どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビーバです。
早めの桜開花となったこの春もいよいよ4月である。年度末で一息ついたかと思えば入学、新卒入社、転職、引っ越しなどバタバタと忙しい方も多いだろう。
ワタシが愛してやまない檜枝岐の渓流、源流もようやく解禁だ。今年は雪が少ないようなのでGWに行けるか?などと下心を出している。
まだワタシのホームでは早いのだがそろそろトップウォータプラグを持ち歩きたい季節であると同時になかなかサイズが出ない季節でもある。
恐らく上流エリアの方へと稚鮎を追いかけて体力、泳力のある大型シーバスは遡上しているのだろう。上流域でも大型シーバスの釣果が聞こえ始めるのではないだろうか。
そろそろ秋ヶ瀬の稚鮎遡上数が発表されるはずだが、果たしてどのぐらいの数が今年は遡上してくるのか。
下流域では葛西海浜公園でのデイゲームで素晴らしい釣果が出ているようだ。
僕、葛西に行きたいよ!
4月2日 20時30分〜22時
中潮下げ9分ぐらい
河川敷内はほぼ無風
パーカー一枚で快適な陽気
河川シーバスを楽しんでいるみなさんもきっと悩んでいることだろうと思う。
ナニパターンなんだ!?
と。
ハクやイナッコ、いい型のボラなども入り河川は生命感であふれている。しかし目に見えるバチ抜けは無い。
でもなぜか釣れ方はバチパターン。
などなど、一体おまえらナニ食ってんだよ!と小一時間問いただしたくなる季節だ。
そして気まぐれにトップウォーターにも反応する季節でもある。ただ、スッパーン!と言う出方ではなく、やはりバチパターンのようなボチョン!っと言う感じが多くトップに偏ると釣果が乏しくなる可能性もある。
つまり、ルアーセレクトに悩む!
しかしファーザーズアングラーに許された時間は極限られている。
そこで今回はマイクロベイトパターンが炸裂しちゃうんじゃないの?と期待を込めてペチろーさんに同行いただき、なんならエイリアンルアーも投入するつもりで真っ暗神ポイントからエントリー。
しかし、しかしだ。ゆるい流れの水面にはバチ捕食のシーバスが作るような波紋が。。。
ペチろーさん、済まない。。。
涙を流しながら心を鬼にしてAREA10を緩い流れの中へキャストする。
ペ「編集長、僕、転職してもいいですか?」
ペチろーさん、そんな事イワナいで。。。
ワタシのイメージではこうだ。
水面直下をフラフラと漂うようにAREA10はラインのテンションで弧を描きながら流れに乗り、それを多毛類、あるいは弱った小魚と勘違いしたシーバスは下から水面に出る事なく器用に食い上げる。あるいは吸い込む。
するとワタシの手元にはドスっとした感触やガチンとした感触が伝わりワタシは瞬時にアワセをたたき込む。
エラ洗いし異物を外そうとするシーバス。
反射的にロッドを立てテンションが抜けないようにするワタシ。
格闘の末、ワタシの巨大なタモに観念したかのような表情でゆっくりと入るシーバス。
と、そんな事を無表情で妄想していると、
ボチャン!
ん?
え?
ルアー食ってるじゃないですか!
慌ててテンションをかける。
完全向こうアワセのダンディズム!
よしよし、いいぞ!
サイズ的には40〜50と言ったところか。
念のため電撃フッキング!
スポーン!
こちらへ向かって夏休みのロケット花火よろしく飛んでくるAREA10。。。
一番つまらないかけ方をした上にバラし。。。
まじか。。。
誤解の無いように言っておくが、つまらないかけ方とは意図した出方とは違うと言う意味だ。
これがもしトップウォータープラグでさぁこいさぁこいと狙っていたのならば最高なのだが、妄想していた上によそ見していたのだからなんとなく釣った感がない。
そしていつもの荒川の七不思議。
一度出ると二度と出ない。
正確には同じ場所でアタリがあり、ドMのMMMポイントでもアタリはあったのだが、キャッチならず。
これから更に難しい気まぐれなパターンになって行く事が予想されるが、今季春のシーバスはどうだろうか。
とても楽しみである。
それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!