それ以外にも乗せられなかったアタリが何度もあった。

しかし、3月に入り荒川及びシーバスの状況に変化が出てきたようである。

釣れる日、釣れにくい日がハッキリと分かれてきたのだ。どの潮周りでも潮が動いてさえいれば釣れていた状況から、大潮、中潮の下げ以外ではなかなか釣れない状況へとシフトしている。

これが何を意味しているのかを知るためには実際に釣行するほかない。

3月15日

19時30分

小潮の上げ7分程度

微風

寒い

上げの途中からのエントリーという事で気になるのが水位だ。タイドグラフを見るとエントリータイムはまだ若干水位が低そうである。

どこから入ろうかと朝から思案する。

この水位だとアソコに流れがぶつかるかな、でもこのタイミングで入っちゃうと活性上がる前に飽きちゃうかな、でものんびりしてると先行者に入られちゃうかな。

こうして釣れること前提であぁでもない、こうでもないと考えている時がいちばん幸せタイムなのかもしれない。この後の苦行をまだ知らぬお花畑頭なのだから。

今回は比較的水深のあるストラクチャーポイントからエントリー。

ボイルが神出鬼没で発生する神出鬼没ポイントから入ろうかと考えてもいたのだが、先行者がいたために今回はストラクチャーポイントからのエントリーだ。

ストラクチャーポイント2は面白いポイントで流れが大きな渦となり広い範囲で反転流が発生するマイナー超一級ポイントなのだ。

岸際や以前ランカークラスをかけた筋、流心のドリフト、いろいろ試すが反応がない。

ストラクチャーポイント1へとスライドし、やもすれば餌を食いに飛び出そうと時を待つシーバスに気付かれぬよう少し離れたところから流れに揺れる水面めがけて静かにキャストする。

バルルルルルル!

ライントラブルである。

リーダーを巻きなおし、岸キワッキワから流心のドリフトまで広い範囲で探るが、ここも反応はない。

いつもより粘ってみる。

流れはあるけど、

アタリもねー!気配もねー!

ライズはあるけどなにものだ!?

飽きてきた!

そこで、少し大きく開墾ポイントへと移動するが、数投するもなんか違うなと言う思いと狩猟ポイントがどうにも気になり、さらに移動する。

風もなく、ヌラヌラと明かりが揺れる水面。

狩猟ポイント、雰囲気が超絶イイ♪

期待を込めて四方八方、表層からボトムまで探るがやはり反応はない。

アタリもねー!気配もねー!

ライズはあるけどなにものだ!?

デッドスローが実は苦手だ。特にアタリすらないような時は辛い。遠投するのはいいのだが、そこから巻き終えるまでの時間がそれはそれは長く感じ、意識を失いそうになる。

スーパーローギヤのリールを作ってくれないだろうか。

そんなことをしているとピックアップ寸前にフフっと小さなアタリが一度あった。

それっきり。もう知らない!

残りの時間を考え上流へは行かず、下流側の壁際、水路の合流、流心を探るも、

ターイムアーップ!

image

無念である。あぁ、無念である。

こんなことが去年は3ヶ月も続いたのかと思うと、考えただけで気絶しそうだ。

そんな苦行をしていたのは、もしかしてワタシだけなのか?と思い、調べてみるとやはり初ゲットが4月とか、早い人で2月とか、似たような状況だったようで、ちょっと安心した。

