どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。
振り返ってみると去年は暖冬だったわりにちょうど今時季に積雪があり奇跡的に釣れ続いているシーバスの活性もさすがに落ちるのではないかと思ったのだが、サイズは大小あれど釣れない日はなかった。
それと目に見えるバチ抜けもすでに起きていたのだが、今年は上流の方でわずかなバチ抜けが起きてはいるようだが、ワタシのホームではまだ確認できていない。フックにくっついてくることもまだない。
これは、しばらく空中浮遊の修行が続く予感。。。
今夜も荒川へ行くため、忍法「直帰の術」を使ったのだが、人身事故による大幅遅延でいつもとあまり変わらない時間からのエントリーとなった。
1月12日 20時頃
大潮下げ五分ぐらい
晴れ
ほぼ無風
最初に言っておくが、今回は自作フローティングミノーのスイムテストだ!
決してシーバスを釣ろうと思ったわけではない。
これは言い訳でない。
もう一度言う、
これは言い訳ではない!
この日は大潮で潮位差が大きく、流れが激流になる事はわかっていた。
ワタシが苦手な条件だ。
そんな中でもなにがしかに流れがぶつかれば流れが緩む、あるいは反転する場所があり、そういったところを狙っていく。
まずはMMMポイントを遠くからみるとアングラーなのかよくわからないのだが、人影が見えるのでパスし、心霊開墾ポイントへ移動するとこちらにもアングラーなのかよくわからないが人影があったため、猫ポイントからエントリーする事にし、タックルの準備をしていると輪ゴムみたいので固定するフックキーパーがその輪ゴムみたいので弾かれて飛んで行った。
何回めだこれ!
めんどくせー
すぐ近くに落ちたようなのだが、探しても見つからないので諦めて早速自作フローティングミノーのスイムテストだ。
11グラム、
飛距離は抜群だ。
流れの中の引き抵抗も強すぎない。
問題はスイムそのものだが、足元まできたところでヘッドライトで確認すると、デッドスローでは弱いウォブンロールで不規則にフラフラっとしている。トゥイッチをするとピュッと一瞬ボトムの餌をついばむような動きをした。
完璧や!
シンキングペンシルに続いてまたもやワタシは天才的な才能で危険なルアーを作ってしまった。
これなら今日こそはファーストフィッシュが手にできそうだと鼻息荒く、意気揚々とルアーをキャストする。
自作のフローティングミノーとシンキングペンシルで表層を、ワームで中層からボトムを探る。
まったく反応はない。
ストラクチャーポイント1へと徒歩で移動し、年末にヒットした場所を中心に広い範囲で自作ルアーとワームを通す。
まったく反応はない。
ストラクチャーポイント2もダメだ。
これもう間違いなく数ヶ月間の氷河期到来だ。
今年もかぁ。。。
まるでそんなワタシをバカにするかのようにコイの出現がすごい。ズボーンッ!と上半身が飛び出したり、水面でジャプンっと翻ったりしている。かけてしまうととてもやっかいだ。
時計を見ると、鯉にすら相手にされぬまま21時30分。
飽きてきた!
水位も下がりまくり、トップウォーターの季節ならワクワクするような干潟の激シャローも今はあまり魅力的ではく、あくまでスイムテストに来たのだからと最後に少しだけルアーをキャストして自作ルアーがしっかりと泳ぐ事だけを確認し、納竿する事にした。
シーバス快速号へと戻り、先ほど飛んでしまったフックキーパーを探すが、やはりない。
諦めて立ち上がった瞬間なにやら黒い小さなものが目に入った。
あった!あったよ!母さん!
これは自作ルアーのスイムテストの記録である。
それでは今日も、No Tsuri-ba No Life!