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【荒川シーバス2016】落雷には気をつけよう!小爆発!?雨の荒川シーバス!

どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

そろそろ梅雨明けも近くなってきたのではないかな?と希望的観測をしているのではあるが、なかなか季節は思ったように動かない。

狭義では日単位の天気もそうだ。仕事をしていてふと外を見ると、おぉ今日はよく晴れてるなぁと思ったのもつかの間、突然の雷雨に見舞われやる気を削がれてしまう事も多いのが夏の季節だ。人も魚も暑さにダレてしまう季節である。

ワタシがよくウォッチさせて頂いているシーバスブロガーさんの記事を見ていても、釣果はいまひとつのよう。一時は日中によく釣れていたかと思ったのだが、ここのところはまた調子があまり良くないようだ。

こんな時、魚を釣るための一つのきっかけとなるのが雨だ。雨が降ると急激に活性が上がる事がある。

15時頃から18頃まで激しい雨が降り続いた7月14日、雨上がりの高活性を期待しワタシは荒川へと向かった。

18時過ぎ〜18時30分

若潮下げ止まり寸前

風は静穏

 

若潮下げ止まり?そんなの関係ねー!とこの日は18時過ぎから荒川へ行くと朝から決めていたのだが、仕事をしながらふと外を見ると大粒の雨が降り始めていた。洗濯物を気にしたのもつかの間、すぐにドバーっと強烈な雨へと変わり、雷も鳴っているようである。

天気予報を見ると17時には曇りになり、降水確率も下がっているようだ。しかしこの時、雨雲レーダーに目を向けなかった事が後で悲劇を起こす事になるのである。

この日もいつもの猫ポイントからエントリー。少ししていつものウナギアングラー二人がやってきた。

最近毎回ウナギアングラーと会うので、彼らが竿を置くポイントは初めから空けるようにしている。常連同士、お互いに気持ち良く楽しく釣りがしたいものである。

どうやら仕事帰りの楽しみとして近くの職場から徒歩で来ているようだ。ワタシは自転車だし、ホームのポイントは知り尽くしているのでどこでも自由に移動ができる。ちょっとしたお互いの気遣いでどんな物事もスムーズに運ぶのだ。

ワタシも久し振りにウナギ釣りがしたいものである。釣ったテナガエビを餌にしてウナギを釣る、なんとも下町らしい粋な釣りじゃないか。

ルアーを投げ始めると早々に空模様がまた怪しくなってきた。ポツリポツリと雨も降り始め、これはレインウエアを着ないとかな?と思った頃合いでドバーっと雨が降り始めたと同時に早めリトリーブのナレージ50にグゥーっと重くなるアタリでヒット!

これはもしかして、小爆発か!?

ササッと写真を撮って急いでレインウエアを着込むが雨は激しくなるばかり。ただ幸いな事に寒くない。寒ささえ無ければ雨だろうがなんだろうが問題はないのだ。

予想に反して小爆発は起きず、ストラクチャーポイントへ小移動する頃には土砂降りのハートブレイクである。

その上雷がゴロゴロと言い始めた。

撤収!

雨雲レーダーを見ると豪雨である。

事前に見ておけばよかった!

釣行時間たった10分と言う過去に類を見ない短時間釣行である。それでも小さいながら釣れたのだから良しとしよう。

カーボンロッドは雷が鳴ると手がビリビリするなどと言うがそれはカーボンには通電性があるからであるが、雷が落ちる場合には通電性や材質など全く関係なく高いところに落ちるのだから、いくら遠くで雷鳴が聞こえたとしても無理せずに必ず避難していただきたい。

間違っても木の直下などに隠れずに下記のリンク先を参考にしてほしい。

雷から身を守るには

数年前、隣接した区の荒川で釣りをしていた方が落雷で無くなる事故があった。開けた場所で釣り竿を持っていればそれは避雷針の役割をしてしまうのだ。

ワタシは工業高校出身で当時人工の雷の実験を間近で見た事があるが、実際の雷のミニチュア版と言った体でもバチバチバチ!と言う激しい音ともに閃光が走り、それはそれは恐ろしいものだった。

テレビで見た実験では貴金属を身体中に身につけた子どもの人形よりも、何も付けていない大人の人形に人工雷が落ちていた。

とにかく雷が鳴ったら避難です!

夕立が発生しやすいこれからの季節、無理せず安全に釣りを楽しもう!

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!