どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。
人生を大きく変えてしまいそうな釣り大会の記事があったので、紹介しよう。
http://jp.wsj.com/articles/SB10024787458549603923904583225010881224232
釣り大国日本!であるが、競技として、ある種のショービジネスとしての釣りにおいては海外は日本とはくらべものにならないほどの先進国だ。
よく知られているのはブラックバスのトーナメントだと思うが、エントリフィーも高いがその賞金が桁違いに大きくビジネス、スポーツとして成立している。
日本のバストーナメントでも他の釣りではまず見ないほどの高額な賞金金額ではあるが、海外のそれとは違い、一攫千金!とまではいかないようだ。そこへ来て特定外来種問題など国からの規制が入ったのだから業界全体として苦しいのは明らかである。
どんな世界でもそうだが、こと競技となると問題になってくるのが勝つための不正だ。体ひとつのスポーツであれば薬物使用、乗り物であれば車両のレギュレーション違反など入賞する前提としてルールが守られているかが観点となってくる。
釣りであれば国内のバストーナメント中の不正で除名になった選手は何人かいるが、それらは自らのルール違反によるものだ。
所謂、自業自得と言うやつである。
しかし海外ではその賞金の大きさからか、入賞者にはなんとうそ発見器を使っての不正検査が行われるそうだ。
なんといってもその賞金金額はなんと、
3億1000万円!
そりゃぁ参加者としてはなんとしてでも手に入れたいだろうし、主催者としては不正した者に簡単に渡すわけにはいかないだろうし、慎重になるのもうなずける話である。
スポーツの世界ではドーピング検査や車両検査はあるが、うそ発見器による検査はなかなかないのではないだろうか。
ただこの件で入賞者はうそ発見器で不合格となり無実を主張するものの、証言に矛盾する点もあり、弁護士、連邦裁判所が動くと言う日本では考えられないような検証が行われた結果、検査には不合格、賞金は他の入賞者13人での分配となったようだ。
本当に不正したのか否かはよくわからないが、各方面からの信頼を無くし、挙句の果て超高額賞金は手にできず、日本でも釣りが原因で何か大切なものを失う人も少なからずいるが、なんともスケールのでかい釣り大会の話である。