どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

先日のテンカラ一人旅へ行くのに妻のオートバイを借りて行ったのだが、オートバイ自走で行くのは実に6年ぶりぐらい。毎回車に積んで持って行ってしまうので自走の楽しみを忘れてかけていたのだが、旅への期待感と言うものは四輪車とはまた違ったワクワク感があるものだ。

大きくなりがちな荷物をいかにコンパクトに収めるか工夫をし、落下などが無いようしっかりと固定、ライディングの邪魔にならないよう積み方にも気を付け、いざセルスターターのスイッチを押す瞬間は興奮のピークだ。

オフロードバイクで一番退屈かつきついのが高速道路なので、極力高速利用は最低限に留め、ダート林道へと突入する瞬間もオフロードバイクならではの冒険の始まりに気持ちは一気に高まる。

標高1500メートルにも達する林道を越えればいよいよ目的地に到着。この時の安堵感が出発時の興奮とは逆にココロも体も気持ちよくクールダウンする、何か激しいスポーツの後のような気分だ。

久しぶりのオートバイ旅があまりにも楽しく、懐かしく、時々エンジンだけかけてなんとか朽ち果てないようにしていた私の愛車、XR250R BAJA(バハ←バイク屋社長からはBAKAと書いておけと言われている)を完全復活させることにした。

久しぶりにこいつで山を越え、天然イワナに会いに行くのだ。

子が生まれなかなか乗る機会がなく復活させようさせようと思いつつタイミングが見つからずにいたのだが、去年の秋に準備をするべくエンジンをかけようとすると、セルスターターは回るものの、うんともすんとも。

交換時期に来ていたタイヤは割れ、とうとうエンジンがかからなくなった。

原因はひとつ。

キャブレター、主にジェット類の詰まりだ。

実はワタシの経歴は少々変わっていて、もともと自動車整備士の専門学校を出たものの、就職先が自動車のサービスマニュアルやパンフレットなどを作るとある大手自動車メーカーのグループ会社で、そこでDTPをやっているうちに面白くなりデザイナーへの道を歩んだのだが、退職後1年間だけその資格を活かしてモトクロスチームのお店で働いたことがある。

レース活動でも自分のマシンは自分で整備するが基本なのでこの手の作業はお手の物である。

むしろワクワクする。

やらなくてはならない事はキャブレターのオーバーホール、タイヤ交換、オイル交換、ブレーキフルード交換、エアフィルター交換、ブレーキ関連のメンテナンス、バッテリー交換。

盛りだくさん!

室内保管ではないものの、洗車はしつつ、カバーをかけていたので劣化はそんなにない。

ただゴムパッキン類は経年劣化があるのでできれば完全オーバーホールした方が安全ではあるが、最低でも上記の項目をやりさえすれば普通に走り、止まれる状態にまで復活できる。

1日で全部をやるのはなかなかしんどいので何回かにわけて作業することにし、まずはタイヤ交換からとりかかる。

公道走行用のオフロードタイヤなど柔らかいので交換は楽なものだが、いかんせん劣化がはげしく古タイヤを外すのに一苦労。。。

こんな状況であったため、途中経過の写真が無く申し訳ないのだが、手順としては通常のタイヤ交換の手順だ。

タイヤを車体から降ろす。

古タイヤの上に乗せてビードを左右ともに落とす。

タイヤレバーでホイールからタイヤをめくるように開けていく。

左右とも開けたらホイールをタイヤの中に落として引っこ抜く。

フロントは細い分すんなり行ったが、リヤがかなり固くしんどい。

なんとかホイールをタイヤ内に落とすが固くて全然ホイールが取り出せない。

真夏の炎天下の下、吐きそうになりながら奮闘し、様々な怒りが込み上げてくる。表情はねぶた祭りか歌舞伎のようになり、全身から吹き出す汗。追い打ちをかけるように突き刺さる蚊。

恨みを込めて叩き潰す。

なんとかかんとか古タイヤからホイールを引っぺがし、新品のタイヤを今度は逆の手順で組んでいく。

通常外すのは楽だけど、入れるのが大変、と言うイメージなのだが今回ばかりは逆だった。入れる時はすんなり。やっぱり新品のタイヤと言うのはいいものだ。

今回チョイスしたタイヤはダンロップのオフロード車向けタイヤ、D605だ。

オフロードバイクとは言え、ワタシの場合は比率で言えば絶対的にアスファルト走行が多く、少しだけオンロード寄りのタイヤである。D603は少しオフロード寄り。林道比率の高い方は後者がいいだろう。

タイヤが新品になっただけでもオートバイの雰囲気はガラっと変わるものだ。すでに蘇ったかのように見える。

そんな気持ちからか、もしかしたらバッテリー交換してセルスターターを回せばエンジンが動くのではないか、そんな思いに駆られ燃料コックをONにする。

少しすると、

ガソリンドバー!

