どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。
縮小傾向にあると言われる釣り業界ではあるものの、日々新しいアイテムが登場し、タックルは日々進化を続けている。
そんな中、なかなか慣習として変わらないのが市販ルアーの純正バーブドフックだ。
そろそろメーカーさんも純正でバーブレス化やシングル化してもよいのではないかと思うのだが、一部を除いてはなかなか変わらない慣習である。
ワタシは初めからバーブレスのフックを使うか、潰すかして使っているが、やり取り中のテンションだけ気を付けていればまずバレる事はない。
バレる時は大抵もともと掛かりが悪かった、ムダなロッドワークをした、ラインテンションが抜けた、そんなところである。
バーブレスにしていなかった頃と比べて釣果が落ちたかと言うと全くそんな事はなく、むしろルアー外しがとても簡単になって手返しがよくなった。
先日、沖縄で世界最古の釣り針が出土したというニュースを見たのだが、そこに掲載されていた写真は驚くべきことになんとバーブレスだった。
博物館などで見る縄文時代か何かの釣り針には大きな返しがついていたような気がするのだが、世界最古と言われる釣り針には無かったのだ。
これは意外である。ただ、博物館にあるような大きなものではなく、1.4センチと小さなもののようだ。加工が大変だったのか、そもそも不要だったのか、よくわからないが、これで食糧を得ていたのだから、進化した現代の釣り、やっぱりバーブレスでいいのではないだろうか。
出展:沖縄タイムス
沖縄県南城市のサキタリ洞遺跡で、世界最古となる約2万3千年前(後期旧石器時代)の釣り針が出土し、県立博物館・美術館(那覇市)が19日発表した。巻き貝製で、旧石器時代の漁労具は国内でも初の発見となり、同館は「陸上での狩猟が中心と考えられていた旧石器時代の新たな一面がうかがえる貴重な資料だ」としている。
釣り針の大きさは1・4センチで、巻き貝の底を割って三日月形にし、磨いて先端が徐々に細くなるようにとがらせていた。同じ地層からは研磨用とみられる砂岩の小片も出土した。
2012年の発掘調査で発見され、地層に含まれる複数の炭を分析し年代を特定した。(共同通信)
それでは今日もNo Tsuri-ba! No Life!