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12歳で竿100本?!くっそ・・・うらやましんですけど!

こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです!

先日石神井池で釣りをしている時、ある少年に出会いました。
石神井の近隣に住む少年は中学2年生。塾が始まる19:00までおじいさんと釣りをして楽しむらしい。

僕はエビ竿で鯉を釣り上げ、満身創痍。
とりあえず、仕掛けを投げてみたものの、対岸では何かの撮影が行われており、意識は完全に釣りから離れてしまった。誰だ?!あの女優は?!とミーハー根性爆発で対岸を凝視していると・・・・

「すみません。これってどうやって使うんですか?」
と少年から声をかけられました。どうやら、釣りをほぼ初めてする少年はリールの使い方がわからずに、適当な師を探していたらしい。保護者のじいさんは延べ竿しか使ったことがなく、釣り自体あまりしないとのこと。そこでちょうど隣にいた僕に白羽の矢がたったというわけだ。

基本小物しか釣れないおっさんを選んでしまった少年もかわいそうだが、糸の出し方、結び方、巻き方とか基本的なことは教えてあげました。
少年に話を聞いてみると、どうやら同級生の友達に釣りな好きな子がいて、彼の影響で釣りをやってみたくなったらしい。

僕:これ、いい竿だね。買ってもらったんですね。
少年;はい!4000円くらいでしたね!
僕:へぇ~。よかったね!
少年:はい!竿とかってどうやって選ぶんですかね?
僕:僕もまだよくわかってないんですよ~。長い短いとか、先が柔らかいとか胴から柔らかいとか、魚種によって使い分ける。釣具屋で聞いてみたらいいかもね!
少年;そうなんですね!友達で釣り大好きな子がいて・・・・竿100本持ってるんですよ!
僕:は?

衝撃・・・
やはり高級住宅街石神井の住人はスケールが違う。中学2年生の彼はおそらく1213歳だろうから、彼の「友達」も同じくらいだろう。

12歳にして竿100本?!

こちとらこちとらレッド、翠祥、新人、fortuneをやっとのことで揃えたというのに。てか今までに買った竿を合計しても20本いくかどうか・・・12歳で竿100本?!

僕:な、なんで?!なんでそんなにいっぱい持ってんの?!
少年:なんか誕生日とかいろんな記念日に一気に10本とか買ってもらうらしいです。
僕:マジか・・・すごいね。お父さんお母さんも大変だね・・・まぁ安いのもいっぱいあるしね。
少年:5万の竿とか持ってますよ!

・・・・

ざけんじゃねぇよ!

こちとら6000円のfortuneを買うだけでめちゃくちゃ葛藤と戦ったというのに・・・5万?!うらやまシンですけど!てか一本よこせや!
・・・
まぁその100本の竿を12歳にして使い分けられたら大したものだ。確かにいろんな竿を使い分けて多くの魚種を釣り上げる釣り人には憧れもある。

彼の「どうやって竿を選ぶんですか?」という質問への回答は「釣具屋に聞け」と答えたわけだが、釣りの師匠第1号として何か愛あるメッセージを残したい。これから色んな釣りを楽しむであろう少年、彼に何と伝えようか・・・。
確かに新しい竿を買うのも一つの手だと思う。だが、一本の竿でまず頑張ってみるのもいい勉強だと個人的には思っている。一本の竿でできること、できないことが次第に分かってきて、じゃぁ今度はこうゆう竿を買おう!ってみたいに。まぁでもどんなスタンスかは人それぞれですしね。

塾も近づき、お礼をして帰る少年。「その竿大切にしてね!」と愛のメッセージを伝えて別れました。

・・・・

新しい竿欲しい。。

No Tsuri-ba! No Life!