どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。
いよいよ青物キャンプ本番を迎えた2日目。
寒さで自然と目が覚めたのが3時頃だろうか。日中とはまるで別世界の気温、この寒暖差が美味い米を育てると言う。
あまりの寒さにモジモジしているうちに4時となり、覚悟を決めてテントの外に出ると空はうっすらと白み始め、空気はテントの中で感じる以上に冷たい。
歩いても行ける距離なのだが、ここ2週間ほど腰痛が再発しているため甘えて車で釣り場近くまで行き、寒い時の強い味方イージスオーシャンとウェーダーを着込み海岸へと降りると既にアングラーたちがズラっと並んでおり隙間を探してエントリーする。
するとちょうど型の良いイナダをかけている方がいらっしゃる。
これは!
鼻息荒くメタルジグをブン投げ、ひたすらにジャーク&フォール、ジャークジャークジャーク&ジャーク、早巻のタダ巻、早巻のストップ&ゴー、レンジあれこれ。
遠く沖の方でナブラが起きているようだが、到底海岸からは届く距離ではない。また、時折コノシロの群れだろうか、大きな塊となった影が水面をザワつかせながら右へ左へと移動している。
しかし一向に強烈な引きはやってこない。
少し離れたところで投げている方がワカシクラスを上げているのは見えるが、隣近所の方には釣れている様子はない。
少しお話させていただいた方によると、前日は一日ポツポツとワラサクラス混じりで釣れていたようだ。
どうりですぐにアタリがあったわけだ。
焚火なんかしてないで釣りすればよかった!
隣近所が釣れ始めれば期待感も高まるのだが。。。
3時間以上キャストし続け表情が徐々に埴輪のようになってきたところでタイムリミットとなり7時30分にストップフィッシング。
残念ながらノーフィッシュでフィニッシュです。
気が付けば周りの音がまるで無音に感じるほど無我夢中でメタルジグを投げていた。
ふと静粛が訪れ、ただただ美しく青い海が目の前に広がっていた。
午後は下見も含めて子どもたちに延べ竿に玉ウキで釣りをさせてやろうと柿崎漁港へと行ってみると大勢の釣り客で賑わっている。
ここは両サイドをサーフに挟まれ、近くには釣り具店、港内には石鹸が常備された公衆トイレもあり、女性やファミリーに優しい漁港となっている。
5年前に来た時にも立ち寄った漁港なのだが、その時はあまり魚っ気がなくあまり印象に残っていなかったのだが、今回は見えシロギスがたくさん泳いでいる。
シロギス釣りたい!天ぷら食べたい!
子どもたちにフグを釣らせている場合ではない!
しかし子どもたちがグズグズになる魔の時間帯へと突入し、キス釣りは諦め、イナダも
釣れぬまま納竿することとした。
ファーザーズアングラーの辛いところである。
土曜は天気が崩れる予報となっており風の具合にもよるが釣りができない可能性が高い。つまりチャンスは翌日の金曜日のみとなる。
イナダ、イナダが釣りたい!お刺身食べたい!
イナダ官房長官。。。
それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!