どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。
みなさん、暗渠(あんきょ)と言う言葉をご存知だろうか。暗渠とは川を蓋で覆った状態だったり、地下を流れる水路の事を言うのだが、オシャレな皆さんなら一度や二度ならず、毎日のように通っている渋谷にも実は暗渠が存在している。
コンクリートで固められた水深数センチの川を見た事はないだろうか。
上州屋やタックルベリー、何かの用事で渋谷警察署に行かれた事のある方なら目にしたこともあるかもしれない。
そう、渋谷川だ。
現在、この渋谷川の源流は新宿御苑にあり、そこから国立競技場脇を通り、カクンと原宿の方へと向きを変え、超オシャレストリートの裏原宿・キャットスリトートの下を流れ、東急百貨店の地下を越え、国道246号線を超えたところあたりで開渠(暗渠の逆の意味)となり気持ちを不安定にするような深い護岸の極浅い川が顔出す。
そう言われてみればキャットストリートの細くてグニャグニャした感じ、確かにあれは川だ。
どうやらかつての渋谷川が「春の小川」のモデルとなったらしいのだが、ワタシの中では「春のうららの隅田川〜」が思い出されてしまい、非常に混乱しているのだが、そもそもこれは違う歌である。
ツリーバの拠点はこの渋谷川沿いのオフィスにあり、今まさにこの記事を、渋谷川を見下ろしながら書いているのだが、暗渠マニアのワタシはオシャレストリートの暗渠に目を奪われとても大切な事を忘れていた。
それは、渋谷川はどこへ行くのか、と言う事だ。
そこで、隣のデスクで仕事に励むデザイナーから見えないよう小さい画面でグーグルマップを開き、渋谷川の行方を追ってみた。
どうやら途中で古川と名を変えるようなのだが、その流れは天現寺のあたりから首都高に沿って下り、芝公園の横を抜け、浜崎橋ジャンクション下の運河にぶつかり、はては東京湾へと流出している事がわかった。
と、いう事はだよ、間違いなくシーバスは上がってくるわけだが、渋谷から下ったとして、どの辺りからシーバスが釣れるのだろうか。
つまり、どのあたりから深さが出てくるのだろうか。深さが増したとしても、溶存酸素量の問題もあるだろう。その条件が揃うのはどのあたりなのか気になって気になって仕事が手につかない。
以前、サカナクションの人が日本橋でシーバスを釣っているのをテレビか何かで見た事があるのだが、ワタシもあぁ言うのをやってみたい!
それで思い出したのだが、神田川の暗渠にボートで侵入するレポートを見た事があるのだが、シーバスはいるのだろうか。いるとすれば真っ暗だし、プレッシャーなさそうだし、ボッコンボッコン釣れたりしないのだろうか。
誰か、ワタシを暗渠に連れてって。。。
それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!