どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。
釣れない季節はルアー作りをしてモチベーションを維持しているワタシであるが、だからと言って釣りに行かずに籠っているのかと言えばまったくもってそんな事はなく、作ったルアーを早く使いたくてウズウズする。
これがこの季節のモチベーション維持につながる訳だ。そう言ったものがなくただただ釣れない日々を過ごせばイヤになってしまう。
特に飽きっぽいワタシの場合は。。。
先日作ったシンキングペンシルを仮塗装し、まだエポキシが乾ききっておらずペタペタするのだが、我慢できずに荒川へと行ってきた。
出発ギリギリまでムリヤリコーティングを乾かしていたのだが、ソコリのタイミングでどうしてもエントリーしたく、乾ききらぬルアーを持って見切り発車した。
1月6日 16時30分〜22時
小潮の下げ止まり付近
晴れ
微風
水位は低いものの先ずは大好きストラクチャーポイント1からエントリーし、早速出来上がったばかりでまだペタペタするルアーのスイムテストを開始する。
飛距離は抜群!
デッドスローでは引き波は立てずに水面下たぶん、20センチから30センチぐらいをゆっくり左右にフラフラとしながら泳ぐ。
早めに巻くとレンジはさほど変わらない様だが、破綻することなくダート様に不規則かつ大きくS字を書くようにスイムする。
ストップすればフルフルとフォール。
完璧だ!この荒川ホームにおいては完璧だ!
ワタシは今回も天才的で危険な才能を発揮してしまったのかもしれない。
これなら流れの中も、ピンポイントも、壁際も思いのままに狙うことができる。
危険なルアーだ。
夕まずめ、早速ポイント中をキャストする。
無反応。。。
ワームにももちろん無反応。
ストラクチャーポイント2へとスライドし、自作シンペンをデッドスローで通すと、
グッと根掛かりのような手応え。
これは!キタか!?
たも網付きのたもフレーム。。。
こんな漫画みたいなことがあってたまるか!ありがたく使わせていただくが!
違った意味で危険なルアーだ。
5グラム、12グラムそれぞれの重さでバクリーフィッシュ、スリートラップを通してみるが、やはり反応はない。
むむむ
秋にデイゲームで連続ヒットの奇跡を起こした下流のトップランガンポイントへ大きく移動し、その先の岬にも入ってみるが、無反応。。。
いつもならトントンとテンポよく移動するのだが、ここでは少しルアーローテーションを繰り返してみるが、ダメだ。
インターバルを入れたのと上げに転じて水位が上がったのとで猫ポイント経由でもう一度大好きストラクチャーポイント1、2をじっくり探ってみるが、どこもかしこも無反応。
少ないながらベイトはいるのだが、去年のようなワラワラと群れている状態には程遠い。ベイトがいない=シーバスがいない、ではないのだが、この季節は特にそれが限りなくイコールとなる。
最後の望みをかけてMMMポイントで残りの時間でできる限りの手を尽くしてみたが、アタリのアの字もなくタイムリミットとなった。
ノーフィッシュでフィニッシュです!
残念この上ない結果ではあるが、自作シンペンが素晴らしくいい泳ぎをしているので、今年のファーストフィッシュが楽しみだ。
それと、本ペイントをどうするか悩むのもルアー作りの醍醐味である。
ペイントを考えつつ、フローティングミノーも作ることにしよう。
それでは今日もNo Tsuri-ba No Life!