どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。
超大型台風が猛威を振るい大きな爪痕を残して去ったかと思った矢先に今度は震度7の大地震が北海道を襲った。
台風は発生から進路を予測する事は可能だが逃げられるだけの猶予を持って地震を事前に知る事は不可能だ。
地震雲や何かしらの前兆、統計的ななにかはあるのかもしれないが被害を見てもわかるように基本的には突然突発的にいつやってくるのかまったくわからない。
以前から専門家たちが言っているようにいよいよ東海、関東でも大きな地震が起きるのではないだろうか。
さらに我が母なる川、荒川の上流でもし500mmの雨が降ると下流域、あるいは都心部での大氾濫の危険があり500mmと言う雨量は決して有り得ない話ではないと言うから恐ろしい。
過去に起きたカスリーン台風規模の台風が運良く発生していないだけのことなのだとか。
ここ最近の異常気象を見ていると荒川氾濫も実はそう遠くない未来に起きる可能性があるのではないか。
今回の釣行翌日に上述した台風が上陸したのだが、まさかあんなに大きな被害になるとは想像もできなかった。東京も少なからず台風の影響があるとのことで嵐の前の静けさと言うべきかわからないが、風が静穏でトップウォーター日和となったこの日も夜の荒川ダンディズムへと向かうことにした。
9月3日 20時30分〜22時
小潮の上げ九分ぐらい
曇り
場所によってほぼ無風
なぜか蒸し暑い
水位は思いの外高く流れが弱い。これは大好きキワッキワのトップウォーターをやるには最高の条件である。もう一つの大切な条件、それはあまりベイトがワシャワシャしすぎていないということだ。
ベイトを食い散らかしているシーバスを狙うのではない。ベイトを待っているシーバスを狙うのだ。
もちろんワシャワシャしている時の真逆パターンもあるのだが、静かな水面で反応させることができるのがトップウォーターの持つ力の一つである。
ソコリ付近だと尚可。
ただし重要なのはトップウォータープラグの操作だ。食いの立っている日中であればゴンゴン動かしてゴンゴン引いてくるのが良い場合が多いが、潜るミノーなどと同様に夜は真逆で静かに、ゆっくりと、まるで弱った魚を演出するのがコツだ。
自作ペンシルのテールが下がるスピードが早いのが気にくわない、と以前の記事中で書いたのはこのためだ。水平浮きがこの操作には向いているがそれだとスッとテールが下がった隙を狙って食ってくるシーバスの反応を拾えない。かと言って早く下がるとゆっくりとしたスケーティングができない。
この絶妙な動きを再現した素晴らしいルアーがモアザン(TD)ソルトペンシルだ。だがこれを自作で再現するのはかなり難しい。
もう少し秋が深まればPOCKYなどのマッスルなトップウォータープラグをゴンゴン引いても出てくるのだが今は割とシビアな季節。ここは一つ慎重に行きたいところだ。
でもオラぁ、さっさと釣ってさっさとけーってビール飲みてっぞぉ!
と心の中に棲みつく悟空様がおっしゃっているので秘密のトップポイントからエントリーし超絶ハイスピードランガンを繰り広げていく。
ワタシはどんな釣りでもそうなのだが、とにかく粘らない。と言うか、粘れない。気が散って飽きてしまうのだ。
あっちも見たい、こっちも見たい。あれもしたい、これもしたい。
あんな娘っといいな♪
でっきたらいいな♪
数投して飽きたところで大きくストラクチャーポイント2、そして1へと移動し流れに乗せるように自作ペンシルを通す。
チャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッ
ズパーン!
あだっぁかうぉああぁぁああだあぁぁあうぅあぁう
もう一度
チャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッ
ズパーン!
キター♪───O(≧∇≦)O────♪
ちょっと待ってから電撃フッキング!
ズバババババババババババ!
バルルルルルルルルルルル!
素晴らしいエラ洗いだ。
行けば必ずヒットさせてるのにバラしてばかりいるここ最近。
オラぁ、今回はぜってーにばらさねっぞ!
なかなかいい引きをし、右に左に走りエラ洗いを繰り広げる。
おじさんもうたまんない♪
今回は先日のポロリを反省し横着をせずタモを伸ばして無事にネットイン。
計測することが頭から完全に抜け落ちていたが、50センチは無さそうな銀ピカシーバスさんだ。
自作ペンシルガッポリ♪
これだから自作ルアーはやめられない。
これに気を良くしたのか、さっきまでのビールを飲みたい悟空様はどこかへ行ってしまった。
ドMのMMMポイントまでの間をあちこちランガンし多少の反応はあったものの、乗せるには至らず結局のところ蒸し暑い中22時まで釣りをしてしまった。
まだまだ物足らない気もしなくはないのだが、週末から遅い僕の夏休みが始まる。
ザ・10連休!
お盆に休みが取れず頑張ったのだ。このぐらいのご褒美があってもいいだろう。
日曜から日曜まで檜枝岐でキャンプをしながらの釣行や登山をする予定だ。しかも今回、家族はハイエースで向かい、ワタシはETCを付けたBAJAで現地に入る。
突貫でキャブO/HしたBAJAにトラブルがあってもハイエースに乗せれば諦めて帰るようなことにはならない。
完璧なバックアップ体制!
オラぁ、ワークワクすっぞぉ!
時間を無駄遣いせずに素直に帰って毛鉤を巻こうではないか。
それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!