どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。
台風が猛威をふるい冠水などの災害があったようだが、皆さん怪我などはされなかっだろうか。
ワタシは帰宅時間の電車が大幅な遅延を起こした上に、妻がギックリ腰になり、遅い時間に子どもを保育園に迎えに行かなくてはならなくなり、食事、風呂、洗濯とこなすと言う家庭内被害で済んだ。
釣りの時間を確保するためなら家事なんてなんのそのである。これさえやっておけば釣りしたい放題だ。平日限定だが。
さらにはポイントアップのためにマツキヨに行って腰痛の薬を買ってくると言う徹底ぶりである。
台風後の荒川は抜けたアシなどの浮遊ゴミで埋め尽くされ、ポイントを選ばないと釣りにならない状態となるのがやっかいだ。底荒れした海の藻もそうだが、あれほどイライラさせられる出来事は他になかなかないと思う。
仕方がないのだが、今年は長年通ってきたお気に入りのストラクチャーポイントに入ろうと様子を見ると、遠くから見えるヘッドランプの光で諦めると言うフラストレーションの溜まる状況が幾度となくあった。
バチ抜けシーズンも上記同様に入れないことが多く、開拓も含めてであるが別のポイントに入る事が多かったため、先日の記事にも書いたが今年の秋シーズンこそはガッツリとストラクチャーポイントに入るつもりでいる。情報が少ない時代に半信半疑苦労して見つけ、10年以上通った思い出のポイントだ、そう簡単には手放せない。
ただ短気なワタシは一箇所で時間いっぱい粘るようなことはないので、秋シーズンはエントリーポイントをストラクチャーポイントとする、と言う作戦である。移動がめんどくさい時などは粘ることもあるだろうが。
そしてストラクチャーポイントを軸に秘密の干潟ポイント、猫ポイントを探るのだ。これだけでも片道1㎞以上のポイントを探れる事になる。
季節の先行者もいるだろうし、飛ばし飛ばしで2時間もあれば十分だ。
さらにはすでに発見しているスーパライズポイント二箇所の開拓をしなくてはならない。
まだまだご近所ポイントでも謎の残るポイントがたくさんあるのだ。
仮にあと20年ホームで釣りをしたとして、あとたった20回しかスーパーライズポイントでスーパーライズが起きることはないのだ。少なくとも。
悔いを残さないためにもポイントの開拓、どれだけ精一杯自分だけの魚との出会いを求めたのか、とても重要なことじゃないだろうか。
そのための努力ならワタシは惜しまない。
おそらくこの執念深い精神は釣り人独特であり、これなくして一歩先行く釣果は出せないと思う。そしてこの執念深さを形成したのは21歳の時にフリーのデザイナーになりたくて門を叩き、人を巻き込み、それなりに隅っこで成功したこと、プロライダーになりたくて17歳でモトクロスに転向し、挫折した経験から来ているのだと自分を分析している。
その経験からも、みなさんには後悔や失敗を恐れずに自分だけのポイントや自分だけの釣りを開拓してほしいと思う。
そこで出会う魚は格別である。
それでは今日もNo Tsuri-ba! No Life!