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【荒川シーバス2019】2年使ったロッドの良さを改めて知る事になった!マジで電池が切れる5秒前!

どうもこんにちは!強烈ウォーターガンでズブ濡れ、ホウキの柄で叩かれるのは当たり前、肩車で全力疾走もなんのその、ダイハードのブルース・ウィリスみたいなパパになってきた編集長のヒビヤです。

先日我が家で息子が保育園年長さんだった時のお友達家族と集まってBBQなぞを楽しみ、大勢の子たちを連れて公園で恐怖の氷鬼などをやったわけだが、まず思ったのは毎日これをとりまとめる保育士さんの凄さよ。

とてもではないがワタシが保育士さんだったならば行方不明の子が出ていてもおかしくない。

全員が小学1年生であればまだなんとかなりそうなものだが、その弟や妹など下の子が揃うともはや千手観音様でないと面倒を見るのは不可能である。

手がいくつあっても足りないのだ。

保育園、強いては保育士さんには感謝しかない。

大変なのはどの親御さんもみな同じで子が大きくなればなるほど、複数になればなるほど心配事も肉体的、精神的な疲労も比例して大きくなる。

特にシングルマザーともなれば一人何役もやらなくてはならず、それはそれは大変な苦労である。

そこで!

レンタルパパと言うサービスをやったら面白いのではないか?

本田翼似のママ限定だけど!

と思いついたわけだ。

黒木メイサは一人でもなんとかなりそうな気がするのだが、

本田翼ちゃんは一人ではたぶん無理♪

まさかそんなサービスが世の中にあるわけがないと調べて見ると、

あった!

まじか。。。

ビジネスチャンスはどこに転がっているのか、わからないものである。

釣りもそうだ。どこにチャンスがあり、何をチャンスと思うのか。そしてその結果を受け入れ楽しめるのか、全てはそれに尽きる。

他人の釣果を気にしていては釣りなど楽しめない。いかに自分が楽しむかだ。

5月24日 20時30分〜21時45分

上げ九分ぐら

晴れ

少々強い南よりの風

半袖Tシャツで丁度良い

 

翌日は5月だと言うのにまさかの30度超え、33度の予報が出ておりいかにもそうなりそうな気候である。ただ幸いな事に湿度があまり高くなく風は爽やかだ。

自宅近くの公園ではカモの赤ちゃんが生まれようやく春が訪れたかと思った矢先の真夏到来である。

こうした極端な気候変動が水温の安定しない河川においては釣果を大きく左右する。

今回のような場合は期待が持てない方の気候変動だ。ただ、このような気候でも数日続いて安定すればその限りではない。

5月も終わりともなればトップウォーターに期待しないはずもなく、秘密のトップポイントからエントリーしウェーディングベストを装着、ヘッドライトを首から提げてスイッチオン。

これは!

マジで電池が無くなる5秒前♪

後方認識灯の点滅に合わせてヘッドライトも明るくなったり暗くなったりを繰り返す。

まずいぞ!何も良いことが無い昨今においてこのままだと釣りを断念しなくてはならない!

急いで準備を済ませるとみんな大好きソルトペンシルでトップウォーターの様子を隅々隈なく見てみるが、全く反応は出ない。

やはりトップウォーターでの勝負は6月に入り気温が安定してからか。

そこでハードコアリップレスミノーにチェンジしようとヘッドライトのスイッチを押すと一瞬点くものの、すぐにフワっと消えてしまう。

まだ帰りたくない!

彼女でもないあの娘に言われたらキュンっとする言葉だが、この場合は意味がかなり違う。

仕方あるまい。

ザ・真っ暗闇手の感触だけでルアーチェンジ!

iPhoneのLEDを使うと言う手もあるにはあるのだが、持ちづらいのとこのぐらいの事であれば感触だけでなんとかなるものである。

あらゆる角度、スピードでルアーを通すとグっと根掛かりのような感触の刺激が油断しきった思考へと急激に侵入してくる。

反射的な電撃フッキング!

根掛かりである。

大いに根掛かりである。

前回も同じ場所でスーサンが根掛かった覚えがあるので、きっと何か流されてきたものがあるのだろう。

ラインを弓のように弾いたり、立ち位置を変えたり、何をどうしても外れない。

またアレをやらなくてはならないのか。

しかもこの暗闇の中で。

ザ・真っ暗闇レスキューロボ!

オラぁ、ものすっげーイライラすっぞぉ!

なんとなくうっすらと見える範囲での作業なのだが、思いの外すんなりと救出することに成功し主に表層を中心としたランガンを繰り広げるが全く反応がない。

ただの荒川のようだ。

ベイトフィッシュの姿が見えないのが気になるところではあるが、そろそろテナガエビも大きくなっている頃だ。頭を切り替えて心霊開墾ポイントへと大きく移動するとスーサントゥイッチでテナガエビを演出してやる。

するとすぐに答えは出た。

グッと抑えるような手応えを感じた直後、きつめに締めたドラグをジーッっと出しながら走り出す。完全に向こうアワセだ。

これはでかい!

まずいぞ!ストラクチャーに擦られてしまう!

そう、これは新しいコイの予感♪

まずいぞまずいぞまずいぞ

ワタシが使うロッド、メジャークラフトのスカイロードはライトアクション。使い始めてからは初めての相手だ。

まるで未知の世界。見知らぬ人妻とのイケないひとときとはこのような感じなのではないか。

やもすればそちら側へと引きずり込まれそうなほどに引きが強い。

しかし意外や意外、諸兄のフニャフニャの股間とは違いコシのあるバシっとした感触であれだけのパワーをピタっと止めるどころかこちらの思い通りにコントロールすることすらできる。

なんだこの竿!俺の竿!

もちろんロッドはバットからブチ曲がるがなんの不安も無い。

ラインももちろんツリーバオリジナルのPEライン0.6号、リーダーはいつもの海平ナイロンライン5号。

30分の時間消費を覚悟したが、ものの5分ほどでネットに入れることができたのだが、

おもっ!

くっそおも!

どかーん!

70センチオーバーのデブ鯉様だ!

足下に寄せてもなお浮かせる事ができるバットパワーに驚いた。こんなことでロッドの良さを改めて知るとは思いもしなかったが、MLあたりのロッドを日頃使っている方からすればかなり柔らかく感じるはずである。

シッポのスレがかりとは言え相当に面白いやりとりでまるで青物のようであった。シーバスではいくらランカークラスでもここまでの引きは味わえない。ワタシのスタイルの問題もあるが、基本はゴリ巻瞬殺ランディングだ。

ひゃぁ〜!オラ、楽しぃっぞぉ!

これで大変に満足してしまい帰ろうかなぁと思いつつ、念のためソルトペンシルを通すと、

パチャッ!

恐らく20センチぐらいだろうか、小さなシーバスがトップでアタックしてきた。

通年通して起きるやつですね♪

くそう!

違った形ではあるが、満足感に足取りも軽くシーバス快速号のもとへと戻ると暗闇で苦労しながら納竿するのであった。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!