春と言えば稚鮎遡上の季節だ。毎年何十万匹と言う鮎が遡上している荒川であるが、去年は極端にすくなかったそうである。

もしかしたらその影響があったのかもしれない。

果たして今年はどんな春になるであろうか。楽しみである。

それでは今日もNo Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/03/image-8.jpeghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/03/image-8-150x150.jpegtsuri-ba荒川のシーバスフィッシングシーバス,荒川,釣りどうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 当サイトの荒川シーバスカテゴリーでは、ツリーバオリジナルPEラインを使用しての釣果報告をお伝えしているわけだが、釣れなかったときの状況も皆さんのお役に立つのではないかなと考え、今後は釣れないレポートもお伝えしていこうと思う。 釣れない言い訳ではない。 もう一度言おう。 これは、釣れない言い訳ではない。 前シーズンはようやく1匹釣った頃合いであるが、今シーズンはすでに29匹をキャッチし、8匹をファイト中またはランディング寸前にバラしている。 それ以外にも乗せられなかったアタリが何度もあった。 しかし、3月に入り荒川及びシーバスの状況に変化が出てきたようである。 釣れる日、釣れにくい日がハッキリと分かれてきたのだ。どの潮周りでも潮が動いてさえいれば釣れていた状況から、大潮、中潮の下げ以外ではなかなか釣れない状況へとシフトしている。 これが何を意味しているのかを知るためには実際に釣行するほかない。 3月15日 19時30分 小潮の上げ7分程度 微風 寒い 上げの途中からのエントリーという事で気になるのが水位だ。タイドグラフを見るとエントリータイムはまだ若干水位が低そうである。 どこから入ろうかと朝から思案する。 この水位だとアソコに流れがぶつかるかな、でもこのタイミングで入っちゃうと活性上がる前に飽きちゃうかな、でものんびりしてると先行者に入られちゃうかな。 こうして釣れること前提であぁでもない、こうでもないと考えている時がいちばん幸せタイムなのかもしれない。この後の苦行をまだ知らぬお花畑頭なのだから。 今回は比較的水深のあるストラクチャーポイントからエントリー。 ボイルが神出鬼没で発生する神出鬼没ポイントから入ろうかと考えてもいたのだが、先行者がいたために今回はストラクチャーポイントからのエントリーだ。 ストラクチャーポイント2は面白いポイントで流れが大きな渦となり広い範囲で反転流が発生するマイナー超一級ポイントなのだ。 岸際や以前ランカークラスをかけた筋、流心のドリフト、いろいろ試すが反応がない。 ストラクチャーポイント1へとスライドし、やもすれば餌を食いに飛び出そうと時を待つシーバスに気付かれぬよう少し離れたところから流れに揺れる水面めがけて静かにキャストする。 バルルルルルル! ライントラブルである。 リーダーを巻きなおし、岸キワッキワから流心のドリフトまで広い範囲で探るが、ここも反応はない。 いつもより粘ってみる。 流れはあるけど、 アタリもねー!気配もねー! ライズはあるけどなにものだ!? 飽きてきた! そこで、少し大きく開墾ポイントへと移動するが、数投するもなんか違うなと言う思いと狩猟ポイントがどうにも気になり、さらに移動する。 風もなく、ヌラヌラと明かりが揺れる水面。 狩猟ポイント、雰囲気が超絶イイ♪ 期待を込めて四方八方、表層からボトムまで探るがやはり反応はない。 アタリもねー!気配もねー! ライズはあるけどなにものだ!? デッドスローが実は苦手だ。特にアタリすらないような時は辛い。遠投するのはいいのだが、そこから巻き終えるまでの時間がそれはそれは長く感じ、意識を失いそうになる。 スーパーローギヤのリールを作ってくれないだろうか。 そんなことをしているとピックアップ寸前にフフっと小さなアタリが一度あった。 それっきり。もう知らない! 残りの時間を考え上流へは行かず、下流側の壁際、水路の合流、流心を探るも、 ターイムアーップ! 無念である。あぁ、無念である。 こんなことが去年は3ヶ月も続いたのかと思うと、考えただけで気絶しそうだ。 そんな苦行をしていたのは、もしかしてワタシだけなのか?と思い、調べてみるとやはり初ゲットが4月とか、早い人で2月とか、似たような状況だったようで、ちょっと安心した。 春と言えば稚鮎遡上の季節だ。毎年何十万匹と言う鮎が遡上している荒川であるが、去年は極端にすくなかったそうである。 もしかしたらその影響があったのかもしれない。 果たして今年はどんな春になるであろうか。楽しみである。 それでは今日もNo Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン