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【荒川シーバス2019】折れるのは竿だけじゃないよ♪マイクロベイトのマイクロシーバス!

どうもこんにちは!ツリーバ編集長の鼻曲がりの鼻つまみです。

先日卒園した息子がいよいよ小学校入学を迎え、式当日は少々天気が不安定であったが春らしく色づき始めた校庭がこれから始まる期待と、反する不安を表しているようであった。

我々ファーザーズアングラーの幼少期にも覚えがあるだろう。

ようやくつまらない入学式が終わったかと思った矢先に追い打ちをかけるようなつまらない写真撮影があったことを。

懐かしいアルバムを見ればいやいや並び、いやいや撮影したのが緊張した表情からもよくわかる。

今度は親としてそこに立ったわけだが、あの時と気持ちは変わらない。

入学式が終わり退場したのもつかの間、すぐに体育館へと戻り親御さんたちに続き子どもたちがステージの前に並び、本当にカメラマンなのか怪しいカメラマンの指示を息子の後ろから屈み込み息子に促す。

ほらほら息子君、しっかり立つのだよ。

その時である。

息子氏、豪快な大ジャンプ!

ゴチーン!

顔面激打!

いてー!!!!!!!!

ワタシの叫びが体育館に響き渡る。

もうダメだ!

おじさんなんで泣いているの?そう近くの子が言う。

うるせー!泣いてるんじゃない!

激痛なんだ!

と心の中で叫びながらも、大丈夫だよとその子に言う。

鼻の硬いところを触ると何やら変形している。

これはあかんやつや!

ゼッタイにあかんやつや!

妻にこれはあかんやつやと思う。そう言うと、やばい音がした、と。

鼻血は出ていないのでとりあえず痛みを堪えて写真撮影をする。

はい、もう一度とりまーす!

うるせー!早く終わらせろ!

そうひとりごちると体育館を出てそのまま病院へと直行し、レントゲンを撮り、診察してもらう。

折れてますね!

幸か不幸か諸兄のフニャフニャな股間のような軟骨部分ではなく、鼻骨と言われる硬い骨のところが小さく折れているので手術などの必要はなく、

放置!

自然治癒を待つこととなった。

病院の外へと出ると強い雨が降り出している。ワタシの心を代弁しているようではないか。

鼻に当たる雨粒が痛い!

鼻も顔も頭も痛い!

ブルース・ウィリスなら、

ったく!ついてねー一日だぜ!

などと悪態をつきながらダクト内を這いずり回っているところである。

ブルース・ウィリスよろしくファーザーズアングラーはそれでも釣りに行く。

鼻が折れていようがMJのように取れようが、今行かなくてはいつ行くと言うのだ。

4月9日火曜日 20時〜22時

中潮下げ始め

曇り

少々強め、北よりの風

寒い

 

秘密のトップポイントに到着すると少々風はあるものの、日中の強風が嘘のように収まっている。ただ嘘のように気温が下がり、フリースは不要ではあるがイージスーオーシャンの上下を着込まないとならない程度には寒い。

鼻が痛い

下げと言うところであまり期待感が沸かないのだがそれでも満潮の時にだけ狙う事ができるピンポイントを狙いつつ、広い範囲を

ラン&ガン!

キャスト&リトリーブ!

フローティングミノー、シンペン、小さいバイブをローテーションさせながらマイクロベイトを意識したアクションを展開していくが、全く反応はない。

ボイルはおろか単発の食い上げ捕食すらない。

ランガンしながら各ポイントでキワッキワからキワッキワまで180度パノラマキャストを繰り広げるが、やはり反応はない。

ただの荒川のようだ。

ベイトフィッシュ、つまりハクは大量にいるのだがそれを食い散らかすシーバスが近くにはいないようだ。あるいは目に見えないレンジで捕食しているのかもしれないが、それであればスーパーボイルが発生しても良さそうなものである。

ワタシはツイていなかったと言うのになんと平和な川面なのだ。

平和を脅かしてやる!

ワシャワシャと平和に過ごしているハクの群れの中にルアーをぶち込んで全速力でリトリーブする。

もちろんこれはふざけている一面もあるが、これでリアクションバイトを誘い出すことができるのだ。この季節はミノーの超絶早巻きもひとつのメソッドとなる。

しかし反応するのは驚いたハクたちだけだ。

ただただ鼻が痛い。

鼻も痛いし飽きてきた!

流れはまぁまぁ強いがそれでも止水状態となる心霊開墾ポイントへと大きく移動し、ハクの群れが大量に水面を賑わせているキワッキワにクリアカラーのAREA10を通す。

するとすぐにンゴゴっとした感触が伝わってきた。

キタ━(・∀・)━!!!!

2か月ぶりにキタ━(・∀・)━!!!!

パチャパチャパチャパチャパチャ

20センチぐらいのシーバスさんだ。小さい割にはなかなか良い引きをした。これも季節の変化だろう。

今度は少し先のハクの群れにキャストする。

するとすぐにンゴゴっとした感触が伝わってきた。

キタ━(・∀・)━!!!!

パチャパチャパチャパチャパチャ

同じシーバスなのではないかと思うほど同じサイズのシーバスだ。写真を撮る前にフックアウトしてしまったのが残念である。

ひゃぁ〜!楽しい!

鼻は痛いけど。

これ以降はまったく反応がなく、ただただ鼻の痛みを堪えながら納竿することとした。

できれば60センチぐらいのシーバスが釣りたかった!

2か月ぶりに小さいながら釣れたのだ。我が儘は言うまい。

それでは今日も鼻骨骨折に気をつけて、No Tsuri-ba! No Life!