どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。
日本各地で酷暑となりそれもあってか今年は水難事故が相次いでいる。その中でもやはり釣り人による水難事故がダントツだ。
ツリーバでワタシの水没事故や近くで起きた水難事故を取り上げる事が多いが、なんと今回はレスキュー活動の現場に出くわしてしまった。
7月28日、前日の台風で外に出られないのをいいことに補修した自作ペンシルのスイムテストをしに荒川デイダンディズムへと向かった。
台風翌日で流出したアシや各種ゴミで釣りにならない事は想像に難しくなかったが、とにかく補修したルアーがちゃんと機能するのかをチェックしたかった。
補修したはいいが沈むようになってしまったとか、綺麗なS字を描かなくなってしまったとか、平日の荒川ダンディズムナイトの現場で気づいたのでは遅いのだ。
ちょっとした隙間時間で釣行するファーザーズアングラーは1分1秒が勝負である。
浮遊するゴミの隙間を縫うように自作ペンシルを泳がせ、アクションさせ、動きをチェックしていると河川敷の内外を緊急車両がサイレンをけたたましく響かせながら走っていく。
首都高かどこかで事故だろうかと思っていると東京消防庁のレスキュー船がやはりけたたましくサイレンを鳴らし、船の引き波が発生するので釣りをしている者はただちに高いところへ避難せよと訴えかけ河川を猛スピードで遡行していく。
緊急車両が止まっている場所、船が停止した場所からしてすぐ近くであることがわかった。
ルアーのスイムテストは問題ないことを確認し、帰ろうと言うところであったため快速シーバス号で緊急車両のが止まっているところへ行ってみると現場はどうやら対岸のよう。
こちら側にも沢山の緊急車両が来ているが、対岸にも消防車や救急車、それに警察官の姿も見える。
ダイバーが潜ったり棒で捜索したりはしていないが、何か手振り身振りで指示しているようだ。
橋脚の陰になりよくわからないが、現場検証なのだろうか、写真を撮っている。
と言うことは、もうダメなのだろうか。
よく見ると椅子と釣り竿が無人のまま置かれている。救出されたのはあの釣り道具の持ち主なのだろうか。
しばらくして救急車がサイレンを鳴らしながら走っていくのを合図に救急車や消防車、レスキュー船も散っていく。
その直後、報道が一組だけ来ていたがさっきの釣り道具はそのまま。
一体何が起きたのだろうか。
報道は来ていたがニュースなどにはなっていないようで、分からずじまいであるが、何はともあれ無事であってほしい。
まだまだ暑い日が続く今夏、みなさんくれぐれも事故には注意して釣りを楽しんでいただきたい。
それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!