どうもこんにちは!物作りに心の声と欲望が出てしまうツリーバ編集長の変死長です。
世間を震撼させたあのエイリアンルアーで70UPを釣ってしまうと言う前代未聞の大事件が起きてしまい、1年半前の告知通りプレゼント企画として前回、記事を書いたわけだが、読者のみんさんには是非ドシドシと応募していただき、さらには使っていただき、笑っていただければ幸いでございます。
【荒川シーバス2019】緊急特別プレゼント企画!進化するルアー、エイリアンルアーで釣れちゃったからプレゼントするよ♪
今回は噂のエイリアンルアーで釣ってしまった時のレポートをお伝えしようと思う。
11月28日 木曜日 19時30分〜21時
大潮下げ一分ぐらい
雨のちくもり
時折吹く北よりの風
極寒
快速シーバス号にまたがりペダルをこぐとグローブから出た指先は凍え、季節はすっかり冬のそれとなりイージスオーシャンがとても心強く感じる。
この寒さが意味するところはそろそろトップウォーターでは釣れなくなると言うことだ。出るとすれば最後のチャンスではないだろうか。
何をそんなにトップウォーターに拘っているのか。しかも自作ルアーで。
それは、
楽しいから♪
に他ならず、それ以上でもそれ以下でもない。
何も足さない、何も引かない。
釣りとは得てして自身が、そして自身で楽しむものである。
今回は水位が高い時にやりやすいピンポイントのピンポイントからエントリーすると、
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大量ボイル!
落ち着け。落ち着くのだ。
シーバスかと思いきや、マルタグイウーがトップで静かに食ってくる、なんてこともよくあること。
まずはキワッキワにキャストし自作ペンシルを通してみる。
ドッグウォークとシェイクの複合技だ。
ツーン、ツーン、ツーン、チョチョチョチョチョチョ
核心部へと近づく我がルアー。
来るか?来るか?来るのか?
来るぞ?
その時である。
グワっと下から戦闘機のようにルアーめがけ、体を横に倒し食い上がってきたのが見えた。
ズパ!
ああだぁぁああだぁぁあだぁあだだだだぁぁ
キタ━(・∀・)━!!!!
バルルルルルルルルルル
この出方最高かよ!
この季節らしい強い引きを楽しませてくれたのは50センチちょいちょいのキレイなシーバスさんだ。
その後も20センチほどのシーバスが2匹釣れたもののトップではその後が続かない。やはり季節が変わってきた証である。
1匹良型が釣れたのだ。ここでアレを試してみようじゃないか。
そう、意図せず卑猥な形になってしまったリドリー・スコット監督もビックリのエイリアンルアーだ。
ツリーバ読者のみなさんであればまた編集長おかしな事やってるよって思ったかもしれないが、
いやいやいやお母たま。これは本当に大真面目にエイリアンルアーとして作ったものなのです。
少しキワッキワから外した場所へとキャストすると相変わらず遠投性に優れたルアーであることを再認識する。
しかもお湯粘土と言う材質のためだろう、着水がとても静かだ。
この季節にしてはとても小さなベイトフィッシュが水面直下を泳いでいるのでロッドを立てて極力ルアーが表層を泳ぐよう意識をしてリトリーブする。
このエイリアンルアーだがそのある種いびつな形からは想像できない程に綺麗にゆっくりとしたウォブリングで泳ぐ完全なるシンキングペンシルだ。
水中、強いてはボトムの形状がよくわからない場所を通してみる。
着水地点とワタシのちょうど中間あたりに来た時、ドスっとしたアタリが出た。
これは!
電撃フッキング!
キタ━(・∀・)━!!!!
ズドドドドドドドドドドドド
ドバドバドバドバ
季節的なものだろう。エラ洗いはせずただただ重い。
サイズの割に物足りなさすら感じるほどあっけなくキャッチしてしまった。
ズドーン!
やったー!
エイリアンルアー初フィッシュが70オーバー!
これだよ!自作ルアーの醍醐味はこれだよお母さん!
こうなれば何が何でも自作ルアーのみのローテーションでやってやろうじゃないか。
左からエイリアンルアー、ペンシル、シンキングペンシル、この3つで勝負だ。
次にセレクトしたのはイモリカラーと名付けたラップペイントの自作シンペンだ。
キワッキワを少し外してキャストし、ロッドを立ててデッドスローでルアーを通す。
ワタシが一番苦手と言うか、飽きてしまう操作であるが背に腹は代えられぬ。とは正にこのこと。
早く巻いてしまいたい気持ちを抑えてゆっくり、ゆっくりとリトリーブする。
なんだかムズムズする。
スココっとした感触がラインからロッドに伝わり、ワタシの手に届いた。
電撃フッキング!
キタ━(・∀・)━!!!!
バルルルルルルルルルル
ズババババババババババババ
華麗なるエラ洗い!
少々足場が悪くタモ入れが面倒になりリーダーを引っ張って口にフィッシュグリップをかませる。
ズドーン!
ビタビタビタビタビタ
荒川汁ビシャビシャビシャ
またまた70UPのシーバスさんだ。
エイリアンルアーで釣れたシーバスと同じぐらいのサイズだがこちらはとても引きが強くエラ洗いも激しかった。この違いは一体何であろうか。
その後は40クラスが立て続けに2匹ほど釣れ、バラしやアタリも含めれば荒川中流域であることを考えればかなりレアな体験をすることができた。
とうとうトップでの反応は鈍くなってしまったが、ベイトとシーバスの出会いがマッチングすればきっと楽しめる日もまだあるだろう。
それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!