こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです!
以前、「オンリーワンな釣れるジグ」を作るべく、ダイソーの100円ジグをカスタムする様子をお伝えしました!
名前も入れてオンリーワンなジグロック、我ながら満足のいく出来だったのですが、マジックとラメで塗装しただけではありません。
これ見よがしに付けておいたアシストフック。実はこれも自作していたのです。
タイトルにある通り基本的に100均縛りで作成。ここで一つ謝っておくと、ハリは釣具屋で買ったイセアマ12号を使用しました。余ってたんで・・・・。
調べてみると、アシストフック作りに必要なアイテムはハリ、アシストライン、PEライン、瞬間接着剤、熱収縮チューブ・・・・となかなかお金がかかりそうだ。
頻繁にジグを使うのなら、これらを揃えて随時作成すれば結果的に安くつくだろう。しかし、僕の現状はルアービギナー。頻繁にジグを投げるわけでもなく、買ったジグもダイソージグロック。
とういうことで、今回は100均商品縛りでアシストフック作りにチャレンジです!
やってきたのは近くの100均。
既製品のイセアマ鈎を使う以上、一番の肝はアシストラインということになるだろうが、適当な素材は見つかるのか・・・・
まず目をつけたのはヘアゴム。太さも色も様々なタイプがあってなかなか加工がしやすそうだが・・・
却下。
ルアーフィッシングにおいてはもはやPEラインを使うのが当たり前(僕はナイロンですけど・・・)。細くて強いPEラインは飛距離を出すのにうってつけなのだ。が、伸縮しない、というPEラインの特性もまた重要。アワセが超重要のルアーフィッシングでは竿からのテンションがダイレクトでハリに伝わる必要がある。つまり、可能な限り糸は伸縮しないほうがいいのだ。ということを何かで読みました。
それを踏まえると、いくら短いアシストラインといえど・・・・ゴムでアワセできる気がせん。
ヘアゴムラインでのアワセ技を極める・・・おそらく誰もやっていないであろう分野の開拓も楽しそうだが、僕もそこまでの暇人ではない。
次に目をつけたのはワイヤー。
これまた様々なタイプがあり、創作性が駆り立てられるが、これも却下。確かに伸縮性はないが、その分しなやかさも皆無。魚がうまく吸い込んでくれるとは思えないし、てかこれ使うならもはや環付きの鈎をアイに直接つけた方がマシな気がする。
とまぁ、いろいろな糸上の100均製品を探しまわり・・・・
最終的に辿りついたのがたこ糸。
いろいろと難しい理屈をこねましたが、結局は一番「ぽい」と思ったから。
他のアイテムも探しまわり、最終的に揃えたアイテムがこちら。
たこ糸、裁縫セット、マニキュア、絶縁テープ。それぞれ、アシストライン、PEライン、接着剤、熱収縮チューブの代用だ。ちなみに、瞬間接着剤は100均にも売ってます。ちょうどジグロックカスタムで使ったマニキュアがあったので!
早速作成開始。
まずは裁縫セットに入っている裁縫糸をハリにぐるぐる巻き、マニキュアを塗って固定。
次にたこ糸を乗っけて裁縫糸でぐるぐる巻きにし、マニキュアを塗る・・・を繰り返す。最後に糸を固定してハサミで切り取り、マニキュアを塗る。
次は絶縁テープを細く切り、巻きつけ、これまたマニキュアで固定。本来使う熱伸縮テープの役割としては魚の歯から接合部を守る、ということみたい。その程度なら絶縁テープでも多分大丈夫でしょう!それっぽくもなるし。
あとは糸をアイに結びつける。念の為もう一本、電車むすびなどを駆使して補強し、最後にたこ糸にマニキュアを染み込ませて糸強化。
完成♪
我ながら満足のいく仕上がりです。問題は強度ですが、少なくとも僕の力では引きちぎれる気がしません。海水に浸けていくことでどんどん強度が低下していくんでしょうが・・・。
早く何か釣ってたこ糸アシストフックの強度を証明せねば。
今年中にはコイツでなんか釣りたいなぁ。
No Tsuri-ba! No Life!