サイトアイコン ツリーバ

【荒川シーバス2018】咳が止まらない!自作ルアー縛りの緊縛フィッシングで自転車も緊縛!?

どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

みなさん夏風邪などひいたりしてはいないだろうか。この季節の風邪は長引くなどとよく言うが、ワタシはこの1ヶ月間咳が止まらずに苦しんでいた。

風邪をきっかけとして子どもの頃に持っていた小児喘息の名残のようなものが発生するそうで、風邪は治っても咳だけが続くと行った症状だ。

咳ももちろんだが、とにかく呼吸が苦しい。

息を吐くことも吸うこともできないような喘息特有の苦しさである。

そんな症状があったのと大人の事情が重なり源流の釣り意外はほとんど行けずにいたのだ。

咳を我慢して6月終わりの土日を3連休にし、7月3連休を4連休にして檜枝岐テンカラ釣行へと行ってしまったものだから夜の荒川怖いよ症候群があったのも少なからず影響していたのかもしれない。

1ヶ月の間に二度病院へ行ったのだが未だ完治はしていないものの、だいぶ咳が楽になってきたところで夜の荒川ダンディズム、自作ルアー縛りの釣りに挑戦してきた。

7月18日 20時30分〜22時

中潮上げ止まり寸前

晴れ

酷暑

強めの南風

 

連日の猛暑を通り越した酷暑は夜になっても30度より下がらないと言う災害レベルであるが、河川敷内は強い風のおかげで比較的過ごしやすい。

ただしそれは釣りがしづらいと言う条件が付くため風裏で水面が静かな場所をセレクトするとたちまち汗が吹き出しムっとした湿気が体にまとわりついてくる。

この酷暑で上昇した水温の中、果たしてシーバスが釣れるのだろうか。日中でも暑さを感じない源流とは大違いである。

秘密のトップポイントからエントリーし多少の不安を抱えながら自作ペンシルベイトをキャストし、ゆっくりスーっスーっとロングスケーティングさせてみるが、反応はない。

自作ダイビングポッパーを通してみるが、こちらも反応がない。

再び自作ペンシルにルアーチェンジしたのをきっかけにストラクチャーポイントまで大きく移動してみるが、予想通り風が強くなんともやりづらい。ルアーもどこにいるのか全くわからない。

やけに引き抵抗が強くそんなに流れがあるのかと不思議に思っていたのだが、もしやと思いルアーを見ると、

!!!!!!!!

道理で引き抵抗が強い訳である。自作ペンシルベイトと全く同じカラーで気が付かずにシンキングペンシルを使い続けていたのだ。そりゃぁルアーがどこにいるのかわからないのも無理はない。ただ水面直下でドッグウォークするので気付きにくかったのもある。

モルダー、あなた疲れているのよ。

と、どこかからか聞こえたような気がした。

自作ペンシルにルアーチェンジし出るならココ!と言うところをピンポイントで突いてみると、

ズパーン!

ほら!いたいた!

もう一度。

ズパーン!

乗らない!

くそーう!

しかしこれきり反応が消えてしまった。

スライドして位置を変えてみたり、狙い場所を変えてみたりするが無反応だ。

思い返して見ると最初のポイントでもルアーを間違えていたような気がしなくもない。どちらにせよこのままでは埒が明かぬので最初のポイントに戻り自作ペンシルを通して見る。

ズパーン!

キタ━(・∀・)━!!!!

ジョパパパパパパパパパ!

出方の割にはサイズは小さく30センチ程度だ。

えぇい!めんどくせー!抜き上げだ!

ポロリ。。。

時計を見るとタイムリミットまで40分ほど時間が残されている。

心霊開墾ポイントをランガンするか、秘密の干潟ポイントを狙うか、はたまたドMのMMMポイントを狙うか。

よし、ドMへ行こう!と快速シーバス号を走らせる。

ほどなくして突然ペダルの踏み込みが軽くなった感触と同時に踏み込めなくなった。

脇の間から覗きこんで見ると、

!!!!!!!!!!

後ろカゴの荷物を止めるクロス型のバンドが巻き込まれている!!!!

まじか!

過去にも何度かやったことがあるのだが、この緊縛を解くのはかなりめんどくさい。普通の荷かけ紐であればそのまま漕ぎ続ければ切れるのだが、これはオートバイツーリング用のもので15年ぐらい使っているにも関わらず一切へたらないほど丈夫なものだ。

切るにも切れない!

仕方なく手を真っ黒にしながらチェーンを持ち上げ巻き込んだバンドを引き剥がしていく。しかし伸びながら巻き込んだものを外すのは容易ではなく、絡んだPEラインを解くぐらいめんどくさい。

もう!

こんな時にどうしました?などと話かけられれば八つ当たり間違いなしである。

オラぁ、イライラすっぞぉ!

15分ぐらいかけてなんとかかんとか外し油まみれの手、汗だくの全身でウォーキングデッドのウォーカーよろしくドMへと入るがバンド巻き込み事件でもはや集中力はゼロである。

タイムリミットを前に力尽き、その場に倒れ込みながらスカリー、僕は少し疲れているようだと言ったかどうかはわからないが、これにて納竿することとした。

今年はトップへの反応が良いような気がするが、どう言うわけだかサイズがなかなか出ない。などと言うとまた荒川の神様に怒られてしまいそうだが、この季節特有の出るけどなかなか乗らない悶絶を楽しめそうである。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!