どうもこんにちは!ツリーバ編集長のフレディーマーキュリーの下の殿下ことフレデンです。
いよいよ5月25日の夜に緊急事態宣言が解除された。
いきなり2月以前のような生活に戻ることは難しく、しばらくは新型コロナウィルスと上手に付き合っていく他無さそうだ。
6月1日より2人の子の小学校が再開され、早い段階で簡易給食が始まるがしばらくは分散登校と学童保育との兼ね合いとなるのでなんだかんだ毎日のお弁当作りは必須である。
5月14日には首都圏と北海道を除いた地域で緊急事態宣言が解除されたが、我が源流ホームである福島県の檜枝岐村においては一村一集落の狭いエリアで暮らす人々の命を守るため、6月30日まで村内施設の営業自粛を決めた。
また、尾瀬については当面の間の入山自粛を要請しており、周辺の名山では山開きなどのイベントがすべて中止となっている。
もはやワタシ個人としては今年の源流釣りはほぼ諦めかけているが、7月〜9月までの状況を見て判断したいところだ。
いかんせん一つの行政に約600人が暮らす山に囲まれた狭い村である。誰か一人が感染すればたちまち村は各種の機能、日々の生活を無くしてしまうのは想像に難しくない。
なんなら今年は行かない方が良さそうな気もしている。
今回はそんな山奥の源流で使うワタシのイッポンをご紹介しようと思う。
安物しか使わない編集長のイッポンなんか見てもしょうがねーよと竿は固いのに股間はフニャフニャの諸兄は思うかもしれないが、これだけは割と珍しいイッポンだと思っている。
その名も、
ダイワ PG 深山
これはワタシの祖父が使っていたものなのだが、恐らく70年代の割と高級なもの。
一般的な硬調の渓流グラス竿ではあるのだが、注目はこのグリップだ。
まるで日本刀のようではないか。
今ではこんなグリップの竿は探してもなかなかあるものではない。
そして尻栓の独特な形状。
これだけ凝ったデザインをしているものは汎用品が多様される現在ではなかなか見られないものだろう。
エンブレムやネームは消えかかってしまっているが、往年のダイワファンであれば今のロゴよりもこちらのロゴに愛着があるのではないだろうか。
ワタシももちろんそのひとりである。
シャープさのかけらもないオヤジっぽさがいいのだ。
ダイワ
って感じがする。
ただワタシの扱いが悪く、どこかに薄いクラックが入っている。グラス竿で対象魚も基本的には尺までなのでカーボンのように裂けるような事はないのだが、祖父の愛竿であったことを思うと少々気になるところである。
あとは経年劣化のためだろうか、一度伸ばすと二度と仕舞うことができなくなる場合があるため、ここも含めて修正したいところだ。
今年はこのイッポンを使うことができるかどうかわからないが、深山、その名の通り山奥にはよく似合うイッポンである。
それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!