どうもこんにちは!メバル大好き♪編集長のヒバルです。
あれほど毎週のように通っていた富津だが前回メバル釣りをしたのは、はて、いつのことだっただろうか。
恐らく半年は経過しているような気がする。
荒川ホームで全くシーバスが釣れないいま、
もはや限界である!
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シカーモー、
ひとりで行きたい!
問題はこの、ひとり、と言うことだ。
家族をおいて非道な道を辿らなくてはならない。
そこでワタシは4年に1度ぐらいしか働かない頭をフル回転させて考えた。どうすれば一人でメバル釣りにでかけられるのか。
夜も寝ずに考えに考え、そして閃いた。
家族から相手にされなくなれば良いのだ!
そこで、実行してみることにした。
二週連続!ザ・何も言わない、何も聞かない、何もしない。
家から出ずに気が付けばビールを飲み映画鑑賞、気が付けば今度は昼寝をしている。
このとき更なる苛立ちポイントを演出するため、ポテトチップスのBIGバッグを忘れてはいけない。
メバル釣りのためである。天気の良い土日に出かけたいのを我慢してリビングを占拠する邪魔な存在を演じきるのだ。
2週が経過し、いよいよ邪魔になってきたのだろう。黙って家族が出かけた。
時は来た!今だ!今すぐ出発するのだ!
もしここで帰宅されては出るに出られなくなる。
急ぐのだ!
ガレージを片付けるフリをしてタックルは準備してある。水槽からエビなど掬っている暇はない。今回はルアーで勝負だ!
できるだけ持ち物はシンプルに。でも安全対策は万全に。
ハイエースに荷物を放り込むと富津へと向けて出発である。
気分はイージーライダーのキャプテンアメリカだ。
風は少々強いが晴れ渡る青い春の空は夏のように太陽が眩しい。サングラスに手を伸ばすがここで一つ忘れていたことがる。
鼻が痛い!
サングラスをかけるともの凄く折れた鼻が痛いのだ。しかもこのサングラスは釣りで使っていた偏光グラスなのだが子がツルを折ってしまいエポキシで固定、片方しか折りたためないと言うクールな仕様である。
とは言えまぶしくて見えないと言うのはよろしくないので痛みを堪えて視界を確保する。
走り慣れた首都高からアクアラインへと進路をとり、今回は木更津南で一般道へと出る。
富津エリアで都内から一番近い漁港や港湾はいくつかあるのだが近ければ近いほどに釣り人が多くワタシが一番苦手な状況になることが多い。
それを考慮し木更津港や富津新港はパス、富津北港と言われる富津漁港からまずは様子を見てみることにした。
漁港や港湾はどこでも基本は関係者以外立ち入り禁止である。すべては黙認されているかどうかだ。
富津北港においてはかつて黙認されたとても良い釣り場であったが、管理人の一存により完全釣り人排除となっている。以前ほど締め出しはきつくなさそうであるが、ここは見るだけにするのが吉だ。
28センチのメバルも36センチのアイナメもここでの釣果で本当は竿を出したいポイントである。
次にイカにメバルにアジにシーバスにムラソイにタチウオにと何でも釣れる神ポイント、下州漁港の様子を見るがこちらも近年の埋め立て工事と市場の工事が続いており厳重にバリケードがされ立ち入り禁止となっている。
埋め立てされた今となっては果たして良い釣果が得られるのであろうか。
外側の長大な堤防は入れるのだが、ターゲットがメバルなのでパスする。アジやイカであれば間違いなく立ち寄るべきポイントだ。
そうなるととどのつまり、サーフを除けば必然的にいつもの大貫漁港で釣りを展開することになる。
以前は狭い範囲であちこちと回れてよかったのだが、前述の通り釣りがし辛くなっておりそうしたメリットもどこか乏しくなっている。
そもそもは遊ぶ場所ではないのだから仕方がないが、こと大貫漁港においては釣り人にとても友好的でありがたい漁港なのだ。
両側がサーフに挟まれており、朝から来れば一日中ランガンできる素晴らしいポイントである。
まずは車横付けポイントを覗いて見ると予想通り釣り人が多く入っている。ほとんどの方が投げ釣りではあるのだがキワッキワを探りたいワタシは本命の長大な堤防の更に先端を目指す。
幸いな事に先行者はゼロ。メバルロッド片手にひたすら歩く。
先述の偏光グラスよりも軽いのだが、
鼻が痛い。
潮位は小潮のド干潮しかも潮止まり。
だがワタシは知っている。
3月〜5月はこのような条件でよく釣れることを。
1gのジグヘッドにメバル職人ミノーSSをくっつけて強い西風を覆うようにたつ堤防の風裏を探る。
夕暮れの太陽で煌めく水面の下に魚の姿は見えないが沈んだ岩の隙間にルアーが入るとドクっとしたアタリが出た。
これは!
もう一度同じラインを引くと同じ場所でまたドクっとしたアタリが出た!
キタ━(・∀・)━!!!!
小さいながらも半年ぶりの綺麗なメバルさんである。
同じような10センチ〜12センチのメバルがポコポコと面白いように釣れる。
ひゃぁ〜!楽しぃ〜!
ムラソイもよく釣れる。これが20センチを超えると強烈な引きをしてくれるのだがいかんせん小さい。
これは驚異の3センチぐらいだ。
潮汐を見る限りはまだ潮は動いていなさそうであるが、濁りが入ってきた。
するとようやくメバル釣りが楽しくなる15センチがヒットした。
ひゃぁ〜!楽しぃ〜!
その後も小さいながらメバルやムラソイが飽きない程度に釣れる。
16センチもヒット!
ひゃぁ〜!楽しぃ〜!
完全にあたりが暗くなるまでの2時間ほどポツポツと釣れ続いた。入れ食いと言うほどではないのだが、少し位置をずらすと時々釣れるようなイメージだ。
メバルは凪を釣れと言うが風が収まり上げが始まるか始まらないかのところで急激にアタリが遠のいた。
それをきっかけに今回の超絶命がけのメバル釣行を終了することにした。
もう少し季節が進むか、あるいは秋を過ぎれば良型が釣れるとは思うが数釣りをするなら今がチャンスだ。
お子さんと短い延べ竿で浮き釣りをすればきっと楽しい思い出になるだろう。
ワタシは例の大ジャンプ、頭頂部での頭突きがトラウマとなっており、教える時は極力子どもの後ろには立たないようにしようと思っている。
次はいつ行けるのだろうか。遠くの景色がどこか滲んで見えた。
それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!