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【荒川シーバス2019】バチ抜け無くても諦めちゃダメゼッタイ!押してダメなら引いてみな!

どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

先日Twitterでフォローフォロワーな方からアドバイスをいただいたマグマカイロの記事を書いたが今回の荒川ダンディズムナイトで実際に使ってみることにした。

僕らの味方イージスオーシャンのどこに入れようかとしばし考える。

サイドのポケットだとせっかくの熱さを逃がしてしまいかねない。その上めっちゃ熱い!と謳い文句が書かれている通りスマホと一緒に入れるのはNGだ。

それであれば以前のモデルにはなかったここに入れるのがよかろう。

ザ・内ポケット!

やもすればすぐにやぶれてしまいそうでワタシにとっては使い道がないと思っていた内ポケットだがようやく役割が見つかった。

ただひとつここで注意が必要だ。

内ポケットにマグマカイロを入れるとちょうどサイドのポケットの位置にカイロが来ることになる。と言うことはつまりのところ左ポケットにスマホなど熱に弱いものを入れないようにしなくてはならない。

ただイージスオーシャンの中、と言う事で暖かい空気が保持され快適に釣りができるのではないか。そんな期待を胸に荒川ダンディズムナイトへと向かった。

1月25日 20時〜21時30分

中潮上げ止まり

晴れ

無風

まぁまぁ極寒

 

マグマカイロ、暖かい!

もちろん顔とか指先とか出ているところは冷たいのだが、やはりイージスオーシャンの中の空気が暖まるようだ。冷えた指先をベストの隙間に突っ込むとじんわりと温まる。

幸せ〜♪

真っ暗暗闇ポイントでバチ抜けを期待し下げに転じるの待ちつつ、自作フローティングミノーを中心にAREA10、自作シンペンをキャストし流れをチェックする。

やがて止まっていた流れは動きだし流れが下げに転じる。子どもの頃から見慣れてしまった光景なので深く考えたことはあまりないが、よくよく考えてみればこれは地球の引力でへばりついた水を月の引力がひっぺがそうと引っ張って起きること。

もしかしたら今ジャンプすればいつもより高く飛べるのではないか。

そんな事を考えるほどに飽きてきた。

既に飽きてきた。

白目をむき大仏のような表情でキャストをしていると一人のアングラーがこちらへとやってきた。

危うく目がピカピカしているところを見られてしまうところであった。

少し表情を引き締めてお話をすると、やはりバチ抜けを期待し1時間かけて電車で来たそうだ。

しかし我々の目の前ですっかり下げに転じた流れの中に多毛類を見つけることはできない。

しばらく話しをした後、ワタシはストラクチャーポイント1へと大きく移動した。

こちらも同様にバチ抜けの気配は無く、ライズも見られない。となればやること、あるいはやれることはただ一つ。

ピンポイントキワッキワを狙うことだ。これがワタシの言う固定概念を外せと言うやつである。

どうしてもバチ抜けを期待するあまり流す釣りに専念しがちなのだが、引いてもダメなら押してみなの精神だ。

キワッキワにAREA10をダウンでキャスト。まだまだ流れは弱くダウンであっても超絶デッドスローのリトリーブがやりやすい。

ゆっくりゆっくり、気絶しそうなほどゆっくりとルアーを引く。緩い下げの流れが手伝ってAREA10は水面直下をフラフラと泳ぐ。

見えないけど。

いればヒットするであろうポイントまではまだ距離がある。

焦らず、ゆっくり、ゆっくり。冷たく静かな空気に包まれた指先は凍りそうなほどに冷たい。

だgjlkじゃdlkじゃ:sdjごあjkg:ぁjgl!!!!

キタ━(・∀・)━!!!!

電撃フッキング!

ズドドドドドドドドドドドド

予想よりも遙か遠くでヒットし焦る。心臓バックバクである。

これはでかいぞ!

ん?そうでもないのか?

よく引くような軽くなるような。それでいて重いような。

旨からず、不味からず。

バルルルルルル!

小さくエラ洗いしたその姿。シーバスではあるが大して大きくはない。もちろん良い型ではあるのだが手応えからするとそこまでではない。

バレる様子もなくネットに入れてみると、顎の下側にルアーがかかっていた。

裏筋みたいなところ。

なるほど、これが原因でサイズ以上に重く、そして引きは強く感じられたわけだ。

つまり、スレがかりである。

遡上してきたシーバスだろうか。少しシッポにダメージを負っているが綺麗なギンピカシーバスさんだ。

50センチにはほど遠く、45センチよりは大きい。

何も足さない、何も引かない。

ただ自作ルアーでなかった事が残念だ。

今回も二匹目を探しあちこち探ってみたがこれ以上の反応はない。

ただの荒川のようだ。

今年はこれで3匹目のキャッチとなるのだが、数年前のあの時を振り返ってみると同じ日、すでに20匹以上のヒットがあった。しかも良型。

どうやら今年もあの時なような年にはならなそうである。

バチ抜けもまだだが、早く大好きトップウォーターの季節になってほしいものだ。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!