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【荒川シーバス2017】ニューロッドでの初シーバス!バチ抜けはそろそろ終わりの気配か

どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

荒川からも比較的近い別の大型河川ではバチ抜けが終了したようだ。ついこの前年が明けたかと思えばもうそんな季節である。

気まぐれ的なバチ抜けはあるかもしれないが、荒川中流域もそろそろバチ抜け完全終了だろう。

パイセンしか釣れなかった前日の荒川も湧いているには湧いているのだが、バチソーメン状態が大分落ち着いた印象であった。

流れが緩む場所にバチがたまっていると言った感じで、永遠に流れ来るようなバチ絨毯状態ではなく、状況は好転したかに思えた。

それならば、更にバチ抜けが落ち着き、マイクロベイトパターンと相まって、去年のように70クラスが連発したりしちゃうんじゃないの?と期待感を込めて今夜も荒川へと向かった。

3月16日 20時30分~22時

中潮下げ始め

晴れ

少し強め北よりの風
昨夜のバチ抜けがあり、この日もまだ後中潮のバチ抜けが期待できることもあり、ある一か所では集団アングラーで混んでいるのではないかと思い、今回は最初からストラクチャーポイント1へとエントリーした。

誰もいない。よし。

ただ風が強く水面が波打っている。

ライズや波紋が出ているのかもよくわからないのだが、とりあえずAREA10を全方向、ストラクチャーキワッキワまで通してみるが反応はない。

少しレンジを下げた方がいいかもしれないと、ワンダーをダウンでストラクチャーキワッキワへキャストし下げの引き抵抗を感じながらゆっくりとリトリーブする。

ズド!

キター!バチャバチャバチャ!

ニューロッドで初のシーバス!開始早々のヒットで気持ちが舞い上がる。

全く傷のない銀ピカ40センチぐらい!

ぐらいと言うのは計測しようと思ったのだが、猫が凄い低い姿勢になって忍び足で近づいてきたのですぐにリリースしてしまったのだ。

この猫、いつもワタシの後ろで見ているのだが、どうやらテリトリーは意外と広く片道300メートル以上はあるようだ。

困った事に魚ではなくルアーにいつも反応してしまい、万一の事を考えると怖くて一刻も早くルアーを猫の目から逸らさなければならない。

案の定いまにも飛びつこうとして姿勢を整えている。

すぐさまキャストすると諦めたのか、腕を組むような姿勢で丸くなりずーっとこちらを見ている。

ワタシが移動するまでずっと見ていた。

これ以降は反応が全くないのでストラクチャーポイント2へと移動するが、こちらも全く反応がない。

まだまだ水位があるので、快速シーバス号で大きく狩猟ランガンポイントへと移動し、独り占めの長大な干潟をランガンする事にしたのだが、少し離れたところでこの季節としては珍しくロケット花火をやっている人がいる。

スパーン!

スパーン!

特に騒いでいるような声も聞こえず静かに飛ばされるロケット花火。少々謎だ。

ルアーチェンジしながら上流へと遡行していく。

ワンダーをアップにキャストし通してくると、グっとした手ごたえで安定の根掛かりだ。

全くもって外れる気配がない。

またあれをやらねばならぬのか。

メインラインにレスキューロボ―をひっかけ、ルアー目がけて突入させる。

なかなかひっかかってくれない。

時間ばかりが経過していく。

めんどくせー!まじでめんどくせー!

しかし干潮となれば姿を現すであろう位置だ。誰かに拾われてしまうかもしれない。

なんとかフックを折って回収する事に成功し、それと同時にタイムリミットとなってしまった。

果てしなく無駄な時間である。

たった一匹ではあるが、ニューロッドでそれなりに手ごたえのある綺麗なシーバスをかける事ができたのだ。この日は釣果に満足して納竿する事とした。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!