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【荒川シーバス2016】銀ピカのランカー様降臨!自作ルアーの強度は完璧だった!

どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

季節は梅雨真っ只中。不安定な空模様が続くと人の心も不安定になりがちだ。

カラっと晴れれば心もカラっと軽やかになる。

ちょうどその境目のようななんとも言えぬ体にまとわりつくジメっとした湿度を初夏の日差しが更に不快にする。

これも夏が間近に迫った証拠だ。

そんな季節感に少し早めのトップウォーターへの期待を乗せて、この日もワタシは荒川へと向かった。

6月14日 19時〜20時30分

若潮潮止まり

晴れのような曇りのような

強風

 

潮流があまり発生しないこの日はストラクチャーポイントからエントリーし、トップウォーターの実験をしながらランガンし、狩猟ポイントで弱い流れの中を探る計画だ。

到着してまず感じたのは、

風が強い!

ここのところ目立つ魚の死骸も多く、腐臭が鼻をつく。

悟空風に言うと、

オラ、イライラすっぞ!

で、ある。

ストラクチャーポイント1、2を探るが反応なく、移動を考え始めた頃、移動先の猫ポイントを見ると、ワタシが入りたいところから先ではあるが、先行者がいるようだ。

これまでであれば自転車ごと護岸を歩き草むらを抜けてポイントへ入るのだが、草ボーボーのトラップがひどすぎてもはや自転車を通すことができないため、緊急道路へと出て迂回する。

めんどくさい季節である。

自転車を置いて護岸を徒歩ランガンしながら向かっても良いのだがこの日はこれ以上ここを探るつもりはないので、自転車を取りに戻るのが面倒だ。

暗闇の猫ポイントへと入るがとにかく風が強い。むしろ強い。釣りが出来ないほどではないが、やりやすくはない。

しかも、反応も無い。

開墾ポイントでランガンするかと思ったのだが、岬に先の先行者がいたため、大きく自転車で迂回し狩猟ポイントへと一気に移動する。

ワタシのシーバス快速号は電動アシストなどのないただのシティサイクルなので、追い風に乗り移動がとても楽だ。

狩猟ポイントにエントリーし、ここでの一投目は自作ルアーの「シャローAR90F」の登場だ!水面直下をクリクリとよく泳ぐ自慢の自作ルアーだ。

こいつは3月の釣行で72センチを筆頭に短時間で6匹も出してくれた恐るべき自作ルアーなのだ。

久しぶりに登場したこのルアー、今日はどんな釣りをワタシに展開してくれるのだろうか。

一投目は護岸沿いキワッキワを擦るように通す。まずはタダ巻きのスローで巻いてくると、グッとリトリーブを止めるやいなや小気味よく走り出す。

時折バシャっと水面で暴れるシルバーの魚体。

これはやばい。間違いなくランカークラスだ!

魚体が大きくなればなるほど、ファイト時間が長引けば長引くほど、リリース後に魚が死ぬ確率が高くなる。できるだけファイト時間を短く済ませたい。

ツリーバオリジナルPEライン0.6号にはなんの不安もない。ゴンゴン浮かせてガンガン巻く。

心配なのは自作ルアーの強度だ。貫通ワイヤーとしてはいるものの、ダイソーの資材オンリーコンセプトで作ったのだが、近所のダイソーではステンレスワイヤーを取り扱っていなかった。

そのためスチールワイヤーを使用しており、なおかつベリーフックアイの折り曲げ部分の補強をしていない。

ボディが割れてもワイヤーだけ残ればなんとかなるのだが。

近くに寄せると巨大すぎてタモになかなか入らない。潜られ、浮かせ、潜られ、浮かせ。

ルアーの強度は不安をよそに、何の問題もなく5分ほどのファイトでキャッチとなった。

 

ハクレン様!降臨!

見よ!これが荒川のハクレン様だ!

軽く80センチは超えている。なんなら90センチ近いのではないか。

去年釣った97センチほどではないが、でかい!もちろんスレがかりである。

ハクレン様の祟りにあったことがある方ならご存知のことと思うが、ハクレン様の怒りは同サイズのシーバスの比ではない。荒川GTと言われるだけのことはある。

ただ、シーバスと一緒であまり持久力がないので、初期トルクと時々見せる馬鹿力だけ耐えればあとは重さだけだ。同サイズならコイの方が強烈だ。

自作ルアーの強度もツリーバオリジナルPEラインの強度も、このような形ではあるが証明することができたのは、ハクレン様のおかげである。

去年スレがかった巨大ハクレン様は、グッタリしていて、たぶん呼吸困難でデッドリリースになったのではないかと思うのだが、今回のハクレン様は一応その場では元気に泳いで行った。

回復してくれることを願うばかりである。

そう言えば、今年の2月ごろだっただろうか、ストラクチャーポイントでシーバスヒット!と思ったら死んだハクレン様がかかっていたことがある。まるでルアーに食いついたかのように。。。まさか。。。

それでは今日もNo Tsuri-ba! No Life!