どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。
そろそろ春一番が吹くのではないかと予報が出ており、みんな大好き金曜日あたりが強風となりそうだ。
南風が吹き込み春が近づいてきたなぁと思ったのもつかの間、次に待っているのは寒の戻りだ。
春の兆しはあるものの、まだまだ油断は禁物である。
今季のバチ抜けシーズンはまだチャンスはありそうだが、前シーズンと比べると完璧なハズレ年のように感じる。
これもまた自然が故の人の力ではどうにもコントロールのできない、ある意味面白いところである。
フローティングミノーを流すにしろ、ピンで狙うにしろ、ワタシが大好きな中潮終盤ダラダラ潮のこの日、何も迷う事なく夜の荒川へと向かった。
2月16日 20時30分~22時
晴れ
中潮上げ止まり付近か下げ始め
ほぼ無風
気温はイージスオーシャンだと全く寒くない。むしろ汗ばむぐらい
水位が高いと言う事で条件に左右されやすい心霊開墾ポイントからエントリーすると、あちこち水面にモジリや波紋ができているが、どうもシーバスっぽくはない。
ジュパっと吸い込むような捕食音もない。
あまり期待できそうにはないが、低い月に照らされながら影を落とさぬよう静かにまずはお決まりAREA10からキャストする。
ビーン
ガチャ!
ベール戻りである。
ネオプレーンのグローブをし始めてからどうもベールがちゃんと起こせていないようで、3回連続でベール戻りが発生。または無意識にハンドルは手前に、ベールは奥に倒すと言う基本が抜けてしまっていたのかもしれない。
モジリのある岸際から流芯付近と広く探っていく。
反応は、ない。
ただの荒川のようだ。
ポイントを変え、月でできた影を落とさぬよう静かにキャストをする。
バルルルルルルル
1分1秒を争うような状況でライントラブルである。
めんどくせー!
二日前のバチ絨毯をもってして無反応だった事からも、嫌な予感しかない。
ランガンしながら広い範囲を探っていくが、結果は同じだ。
モジリに騙され少々時間をかけすぎてしまったので、上流へ行くか、下流へ行くか、悩みながら快速シーバス号に乗り、まだ水位のある超干潟、MMMポイントにエントリーする事にした。
ここなら流しても、ピンポイントでも探れる。バチ絨毯ではないが、ほどほどにバチ抜けは起きているようだ。
しかしカモが多く、狙いどころが難しい。そして船舶と衝突すれば結構なことになりそうな四角い大きな物体が流されていく。何かはよくわからないが、不気味だ。
話は変わるが足立区のどこかで見つかったカモの死骸からトリインフルエンザのウィルスが発見されたとニュースになっていた。場所は風評被害防止のために未公開となっていたが、足立区でカモが大量にいる場所なんて荒川ぐらいしかないのではないだろうか。
まぁまずカモの死骸に触る事はないとは思うが、みなさんもしカモの死骸を見つけたら近づかないようにしていただきたい。
自作ルアー含めルアーチェンジをしていて気付いたのだが、
AREA10のリップ部分が割れている!
さっきのベール戻りが原因だろう。見た感じではダイソーエポキシパテで直せそうだ。
予備にしていた生イワシカラーのAREA10に切り替えてアップから流していくと、一度だけルアー付近でバチャっとなったが、たまたまコイが出てきたのか、シーバスが食いはぐったのかはわからない。
期待感の持てる反応はそれっきり。一度コイにスレ掛かっただけで残念ながらタイムリミットとなってしまった。
ノーフィッシュでフィニッシュです。
何年か前の釣れないバチシーズンにたまたま出会った犬の散歩をしていたおじさんに、あと2か月もすれば釣れるよ、なんて言われて本当にそうなった事があったのだが、今年はやはりそんな年のようだ。
修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ
2月最後から3月頭にかけての大きな潮回りでどうなるか。ここでダメならバチ抜けシーズンは終了に近づくかもしれない。
それでは今日も、No Tsuri-ba! No LIfe!