どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。
人は何かの岐路に立たされたとき、あるいは二者択一を迫られたとき、どちらかを自ら選び自らの足で進まなければならない。
人によってはそれこそ後の人生を大きく別ける事になるような一大決心を迫られる場合もあるだろう。
就職、転職、本命以外と二股、不倫、綺麗な事も汚いこともあるだろう。人間だもの。
バチ抜けシーズン終盤を迎えた今、夜の荒川ダンディズムへ行くべきか、行かざるべきか、ワタシにとっては大きな選択である。
行ってもどうせ釣れないだろうと言う後ろ向きな気持ち、行けば釣れるかもしれないと言う前向きな気持ちの葛藤だ。
一般的にはあまり良いとはされない潮回りかつ極端に水位の下がる時間帯。
行くべきか、行かざるべきか。
行かない理由、行く理由をそれぞれ探す。
行かない理由は見つからないが、行く理由は一つだけ見つかった。
二者択一。
ワタシは一方を選び自らの判断と足で夜の荒川ダンディズムへと向かった。
3月12日 18時30分〜20時
長潮下げ八分ぐらい
晴れ
静穏のはずがそこそこ風
寒くないけど河川敷は寒い
一つだけ見つかった理由、それは14カルディアのラインローラーのベアリングをヘッジホッグスタジオの2BB仕様にチューンしたことだ。
先日の葛西海浜公園釣行での事、引き抵抗の強いルアーを引くと、
シャー!ジョリジョリジョリジョリジョリジョリ!
しかも凄くギシギシする。
まるでトップガイドが割れてしまった時のような感触である。しかしラインを引っ張ってみてもガイドにはひっかからない。負荷のかからない状態でのリトリーブでも特に問題はない。
高負荷の時に症状がでる。と言うことは完全にベアリングが原因だ。
なんとなくラインローラーを見てみると、
溝!
使用には差し支え無いが、ラインがぴったりと収まる溝ができている。
待てよ、元々こんな構造だったのか?確かシマノのリールはそんな溝のあるラインローラーが搭載されていたような気がするが、ダイワもそうだったのか?
一年前にラインローラーが真っ二つに割れて交換した時はそんな溝は無かったような。。。
そんな時はとりあえず買ってみる!
ついでなのでやはり一年ぐらい前に粉砕したベールのスプリングも一緒にナチュラムで注文。
送料二つ分!
まじかよ。。。まぁ100円程度のパーツ一個送るのに送料取らないと利益にならないのだから、仕方無い。釣具屋へ注文しにく手間を考えれば安いものである。
届いたラインローラーを見ると、やはり溝はない。
毎日のように使うとこんなにも摩耗するものなのか。あまりにも強度が高くて摩耗しないようでは逆にラインを痛めてしまう。これは仕方のないことのようだ。
2BB化への作業が完了したならば早速使ってみたい。
グリスアップした純正ベアリングと相まってすこぶる滑らかだ。むしろ滑らかすぎてデッドスローのつもりが気がつけば早めのリトリーブになってしまう。
誰かが少しシャリシャリと音が出るぐらいの方が流れの感覚がつかみやすいと言っていたような気がするが、あながち間違いではないのかもしれない。
バイブなどを引いてもラインが擦れる音もほとんどない。
釣果も全くない!
ブヒー・・・
帰るべきか、帰らざるべきか、悩む事なく納竿する事にした。
それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!