どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。
先日の桧枝岐村釣行か帰ってくるやいなや、大型台風が発生し、直撃ではないものの夜から朝にかけては関東にもその影響があった。
夜にはすっかり静穏となりこの状況があって釣りに行かない理由はない。
今回も忍法「気配を消して退社」を使い客先を後にし、雨上がりの気配の中、私はいつものように荒川へと向かった。
9月21日 20時30分〜22時
中潮潮止まり付近
小雨が降ったり止んだり
つい数日前まで尾瀬の恵みをたっぷりとうけた源流で釣りをしていたことを思うと、荒川中流の不気味さに耐えられるのか少々不安である。
到着すると月もなくとても暗い。怖いよ!
タックルの準備をし、川岸に近づくとき視界の隅にチラッと何か赤いものが見えた。
体がビクっと緊張する。
恐る恐るライトを照らすと、
ヒィーッ!
持ち主は70代おじいちゃんと言わんばかりのロッドケース、その隣にはタックルボックス。
しかしどこにも人の姿はない。
ま、ま、ま、まさか。。。
万一のことも考え、ゲキ濁りの水の周りも確認するが誰もいない。
さらに近くにはフローティングベストも落ちている!
サスペンススリラー映画の主役になった気分だ。
とても不安な状況だが、もうやるしかない。
荒川怖いよ!
荒怖!
やはり今年はいつもの荒川に戻ってしまった印象でトップでの反応も、ミノーやバイブでの反応もイマイチ。もちろん天気の影響も大いにあるとは思うのだが、去年と比較するとその差は歴然である。
もちろん今日最初のトップには全く反応がない。
少し移動して岸際をスーサンのダーターキーマーで通してくるとすぐ足元でドクっとしたアタリがでた。
すかさず合わせを叩き込む。
ドバドバドバドバ!
足元ヒットでラインがチョウチン釣り状態なのでテンションを抜かないようにベールを起こしてラインを出す。
サイズはそこそこだが、この季節らしいいい引きで、何度もエラ洗いをして楽しませてくれる。
伸ばすことなくタモさんでキャッチしてみると50センチあるかなイカのなかなかサイズだ。
今回は少しニヤケ顔のドヤ顔で嬉しさを表現してみた。これがトップでの釣果であれば全裸盆踊り大会である。
今回も開始からたった10分。ポイントは違うがパターンは前回とまったく同じ。
秋晴れが続けばまた結果は変わってくるかもしれない。
ハイシーズンでもあり、シーズン終盤でもあり、残りの日々に期待しよう。
それでは今日もNo Tsuri-ba No Life!