オーバーフローである。

原因はただひとつ。

フロート室が空の状態でフロートが下がったまま、フロートバルブの固着だ。

セルスターターを回す事なく、キャブレターのオーバーホールに取り掛かる。

BAJAで檜枝岐へ行くのはいつの事になるのやら。。。

つづく・・・

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!


http://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/09/IMG_3644.jpghttp://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/09/IMG_3644-150x150.jpgtsuri-ba釣りTALKオフロード,バイク,林道,釣りどうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 先日のテンカラ一人旅へ行くのに妻のオートバイを借りて行ったのだが、オートバイ自走で行くのは実に6年ぶりぐらい。毎回車に積んで持って行ってしまうので自走の楽しみを忘れてかけていたのだが、旅への期待感と言うものは四輪車とはまた違ったワクワク感があるものだ。 大きくなりがちな荷物をいかにコンパクトに収めるか工夫をし、落下などが無いようしっかりと固定、ライディングの邪魔にならないよう積み方にも気を付け、いざセルスターターのスイッチを押す瞬間は興奮のピークだ。 オフロードバイクで一番退屈かつきついのが高速道路なので、極力高速利用は最低限に留め、ダート林道へと突入する瞬間もオフロードバイクならではの冒険の始まりに気持ちは一気に高まる。 標高1500メートルにも達する林道を越えればいよいよ目的地に到着。この時の安堵感が出発時の興奮とは逆にココロも体も気持ちよくクールダウンする、何か激しいスポーツの後のような気分だ。 久しぶりのオートバイ旅があまりにも楽しく、懐かしく、時々エンジンだけかけてなんとか朽ち果てないようにしていた私の愛車、XR250R BAJA(バハ←バイク屋社長からはBAKAと書いておけと言われている)を完全復活させることにした。 久しぶりにこいつで山を越え、天然イワナに会いに行くのだ。 子が生まれなかなか乗る機会がなく復活させようさせようと思いつつタイミングが見つからずにいたのだが、去年の秋に準備をするべくエンジンをかけようとすると、セルスターターは回るものの、うんともすんとも。 交換時期に来ていたタイヤは割れ、とうとうエンジンがかからなくなった。 原因はひとつ。 キャブレター、主にジェット類の詰まりだ。 実はワタシの経歴は少々変わっていて、もともと自動車整備士の専門学校を出たものの、就職先が自動車のサービスマニュアルやパンフレットなどを作るとある大手自動車メーカーのグループ会社で、そこでDTPをやっているうちに面白くなりデザイナーへの道を歩んだのだが、退職後1年間だけその資格を活かしてモトクロスチームのお店で働いたことがある。 レース活動でも自分のマシンは自分で整備するが基本なのでこの手の作業はお手の物である。 むしろワクワクする。 やらなくてはならない事はキャブレターのオーバーホール、タイヤ交換、オイル交換、ブレーキフルード交換、エアフィルター交換、ブレーキ関連のメンテナンス、バッテリー交換。 盛りだくさん! 室内保管ではないものの、洗車はしつつ、カバーをかけていたので劣化はそんなにない。 ただゴムパッキン類は経年劣化があるのでできれば完全オーバーホールした方が安全ではあるが、最低でも上記の項目をやりさえすれば普通に走り、止まれる状態にまで復活できる。 1日で全部をやるのはなかなかしんどいので何回かにわけて作業することにし、まずはタイヤ交換からとりかかる。 公道走行用のオフロードタイヤなど柔らかいので交換は楽なものだが、いかんせん劣化がはげしく古タイヤを外すのに一苦労。。。 こんな状況であったため、途中経過の写真が無く申し訳ないのだが、手順としては通常のタイヤ交換の手順だ。 タイヤを車体から降ろす。 古タイヤの上に乗せてビードを左右ともに落とす。 タイヤレバーでホイールからタイヤをめくるように開けていく。 左右とも開けたらホイールをタイヤの中に落として引っこ抜く。 フロントは細い分すんなり行ったが、リヤがかなり固くしんどい。 なんとかホイールをタイヤ内に落とすが固くて全然ホイールが取り出せない。 真夏の炎天下の下、吐きそうになりながら奮闘し、様々な怒りが込み上げてくる。表情はねぶた祭りか歌舞伎のようになり、全身から吹き出す汗。追い打ちをかけるように突き刺さる蚊。 恨みを込めて叩き潰す。 なんとかかんとか古タイヤからホイールを引っぺがし、新品のタイヤを今度は逆の手順で組んでいく。 通常外すのは楽だけど、入れるのが大変、と言うイメージなのだが今回ばかりは逆だった。入れる時はすんなり。やっぱり新品のタイヤと言うのはいいものだ。 今回チョイスしたタイヤはダンロップのオフロード車向けタイヤ、D605だ。 オフロードバイクとは言え、ワタシの場合は比率で言えば絶対的にアスファルト走行が多く、少しだけオンロード寄りのタイヤである。D603は少しオフロード寄り。林道比率の高い方は後者がいいだろう。 タイヤが新品になっただけでもオートバイの雰囲気はガラっと変わるものだ。すでに蘇ったかのように見える。 そんな気持ちからか、もしかしたらバッテリー交換してセルスターターを回せばエンジンが動くのではないか、そんな思いに駆られ燃料コックをONにする。 少しすると、 ガソリンドバー! オーバーフローである。 原因はただひとつ。 フロート室が空の状態でフロートが下がったまま、フロートバルブの固着だ。 セルスターターを回す事なく、キャブレターのオーバーホールに取り掛かる。 BAJAで檜枝岐へ行くのはいつの事になるのやら。。。 つづく・・・ それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!家族みんなが笑顔になる釣りWebフリーマガジン