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【荒川シーバス2017】恐怖!一投入れゴミ大量の荒川。。。でもライズはあった!

どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

人と言うのはどんなに好きな事であってもそれがよほどのレベルに達していない限り、その時の気分、体調によってモチベーションの高低が変わってくるものだ。

持病の腰痛、精神的疲労もありシーバス釣りたいなぁ、でもなぁ、でも釣りたいよなぁ、と迷いが発生していたのだが、想いのほか客先から早く帰る事ができたこの日、腰痛と精神疲労にも負けず、少し季節の変わった荒川へと行ってきた。

5月11日 19時30分~21時30分

大潮下げ1分ぐらい

暖かな晴れ

微風

 

先日の新潟青物キャンプの準備中に再発した持病の腰痛で椅子に座るのもつらいのだが、不思議と自転車は少々痛い程度で立って歩いている分には特にこれと言った不具合は感じない。

そんな体調芳しくない中ではるが、いつもよりペースを落とし気味で快速シーバス号を走らせ、猫ポイントからエントリーする。

前回来たときにはまだまだ冬を越した草木の間に新しい緑が芽吹いている程度であったが、季節は移ろいボーボーである。

草ボーボーである。

毎回そうなのだがGW開け最初の荒川釣行は全く気持ちが持ち上がらない。

綺麗な海や源流から急激に劣悪な環境となる所為だろうか。

もしかしたら以前ワタシが釣ったものかもしれないデッドリリースされたシーバスの死骸が浮いていたり、サクラマスの死骸が転がっていたり、白骨化したコイが転がっていたり、一瞬水死体かとドキっとするようなマルタ(ウグイではない)が浮いていたり。。。

やっぱり怖いよ。。。荒怖。。。

その恐怖に耐えながらマイクロベイトを意識してフィンテールバイブを投げるのだが、大潮名物一投一ゴミの入れゴミ状態。

開始5分で帰ろうかと思ってしまったが、体も心も不調な中、ここまで来たのだ。もはややるしかない。

ベイトフィッシュが時折水面に引き波を立てながらヒュッっと泳いで行くのでそろそろトップウォーターも効くか?とTDソルトペンシルを引いてみたりするが、反応はない。

ストラクチャーのキワッキワをAREA10、リップレスミノー、スーサンで探ってみるが、これもまたまったく反応がない。

ストラクチャーポイント1まで探りつつ徒歩ランガンして行くと少年らしい先行者の姿があったので、後ろからビックリさせてやる、などと言う事はせずにストラクチャーポイント2へと入るがこちらも大潮名物入れゴミ状態だ。

ポイントによってはゴミがあまり入っていない場所があったりするのだが、この日はどのポイントもゴミだらけで釣りができるような状態ではないのだが、そこは意地でもやらないと気が済まないワタシの性格上、諦めるわけにはいかない。

そうは言ってもこの状態に更にモチベーションが下がり、ストラクチャーポイント1の様子を伺うと無人になっていたので、少年とは違うところを探りにかかるとここももちろん入れゴミ状態。

なんとか隙間を縫って通したり、レンジを工夫しみるものの、反応はない。

ゴミだらけのただの荒川のようだ。

しかも濁りがひどいようでラインがまっ茶色になっている。

川に光を落とさぬよう背を向けルアーチェンジをしているとこの時期この時間には珍しく帰港のためだろう、シーバスボートが一隻通過する。

背後でドッチャンバッチャン波がたち怖いので正面を向いて波が落ち着くのを待っていると、

ズパーン!

引き波に揺られたベイトに刺激されたのか、ストラクチャーキワで良型のシーバスがライズした。

これは!

しかしそれっきり。。。

アタリもなければライズもない。

なんにもねー。

諦めの悪いワタシは最後に心霊岬にエントリーし、クルーズシンキングペンシルをゆっくりと通してくると、サイズ的には小さそうなアタリが一度あったが、それっきり。

タイムリミットの前にワタシの心がリミットオーバーとなり、泣く涙も枯れ、俯きながら納竿することとした。

あまり状況がよろしくは無さそうであったが、ベイトに激しいライズはある。そして夜でも暖かく釣りがやりやすい季節となってきた。

いつトップウォータープラグで出るのか、とても楽しみである。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!