どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。
さて、先日の釣行でベールの戻りが悪い事でライントラブルが発生している事が確実となったのだが、前回の釣行では手でしっかりとベールを戻してやればトラブルが発生しないが、最後まで戻りきらずにグラグラする事も判明した。
それであれば分解して調査してみようと言う事でまずは工具をアマゾンで注文だ。
最近はダイソーでも売っているようで、このネジにするメリットって何?と言う状態ではあるのだが、ダイワのリールでは画像のようなトルクスと言われる特殊形状のネジが使われているものがある。
以前は割と素人には外せないようにするとか、オートバイであれば盗難防止目的だったりとしていたのだが、もはや特殊工具ではなくなってきてしまった。ただただメンドクサイだけである。
ネジを外そうとして工具が壊れるなど粗悪な工具もあるので、購入の際はしっかりした物を選びたい。
カバーのネジを外し、カバーを開けるとベールの動きを制御しているスプリングとアームが見えてくる。
ここまでは至って問題があるようには思えないのだが、ベールを動かしてみるとスプリングがヘタっているのか、最後まで張力がかかっていないのがわかる。つまりグラグラの原因はこれだ。
ベールを外し、アームを外し、スプリングを引き抜いてみる。
ブヒー!
スプリングバラバラ事件。。。
バラバラになりつつもアームに刺さっている事でなんとかバネレートを維持できていたのだろう。
少し引っ張ってみたらポロ。。。
完全に劣化している。
純海水利用はほとんどなく、汽水域での利用だが、やはり塩分や金属疲労による劣化なのだろうか。
他のリールのスプリングを流用できないかと思いレガリスのベールを引っぺがしてみたのだが、スプリングの径が違い入らない。
釣具屋へ行くのがメンドクサイのでまたもやパーツ代に対して手数料の高いナチュラムパーツセンターでソラリスのパーツを注文し、パーツが届くまでは古いレガリスを使う事にした。
単体で持つと少々重さやボディの大きさが気にはなるが、ロッドとのバランスになるので、正直なところレガリス、レブロスクラスでも十分なのだ。
一昔前の高級リール並みに性能は高い。20年以上前はもっともっとショボいリールでランカークラスを上げていたのだから、何も問題はないはず。
むしろワタシのように扱いが雑で地面に平気で置いたりエクストリームな場所に入っていくのであれば、気兼ねなく扱えて楽である。
そして壊れたらポイっと使い捨てだ。
14カルディアが復活するのも、これまでに数々のあらゆる魚種を釣り上げてきた思い出のレガリスで久しぶりに釣りをするのも、とても楽しみである。
それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!