どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。
この記事は2017年の瀬を迎えた悲しい男の物語である。
先日の恐怖の富津釣行で完全無欠のズーボーを喰らい心は音を立て完全にポッキリと折れてしまったのだが、だからこそなんとか釣りたい!
今年も残りわずかです!
年の瀬です!
心を無にし、夜の荒川ダンディズムへと向かった。
12月20日 20時30分〜22時
中潮下げ四分ぐらいかと思いきや五分ぐらい
晴れ
ほぼ無風の極寒
富津釣行を強行した罰なのか、週明けから大したことはないが風邪をひいてしまいマスク着用での釣行。
自転車にタックル満載、赤いニットにヘッドライト、そしてマスク。
怪しさ満点!
しかしそんなことを気にしている場合ではない。今は心を無にして走るのだ。
思ったより下がった水位でエントリーポイントに悩むが、心霊開墾ポイントでエリア10からスタートしてみるが、ここは反応なし。
猫ポイントへ移動し、普段はめんどくさいからあまりやらないのだがエリア10を流れに乗せてズルズルとラインを出して行く。
はるか彼方に届いた頃にトゥイッチで立ち上げてゆっくりとリトリーブ。
シンペンやワームも試すが、無の境地である。
嫌になってきた!
ストラクチャーポイント1、2ともに全く何事も起きない。
トラブルすらない。
今回もまたこれですか荒川の神さま。。。
いや、分かっていますよこれが荒川中流域のdefaultだと言うことぐらい。
えぇ、知ってますとも。
でも釣りたいんです!なんとかしてください!
そんな願いも虚しく静かに時だけが過ぎて行く。
心ももはや無の境地である。
感情は無くなり、怒りも悲しみもない。
無である。
その時である、ふと足元に目をやると、
皮膚!
え!?
なにこれ怖い。。。
どう見ても皮膚が落ちているのだ。
これは!あかんやつや!
ライトを照らしよく見るとそれは毛が完全になくなった腐乱した猫の死骸であった。。。
無だった心が覚醒し、恐怖心へと代わっていく。
一刻も早くここを立ち去りたい!
何もないはずの背後の気配にビクビクしながら納竿し、急いで快速シーバス号を走らせ、この日の釣行は終了する事にした。
極寒の厳しい荒川。
いつからだっただろうか。クリスティーン号がワタシを慰めてくれるようになったのは。
修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ
それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!