どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。
さて、みなさんGWは大好きな釣りを楽しめただろうか。最高の釣果で最高の笑顔のみなさんが容易に思い浮かんでしまう。
想像しただけで羨ましい!
お子さんと一緒に釣りをされた方、逆にGWは釣りをせずにご家族との時間を楽しまれた方、みなさんそれぞれに楽しい思い出ができたのではないだろうか
ワタシはと言うと、予告通り新潟で青物キャンプをし、新たなポイント開拓、発見もあり、4泊5日を大満喫してきた。
少しお伝えしていたが、家族は先発して群馬経由で3日に現地入り、ワタシはオートバイで直接現地入りの予定で当日の4時過ぎにXR230で一路新潟へ向けて出発だ。
GWにオートバイでダート林道を走り、桧枝岐村で源流釣行をしていた頃を思い返してみると出発の時点で結構な防寒をしていたような気がするのだが、家の中は暑く感じるほどであったためそこそこの防寒、大中小で言えば中防寒で出発したのだが、外環自動車道の大泉ジャンクションに到達する頃には完全に凍えている状態であった。
なんだこれは!寒すぎる!
その上時間的にまだ無いだろうと思っていた渋滞も発生。。。
途中ミレーのバックパックに詰めてきたイージスオーシャンを着込み、藤岡ジャンクションを越え、徐々に標高が上がってくるともはや耐えられないほどに寒くなる。
イージスオーシャンを持ってしても耐えられない寒さ。。。
ミレーのダウンを更に着てくればよかったとひとしきり後悔するが、時すでに遅しとは正にこのこと。
一寸先は闇、急がば回れ、藪から蛇などどうでも良い諺が頭を過ぎる。
低体温症なのではないかと本気で心配しはじめたころ、恐らくオートバイで通過するのは初めてではないかと思われる関越トンネルが見えてきた。周囲にはまだまだ雪が残っているが、風もなく、温かい関越トンネル内はつかの間のホッとトンネルであった。
関越トンネルを抜け下りきり、ようやく田んぼが広がる平野部へと出ると太陽も高くなり、気温が上がってくる。
やっと生き返った。。。暖かい。。。
こういった自然の営みを感じられるのも、釣り、オートバイの共通点だ。
2年ぶりに訪れた大潟キャンプ場までのルートに自信が無かったためiPhoneにナビをしてもらい、予定時間を過ぎてはいるが無事にキャンプ場に到着。しかし先発隊は上信越道経由で来たため事故渋滞に巻き込まれまだ到着していない。
ひとり寂しくキャンプ場内で待つ。。。
待つ。。。
テントも持たずにただ一人、バイクに跨ったままポツンとしているのは周囲からも目立つようだ。
思った以上に人が多く、テントとタープの場所をキープしておかないと良い場所がなくなってしまいそうだったのでヘルメットとタンクバック、バックパック、オートバイ本体を駆使して場所を確保し、しばらく待っているとようやく先発隊の家族たちが到着した。
のんびりしようと釣りはせずに焚火を楽しんでいたのだが、少し海の様子を見てお風呂に行こうと言う事になり、キャンプ場目の前の海岸へと立ち寄り少し日が傾き始めた大海原向けて久しぶりにメタルジグをブン投げる。
遠くに見える北アルプスの山々。
青く透き通った綺麗な海。
足元に広がる白い砂浜。
水平線に浮かぶ船たち。
群れになって泳ぐお魚さんたち。
なんて気持ちいいんだ!
気色悪い夜の荒川とは大違いである。
事前情報などは何も持たず、勘を頼りに行き当たりばったりな釣りが好きなワタシであるが、ズラっと並んだ青物狙いの釣り人たちを見れば言わずもがなである。
とにかく青物はいれば釣れるイージーな釣りもので、群れなり、はぐれイナダなりの回遊待ちとなり、釣り人がズラっと並んでいても釣りになるから場所を確保さえしてしまえば飽きるまで子どもたちと遊びながら釣りができるのでファーザーズアングラーには都合が良い。
しかもその引きは強烈で食ってうまいのだからどこにも文句の着けようがない。
ただ回遊魚だけあってその行動は早く、群れが来たかと思えばあっと言う間に去ってしまうので、タイミングを読むのがスポットでしか行かないワタシには難しく運任せの要素が強くなる。
これもまた次の釣行へと繋がる活力の源だ。
スローなジャーク&フォールで一度強烈な引きを一瞬だけ感じるアタリがあったが、温泉で冷えた体を温め翌日早朝の釣果に期待し、この日は30分ほどの釣行で納竿することとした。
それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!