どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。
冬眠する動物なら通常は冬の間に巣穴にこもって春が近づいてくると少しずつ覚醒すると思うのだが、ツリーバライターイシザキはこれから冬本番と言うところでようやく覚醒したようだ。
何はともあれ消息がわかりホッとしている。
ネタ的には絶対的に歌舞伎町で働いていてほしかったところだが。
例年になく本当に厳しい荒川であるが、行かなければ次はいつになるかわからないファーザーズアングラーに冬眠期間はない。
そしてその活力となるのは去年の今頃の釣果ではない。
一昨年の釣果だ!
12月も半ばだと言うのにトップによく反応し、行けば必ず良型が釣れるパラダイス状態であった。
釣りとは過去の出来事を再現したい欲求であると記事に書いたことがあるが、
まさに今がそれである!
あの素晴らしい思い出をもう一度!
よく釣れているときはあまり意識しない欲求だが、釣れなければ釣れないほどその欲求に満たされたい!
妻の目を盗み、夕暮れ時すぎた極寒の荒川へと向かうことにした。
12月16日 18時30分〜21時30分
大潮下げ五分ぐらい
晴れ
微風の極寒
できればこの季節、薄暗くなった頃が良いのだがそうも行かず完全に陽が落ちてからの釣行だ。
まだ少し水位があり秘密のトップポイントからエントリーし、水柱を期待するが無反応である。
スーサンをゆっくりと通してくるとピックアップ寸前でゴツンとしたアタリが出た。
キター!
ブン!
ポチャン。。。
合わせで吹っ飛んでいくシーバス。。。15センチぐらいだろうか。
移動した先の猫ポイントにもそれ以上の反応は無く、ストラクチャーポイント1へ行こうとすると人影が見えるので、快速シーバス号で大きく移動しストラクチャーポイント2へと入り、クルーズペンシルをゆーっくり引いているとドドっとアタリが出た。
出ただけである。
飽きてきた!
そこで、スーパーボイルポイントへと入ると淡水魚に混ざってシーバスもいるようなのだがルアーにはまったく反応しない。
手を替え品を替え試してみるが、
完全無視!
下流ランガンポイントに入り投げ売りされていたアベンジャー90sをキワッキワに通してみると、ズドっとしたアタリが出た。
電撃フッキング!
スゥ〜。。。
何も手応えがない。
スカスカである。
吸い込んで吐き出したのだとすればそれなりのサイズはあったのではないだろうか。
そう思いたい!
ストラクチャーポイント1へと行くと先ほどの人影の持ち主だろうか、寛いでいらっしゃるのでもう一度猫ポイントを珍しく丹念に探ってみたが、
何も足さない。何も引かない。
無反応である!
こうなると先ほどのアタリはシーバスではない事を願いたい。
ニゴイであれニゴイであれニゴイであれニゴイであれなんならウグイであれ。。。
あぁ、富津でメバルに癒されたい。。。
我々にとって頭陀袋が釣れる、スッポンが釣れる、水没する、トラブルすら起きない無の状態が一番辛いのだ。
それでは今日もNo Tsuri-ba! No Life!