こんにちは!イシザキです!
山登り好きな友人がいます。
「好き」とゆうよか「山狂い」といった方が正しいかも。
世界の7大陸最高峰のうち、エベレスト、北アメリカのデナリ、南極にあるヴィンソン・マシフ以外は経験済みらしく。
近々、植村直己さんが眠るアラスカのデナリへ、単独登頂に挑むらしい。
その山狂いに「辛い思いして、なにがそんなに楽しいん?」と問うに
高さじゃないんだよな。楽しいのはその山の個性や!
だそうだ。へぇ。
Because it’s there.
死後75年ぶりにエベレストで発見され、その後も世界一高い山で眠り続けている有名な登山家の名言である。
言葉の真意は知らないけれど、当時のエベレスト山頂は誰も知らない未踏の地。
そこから眺める世界はどんなものだろうか
山頂まで行けば神様とか仙人とか、いるかも。
噂の白いゴリラくらいきっといるだろう。あぁ
とにかくあの山に登りたい。
僕も年に1~2回くらいはその辺の山に登りたくなるくらいに、ニワカ山登り好きです。「山登りの何が楽しいの?」って聞かれると、そういった山の個性を発見するのに楽しみを覚えているのかも。
と、友人と偉人の名言に一方通行とも思えるちょっぴりのシンパシーを感じ、久しぶりに山登りに挑むことにしました。
目測で標高50m弱。
言いたいことはわかるが、声を大にして言いたい。
山は高さじゃない!大事なのは個性じゃろがい!
とはいえ、友人と偉人の言葉を引用した後、やや恥ずかしさも覚えるのが正直なところ。だが、そういった楽しみを教えてくれた山といえば、やはり実家の裏山なのです。
都会生まれの人は想像に難いかもしれませんが、クソ田舎育ちの人であれば「俺んちの裏山」が遊び場だったって人も多いのでは?
実家の裏山に立ち入るのは5年ぶりくらいだろうか …久しぶりの裏山の個性に触れてみたいと思う。
山の中腹にぽっつり、マツコの墓。我が家のご先祖様であることに間違いないが、彼女は一体何者なのか?なぜ一人だけここに埋葬れたのか?謎は多いが、やや平になっているので、休憩所として利用してきた。
山頂付近にある池。ちっちゃい池と大きい池があるのだが、乾季になると水がほぼなくなるのだが、以前に水が干上がりかけていたのでトコトコあるいていると、一瞬で腰まで池に飲み込まれ、危うく神隠しにあう寸前になったことのある想い出の地である。
とはいえ、小さい頃からの遊び場なのだ。「山の個性」とやらなんて知り尽くしているのでは?とも思うが、案外そうでもない。
こんな所に山桜!高さや幹の太さからして相当昔からここにあると思うのが、知らんかった。そういえばこの季節にがっつり山頂付近まできたことがなかったのかもしれない。都会の賑やかな花見もいいかもしれないが、山奥で寝そべりながら見る桜も乙である。
本当はもっと色々と「個性」がある山なのですが、今回はこれで精一杯。なぜなら…
遭難しました。目測標高50m弱の裏山で。
生きて帰るのが精いっぱいだったのです。
50m弱の裏山から。
そのあたりは機会があればということで。みなさんもお気をつけください。
山は高さじゃないんだよな
No Tsuri-ba! No Life!