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【荒川シーバス2016】トップウォーターでいつまで釣れるのか?取りあえずまだ釣れてます!

どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

なんだか今年はインフルエンザやウィルス性胃腸炎が例年より早く流行りだしているようだが、みなさん体調管理は万全だろうか。

我が家もそうだが、小さなお子さんのいらっしゃる家庭だとワクチンのような予防策の無い胃腸炎においてはお子さんが幼稚園や保育園などで感染、それが親御さんにも感染することが多々あるので、手洗いなどの予防、お子さんが感染してしまった時のおむつなどの後処理など気を付けたいところだ。

ワタシは子どもの頃に小学校で給食が原因と思われる集団食中毒になった事があるのだが、あれは本当につらい。死んでしまうのではないかと本気で思った。

その翌日に病院へ行くとワタシと同じ症状の子たちがたくさんいて、どうやら集団感染のようと言う事で新聞の記事にもなったほどであった。

貴重な隙間時間に生きるファーザーズアングラーは釣行機会を逃さぬよう、体調管理や予防もしっかりとしよう。万一、感染してしまった時は絶対に無理しないように釣りも、仕事も休養してほしい。

効果があるかどうかわからないが、手洗いとマスクで予防している元気100倍のワタシはいつものように快速シーバス号のペダルをこいで夜の荒川へと向かった。

11月25日 20時30分~22時30分

若潮下げ九分ぐらい

曇り

ほぼ無風

 

大きな潮周りに向けて若潮でありながら下げ具合はとても大きく、到着したころには水位はタイドグラフ以上に下がっていた。

こういう日はただでさえ少ないアングラーがさらに少なくプレッシャーが低いのと、ドシャローのトップで好反応をする事があるので、トップマニアのワタシにとっては好都合だ。

ただ、日頃川底となっている足場がヌルッヌル。

磯ブーツドロッドロ。

干潟が大きく出てしまっているのでポイントも限られてはくるのだが、ゴロタの入っているところを探せば水際まで下りて広い範囲で探る事が可能だ。ただし、フェルトスパイクもほとんど効かないので転倒など怪我には注意が必要だ。

身を以て体験したワタシとしては、スロープ状になっている水深のあるところでの落水には特に注意をしてほしい。

月もなく、いつも以上に暗く感じる心霊岬ポイントからエントリーするが、日頃は川底となっている場所に立ち、背後に高く見える陸を見るとなんだかとても不気味だ。

恐怖心をトップウォーターの水柱への期待感に昇華させ、ソルトペンシルを強い流れが緩む岸際をアップで通してくる。

すぐ目の前でモヤ!バシャ!っとモジリーな反応があった。

あらゆる角度でキャストをするものの、最初のモジリー以外は反応がない。

流れは早く強いものの、風はなく、流れの緩んだところはツルッツルでいつトップに反応してもよさそうなものだが。

背後でガチっと何かが落ちるような音がしたのをきっかけに移動のため快速シーバス号のもとへ向かいつつ、あたりをライトで照らしてみたが人の気配はない。

怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ

このポイント周辺以外はズップズプに埋まるリスキーなウェーディングでもしない限り釣りにはならないほどに干潟が出てしまっているので、ストラクチャーポイント1へ大きく移動すると、うわぁ~出た~!

このクソ寒い中イチャイチャする性年男女!

水位が下がっている事もあり、彼らが座っているところから水面まではかなり距離があるので、構わずエントリー。

非常に足元は滑るので斜面の凹凸を利用して可能な限り下りるが、夏ならまだしもこの季節、いままで水のあったところは乾く事なくまだビショビショヌルヌル、万一滑ったらそのままノンストップ落水間違いなしだ。

ソルトペンシルを性年男女よろしくヘコヘコさせてくると、超ドシャローキワッキワでドバ!っと反応した!

これは!きたか!

波紋からするとなかなか良型に見えるのだが、食いきらないところを見ると、微妙だ。

ルアーを通せば通しただけ反応はする。4回目ぐらいだろうか、

ズパーン!

キター!乗ったー!

30センチぐらい。。。

角度を変え別のストラクチャー上を通してくると、

ズパーン!

小さそうだが。。。

しかしそれっきり反応が無く、大抵性少年少女などはこうして怪しい男が暗闇で釣りをしているとどこかへ消えていくのだが、この性年男女は場馴れしているのか、なかなか帰らないので、ストラクチャーポイント2へと移動すると、見事に干潟が露出し、捨てられたバイクや杭、何か気色の悪いイロイロが見えている。

怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ

シーバスにとって居心地良いと感じるであろう干潟キワのギリギリの水位のところをゆっくり、スー、スー、っとソルトペンシルを通すと、

ズッパーン!

キター!

ズババババババババ!

50センチ、あるかなイカの綺麗なシーバスだ。

開始から1時間、他にもモジリがあったがもう満足したし、帰ってビール飲みたいなと思いつつ、猫ポイント周辺をしつこく探るがこれ以上の反応はなく、時間だけを無駄に消費してしまったことを反省し、これにて納竿とすることにした。

先日、交換したFトップガイド、清掃とグリスアップしたローラーベアリングがすこぶる調子よく、キャストもリトリーブも気持ちがいい。どうやら感じていた違和感の原因はやはりトップガイドにあったようだ。

ここ最近の釣行は水位が下がっている時間帯と言うのもあり、トップへの反応があるにはあるのだが、逃さず食ってやる!と言う勇ましい気持ちで出てくると言うよりは、条件反射的に出てくるようで、変なところへのフッキングが増えてきた。もちろんトッププラグなので変なところへフッキングする可能性はいつだって秘めているのだが、出方が少々おとなしいと言うか、「お!餌やんけ!食ったろ!やっぱりやめた!」と言う感じで翻ってアタックしているようなフッキングだ。

今季、いつまで続くのかトップウォーターのシーバスフィッシング。

数もサイズもそこそこでいい、いつまでも続いてくれ!

それでは今日もNo Tsuri-ba! No Life!