どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。
今年夏以降の気象は例年と比べてとりわけ異常さを感じているが、週明けの今日、朝は12月の気温とのこと。そりゃぁ寒いわけである。
そして産卵に関わるシーバス、関わらないにしても落ち鮎などを追いかけるシーバスは河川中流から下流へ、そして海へと出ていくとされている。それが紛れもない事実であると言うことを体感できるのが11月半ば頃から。
つまり、釣れ難くなる。
2015年秋〜2016年春にかけては何故か数もサイズもよく釣れたのだが、あれはかなりのレアケース。
またあんな年にぶつかると嬉しいのだが、この冬はどうだろうか。
まだ早いかもしれぬが、冬の気配を確かめるべくこの日もまた荒川ナイトダンディズムへと向かった。
11月10日 20時〜22時
小潮下げ始め
天気予報では8メートルの風のはずがほぼ無風
寒くなく、暖かくもなく
小潮の割に水位は高く、ある程度水位がないと釣りにならない秘密のトップポイントからエントリーし、
一昨日のあの素晴らしい思い出をもう一度!
とばかりに間違えて入手したcruise Fペンシルやソルトペンシルを引いてみるが、反応はない。
頼みのスーサンにも無反応だ。
せっかく人っ子一人いないひとりぼっちの最高コンディションだと言うのに。
いつものように猫ポイントからストラクチャーポイント2までを往復ランガンするも、やはり無反応。
途中野球のボールコレクションを発見したのだが、
何の儀式だよこれ!
こえーよ。。。
この場所、過去にも冷蔵庫や開けてはならないパンドラの箱が引き上げられていたり、傘の先っぽを紐でくくり木から吊されていたり、なにがしか人の手がいつも加わっているのだが、日中に何者かが何かの儀式をやっているに違いない。
決定的だったのはアシを鳥居のような形に紐でくくり立ててあった時だ。
長年通っているが、誰が何のために、未だ謎である。
折り返し地点のストラクチャーポイント2で途方に暮れ、少し足を伸ばして下流ランガンポイントでも行ってみたいとも思ったのだが、快速シーバス号は遙か遠く。。。戻りまた自転車をこいで行くのはメンドクセー。
と言うことで心霊開墾ポイントを中程までランガンしていくが、まったく何事も起きない。
ただの荒川のようだ。
一昨日はあんなに反応があり、良型も釣れたのに!
もう!
最後の最後にドMのMMMポイントも探ってみたが、
反応なし。。。
時計は22時ちょうどを指している。
もうだめだ!
と夜の河川敷でひとり叫び、夜空を見上げ、力なく跪き、涙を流しながら納竿するのであった。
それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!